コーヒーソムリエ珈琲講座☆プロが教える初心者からの珈琲学 -148ページ目

コーヒーをテイスティングする3つの方法【香りを感じる】

⇒ コーヒーのテイスティング

コーヒーテイスティング香り


前回は、
コーヒーをテイスティングする方法【色を感じる】
のお話をしました。


今回は、「香り」を感じていきましょう。


抽出(入れた)した珈琲液をカップに入れて…
というのは、前回と同じです。


では、珈琲液の入ったカップに鼻を近づけていきましょう。
目を閉じて自分の感覚を追っていくようなイメージです。


そこには、まずは苦味や酸味が感じられます。
コーヒーの持つ果実臭なども探してみてください。


コーヒーの香りは、
焙煎度合いによってもさまざまです。

焙煎の浅い珈琲豆では、酸味がベースです。
コーヒーが持っている酸味は、果実系の香りです。
柑橘系、シナモン系のさわやかな香りがあり、
アーモンドなどのナッツ類の香ばしさ、
クッキーやトーストなどの香ばしさ、
ダンボールのような、紙のような香りも重なります^^


焙煎の深い珈琲豆では、苦味がベースです。
ビターチョコ、キャラメルなど、
ぶ厚さを感じさせてくれるような香りから、
クッキー、ビスケット、紙っぽさのフワッとした軽い香り、
木や麦や麦を焦がしたような香り、
燻製などのスモーク臭、焼き臭、焦げ臭が重なります。

香りの強弱、香りの形も捉えてみてください。
イメージが膨らみますよ^^


珈琲液の香りは温度でも変化します。
時間の経過、温度の変化も、
味わいを楽しむひとつです。


「うちのラッシーの臭いがする!」(注:ラッシーは犬です)


このように、
何かに例えていくと楽しいですよね(笑)

ここでも頭でっかちにならず、
自由な発想で感じてみてくださいね^^


次回はのテイスティング方法は、
【味わいを感じる】です。

⇒ 焙煎で香味が変化する理由


【 オススメ本 】


「おいしい」を伝えたつもりで使っている表現は、およそ不完全なものばかり。表現力を豊かにするためのプロセスについてわかりやすく解説しています。

コーヒーをテイスティングする3つの方法【色を感じる】

コーヒーをテイスティングする3つの方法を紹介します。

コーヒーテイスティング色

コーヒーのテイスティング関連項目は、こちら
⇒ コーヒーのテイスティング


抽出(入れた)した珈琲液を、
透明のカップに入れてじっくり見ていきます。
(透明のカップがない場合は、白のカップでも…)


まず最初は「色」を感じていきます。

珈琲液の色は、
茶色(ブラウン)がベースになります。
見ていくところは、

・濃淡
・透明度
・光の入り方
・厚み
・濁り
・質感
・雑感


これを見ていくだけでも、
その珈琲液がどのように作られているのかが、
ある程度予測できます。

頭でっかちになる必要はありませんので、
自由な発想で珈琲液を感じてみてください^^


次回はのテイスティング方法は、
【香りを感じる】です。

⇒ 焙煎で香味が変化する理由


【 オススメ本 】


「おいしい」を伝えたつもりで使っている表現は、およそ不完全なものばかり。表現力を豊かにするためのプロセスについてわかりやすく解説しています。

入れたコーヒーは何日まで飲めるのか? 身体のことを考えると・・・

入れたコーヒーは何日まで飲めるのか?


【質問】

珈琲豆をミルして、ペーパーフィルターで入れた入れたてのコーヒーですが、
何日まで飲むことが出来るのでしょうか?


【回答】

おいしく飲みたいのであれば、早めに飲むに限ります^^
ご家庭で作られているコーヒーであれば、
だいたい半日~一日も持たないと考えたほうがいいですね。


あとは、下記は補足として書いておきますね^^


珈琲豆が焙煎されてから時間が経っていない、つまり、
新鮮な珈琲豆であれば冷めてもそこそこ美味しく飲めますが、
焙煎されてから時間が経っていて古くなっている珈琲豆であれば、
冷めた時に極端に不味くなります。
マズイ!と感じたときには、飲まないほうがいいですね^^

新鮮な珈琲豆の見分け方はこちら↓

⇒ 新鮮な珈琲豆を簡単に見分ける方法 お湯をかけてみるとハンバーグ状に膨らむ
⇒ 勘違いされる新鮮な珈琲豆 旨みが落ち着きふっくらした味



あと、コーヒーの入れ方によっても変化の度合いは違ってきます↓

⇒ コーヒードリッパーによる入れ方(抽出理論)の違い
⇒ ペーパーフィルターの違い


時間が経過することによって珈琲液は酸化していきます。

珈琲粉を攪拌するようなお湯のかけ方をした場合には、
珈琲液の中には濁りが出てきます。
この濁りが時間経過の味の変化をもたらします。

「コーヒーは透明度が高いほうがおいしい」

と言われるのは、
濁りが少ない珈琲液のほうが日本人の味覚に合うことと、
濁りが少なければ、時間経過による味の変化も少ないから、
という意味も含まれています。


酸化した珈琲液というのは、
刺すような嫌な酸味、刺激的な酸味がありますので、
無理して飲むことはオススメしません。

このような飲みにくくなった珈琲液に、
ミルクやお砂糖を入れて飲むのは本末転倒です。
身体のことを考えたらやめておいたほうがいいのは言うまでもありません。



■補足の補足

水出しコーヒーで作ったアイスコーヒーでは、2~3日ほど十分に美味しく飲めます。
水出しコーヒーとは、読んで字の如く、お水でじっくち時間をかけてコーヒーを抽出を作り方です。
でも、味が持つからと言って、わざわざ2~3日放置してから飲む必要はありませんけどよ^^

手軽に水出しコーヒーを楽しめるコーヒーサーバー


注意:【水タンク】ポリスチレン、【フィルター】AS樹脂が使用されていますので気にされる方はご注意下さい。一番下の受けるサーバーは耐熱ガラスです。


こちらのウォータードリップコーヒーサーバーは、nicorinさんに教えて頂きました。(こんなカッコよくて素敵なものがあるなんて、僕は知りませんでした^^)

ありがとう!nicorinさん

nicorinさんのブログはこちら
⇒ tototo coffee COFFEEと音楽をこよなく愛すブログ



■補足の補足の補足(最後にひとつだけ、プロとして)

ここでお話したのは、
あくまでもご家庭でコーヒーを作った場合の目安です。

抽出をきちんと理解したプロが作れば、もっとうまく作れます(キッパリ)
むしろ、抽出をしてから少し時間が経過したほうが、
「旨み」が出てくるコーヒーもあります。(それだけ抽出は奥が深い)

飲んだことのない方には、なかなか信じられないかもしれませんが^^