下鴨神社に続き、上賀茂神社へ。
◆山城国一の宮 賀茂別雷神社(上賀茂神社)◆
(世界遺産・国指定史跡)
二の鳥居
賀茂御祖神社と対になり、一の宮を形成しています。
一の鳥居の先に広がる桜の園。
斎王桜
風流桜
二の鳥居をくぐり、白砂の神域へ。
細殿
(国指定重要文化財)
御祭神が降臨した神山を模しています。
前回参拝は、青空に白砂と檜皮葺きが映える夏でした。
*2013/8の写真
手水舎
神山の水を引いてきているそうです。
橋殿(舞殿)・土舎
(国指定重要文化財)
橋殿は境内を流れる川に架かっています。
古代の祭祀場を今に遺す史跡もあります。
岩上
葵祭りでは、ここで祝詞を奏上するそうです。
須波神社
(御祭神:阿須和神)
片山御子神社(片岡社)
(御祭神:玉依比売命)
縁結びのお社として人気のお社。
(絵馬もハート型)
片岡橋
(国指定重要文化財)
橋を渡り、川沿いを上っていきます。
川尾神社
(御祭神:罔象女神)
水神が祀られています。
*読みはミヅハノメノカミ
参道の奥には、
厳かな雰囲気のお社が鎮座しています。
新宮神社
(国指定重要文化財)
(御祭神:高龗神)
*読みはタカオカミノカミ
龍神を祀るお社で、普段は非公開。
立砂や岩上、水神・龍神を祀る境内社…
自然崇拝の雰囲気が色濃く残る境内。
楼門
(国指定重要文化財)
一般参拝はこの中門から。
中門
(国指定重要文化財)
<御祭神>
賀茂別雷大神
(カモワケイカヅチノオオカミ)
賀茂御祖神社の御祭神、玉依姫命が賀茂川で川遊びをしていると、上流から丹塗りの矢が流れてきて、その矢を寝床に置いたところ、御子を身籠ります。
その御子が御祭神の賀茂別雷命でした。
そして、成人した後、自らを"天津神の御子"と言い残し天に昇っていったそうです。
御本殿特別参拝も出来ます。
お参りを済ませて、森林浴。
川を下ります。
岩本神社
神秘的な空間。
ここの風景が無性に好きです。
奈良神社
(御祭神:奈良刀自神)
料理の神様を祀っています。
社殿は神饌所に面し、拝所はその一部になっています。
御祭神の名前は、楢の葉に神饌を乗せて献上していた事に由来するそうですが、それがいつの間にか"楢"から"奈良"に。
(前を流れるのは、有名な"ならの小川"です)
御朱印・御守り
御朱印は5年前に頂いたもの。
秦氏と並び、この地を支配した賀茂氏ゆかりの古社。
そして、賀茂氏の正当性を裏付けようとする神話…
古感と歴史ミステリーに浸かったお参りでした。
境内を後にして、社家の町並みを巡ります。
続く
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