神秘 | 勇気づけの嵐c6217139-08

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勇気づけの嵐

 

<重要なお知らせ>

 

【記事再掲載のご案内】

 

本ブログに移行して来る前の記事を現在時刻で再掲載したところ、多くの方にご覧頂き好評でした。

 

そこで、最初に戻って再々投稿して行きたいと思います。

 

既にご覧頂いている方々には、はなはだくどい事になってしまいますが、続けてすぐに新規の記事を投稿しますので、少々お待ち頂けると有難いです。

 

その際、本記事はオリジナル日付2018年11月30日に変更しこちらの記事一覧に加わって行く事になります。

 

 

<日替り記事>

 

 

【音楽遍(偏・変)歴・ブルース編・6】

 

ここで大急ぎでブルース史を眺めてみましょう。

ワークソングやスピリチュアル(霊歌)に親しんでいた黒人達は、奴隷開放後、棉花畑や森林地帯での過酷な労働後の娯楽として、ギター等の楽器を用い、12小節で、失恋やセックス隠語を主とした慣用表現を多用するAAB詞型のブルースを確立します。

 

また歌詞に鉄道がよく登場するのは、本ブログ「自分から動く/過程円満」に書いた通りです。

さて、南部の田舎で拡がったこれら弾き語りのブルースは、大戦による産業の発達に伴う北部への大規模人口移動により都市化し、騒がしい演奏場所に適する様、電化・バンド化の変化を遂げます。

ミシシッピ組はメンフィスを介しシカゴへ。

テキサス組はジャズの影響を受けつつウエストコーストへ。

前回書いたブルース・シャウターは、後者のグループです。

 

いろんなスタイルがありますが、ロックン・ロールもこちらの影響が大きい様な。

さて2つの異なったスタイルに分かれる事になりますが、ジャズバンドの形態を取るウエストコーストに対して、シカゴでは、南部の荒削りなスタイルをそのまま電化したマディ・ウォーターズが大人気となりました。

そして、バンド形態も含め、これが主に白人のロックに引き継がれて行くのです。

ところで、メンフィスに留まったサークルの中にいたB.B.キングは、これも現在のあらゆるバンドに続いて行くのですが、エレキギターによるモダンな単弦奏法を確立したウエストコーストの巨人、T-ボーン・ウオーカーの影響を受け、またゴスペル唱法も加え独自のスタイルを築きます。

 

瞬く間に全国規模の人気者になり、地域にとらわれないブルースの発展に寄与します。

 

マディのバックを務めた後一人立ちする人達も含め、シカゴの面々もこのスタイルを取り込んで行くんですね。

 

但し、エルモア・ジェイムズやデトロイトのジョン・リー・フッカー、テキサスに留まったライトニン・ホプキンス等、強烈な個性を保った巨人達もいました。

 

しかしながら、個性派同士の異種格闘技も実に自然に溶け合うところがブルースの面白さです。

 

スイス、モントルー・ジャズ・フェスティバルでのマディとT-ボーン、ジョー・ターナーのバックで弾くエルモア、更には、本ブログ「捜し続けたヤツ」で書いた前衛ジャズのローランド・カークサニー・ボーイ・ウイリアムソンⅡ等ですね。

 

さてさて、日テレ系「ベストアーティスト2018」で、King & Princeの間に挟まれて元気に歌っていた近藤房之助さん。

 

「オープンハウス」に入り浸りつつ、房之助さんによくリクエストしていた盤の紹介に戻ります。


こちらもだいぶ経ってから日本盤が出たので、大喜びで入手したもの。

房之助さんもリスペクトするオーティス・ラッシュのコブラ録音盤です。

 

シカゴで活躍した人ですが、先述の様にB.B.キングの影響を受けています。

 

ピーター・グリーンのいたフリート・ウッドマック、そしてサンタナと唄い継がれて来た大ヒット曲「ブラック・マジック・ウーマン」の原曲で、ジョン・メイオールブルース・ブレイカーズに於けるエリック・クラプトンのギタープレイでも有名な「オール・ユア・ラブ」。

 

そのオリジナルをこの盤で聴く事ができます。

 

故人となってしまったオーティス・ラッシュは度々来日していて、私も名古屋市公会堂で観ています。

 

そして奥さんは日本人。

NHKの英会話か何かの番組で、長時間のインタビューも流れました。

 

「オープンハウス」では、他のレコードも、雑誌なんかで紹介されていたものは大抵すぐにかけてもらえましたから、凄いコレクションだと分かるのです。
 

(続く)

 

 

<シリーズ・自由研究ノート>

 

 

【お断り】

 

本シリーズでは、今までのキーワードシリーズと異なり極私的見解が多く含まれて来ますし、にわか学習による誤認もあり得ます。

 

なので、アドラー心理学についても触れている、色メガネを通して書いたエッセイとお読み取り頂ければ有難いと思う次第です。

 

 

【勇気づけの嵐・24】

 

8)スマイル/主演:松本潤

 

自分の出生のコンプレックスから、かつては荒れていたが現在は立ち直り、多国籍料理の店を出す事を夢見て町村フーズで働きながら前向きに生きているフィリピン・日本ハーフのビト。

 

かつて慕っていた林誠司に付きまとわれていたが、困っているところを助けその後距離を縮めて来た恋人の花を救う為に殺害してしまう。

 

そして以前に冤罪で有罪とされた殺人事件の影響で、死刑判決を受けてしまう。

 

拘置所で誠司殺害時の夢にうなされたビトは、面会に訪れた弁護士一馬に、控訴を取り下げて欲しいと依頼する。

 

死刑を受け入れ、誠司の命を奪った罪を自分の命で償うと言うのだ。

 

一馬は、死を選ぶことは償いにならない、と諭すが決意は変わらない。

 

花も同じく訪れたが、面会に来ないで欲しいと告げられるのだった。

 

そして年後の2015年、夏。

 

一馬は、ビトの死刑を覆そうと調査を続けていたが、ついにビトに死刑執行が迫っていることを知る。

 

一馬はビトのかつての冤罪を証明できる唯一の人間がいるらしいという場所に向かっていた。

 

誠司の父の所だ。

 

誠司の父親はかつて警察庁の次長で絶大な権力を持ち、ビトが誠司の身代わりとして殺人事件で冤罪逮捕された際、かねてから外国人に対する偏見を持っていた古瀬を取り調べに起用した。

 

その後、誠司が現行犯逮捕された事で辞任し、以降誠司と縁を切っていた。

 

少年時代の誠司に躾という限度を越えた暴力を振るい、その人格を歪ませた張本人。

 

警察官を引退した後は何もかも捨ててホームレスとなっており、2000年の事件の再審で初めて自分の息子が犯人である証言をし、一連の件の全てに於いてビトに謝罪した

 

最後に大きな救いがありましたね

 

一馬は、この事件や自身が韓国人である事からビトに共感し応援していました。

 

そして黒人差別と非暴力で闘った故キング牧師の本を差し入れたのです。

 

キング牧師は有名な演説の中で「私には夢がある。 「谷はすべて身を起こし、山と丘は身を低くせよ。険しい道は平らに、狭い道は広い谷となれ。主の栄光がこうして現れるのを、肉なる者は共に見る」 (イザヤ書40:4-5)この信仰があれば、絶望の山から希望の石を切り出すことだって叶う。この信仰があるなら、この国に溢れる騒々しい不協和音を友愛の美しいシンフォニーに変えていくことだってできる。この信仰があるからこそ我々は共に働き、共に祈り、共に闘い、共に牢に入って共に自由のために立ち上がることができる。いつかきっと、いつかきっと自由になる日が来る、そう信じればこそ

 

プロテスタントの国、アメリカでさえも人種差別や暴力が克服できないでいました。

 

こんなに平和的に活動した人まで暗殺してしまうんです。

 

実に人間は不完全なものだと痛感しますが、やはり理想であっても、その横並びの共同体感覚を目指して、平和的に主張的に、少しずつ前に進んで行かないといけないんだと、キング牧師の演説やこのドラマを観て思いました。

 

スマイルは夢の実現に不可欠ですね。

 

(続く)

 

 

【アドラー心理学と信仰・愛について(対神関係論)・24】

 

<神秘主義>

 

神秘主義については、ユングの共時性、予知夢のくらいで体験も認識も乏しく、多くを語れませんが、どうも聖なる領域を無理に自分主体で引っ張って来ようとしている様なところについては気になります。

 

この点、ルドルフ・シュタイナーの著書「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」では、「真理と認識への畏敬、礼賛の基調を持つ人だけが神秘学徒になる事ができる」「あなたの求めるどんな認識内容も、あなたの知的財宝を蓄積する為のものなら、それはあなたを進むべき道からそらせる。しかしあなたの求める認識内容が人格を高貴にし世界を進化させる為のものであるなら、それは成熟への途上であなたを一歩前進させる」と記述しています。

 

更に、人生に於ける困難克服、勇気が、宇宙と人間本性との神秘的な洞察に必要であると伝えていて、そしてその霊界との接触の結果として、「神秘学徒の生活態度の中に、人生を充実させ促進させる様な考えが後から後から、これまでの衰弱と抑圧をもたらす考えの代わりに現れてくる。人生の荒波の中を確実に進んで行ける様に、彼は人生航路の舵を取り始める」と述べていて、霊的能力についての記述が主体ではありますが、正に、共同体感覚、建設的な勇気、理想的な目標の相互関係と同じ事が重点的に述べられていて、注目して良いのではないかと思います。

 

シュタイナーも人間の力重視でニーチェとの共通性を自ら述べていますが、一方で、独特なキリスト教思想を展開していて、隣人愛や平等の意識を負けと捉える無神論のニーチェ思想については、アドラー同様、自分との相違点として認めていた様です。

 

(続く)

 

 

<シリーズ・アメブロ過去記事の復刻>

 

TV出演、雑誌記事、講演等でご活躍の鉄道ライター渡部史絵さんの著書に「路面電車の謎と不思議/東京堂出版」があります。

 

路面電車の本と言うと、今まで懐古調の写真集の類にしか接していなかったので、この著書は実に読み応えがあり圧倒されました。

 

日本の路面電車を中心にサンフランシスコのPCCまで、時間軸、空間軸ともに広範囲に渡って詳しく解説されています。

 

その内容たるや、法律から会社の沿革や路線、名所、車両、施設等々、初めて知る事実や気になっていた面白ポイントが満遍なく紹介されていて、正に路面電車大全ですね。

 

是非とも乗りに行かなくては、という気持ちにもなります。

 

内容が幅広いので、マニアから旅好きの方まで楽しめる好著です。 

 

最後は、高齢化、環境、エコ、観光等を見据えた、路面電車を中心とした総合的な街づくり、LRT(own)構想で締めくくりとなっています。 


ところで名古屋でも路面電車復活が検討された事がありました。

目的は、リニア開業を見据えた街の賑わいの分散や高齢ドライバー対策等。

低床化で高齢者でも気軽に利用でき、バスより輸送力の大きなLRT(次世代型路面電車システム)が欧米でも成功を収めていますからね。
 

ところが名古屋市のLRT新設案は、建設費がネックとなって敢えなくダウンしてしまいました。

専用レーンを走る連接バスになりそうです。

確かにLRTで成功しているのは、欧米もそうですが、JR富山港線を転換した富山ライトレール等、延長部を除いて既存のレールや架線を活用している例がほとんどの様です。

環境に優しい交通機関も、手間をかけて線路をめくってしまった街には戻りませんでした。

バスの電化に期待しましょう。

 

ところでこの復活話を耳にした時、広い道路の中央専用レーンを走る名古屋の基幹バス2号系統も、レールとセンターポール・架線を加えるだけで、人に優しい超低床路面電車に変身して走り出す光景が、目の前に広がっていました。

 

支線や延長部へ行くゴムタイヤのバスも、そのまま従来通りそこを走れるのでは?と思ったからです。

 

あと一歩で路面電車になれる?名古屋の基幹バス。

 

環境保護や輸送力向上の為にも安価で転換できれば...

 

(続く)

 

 

<鉄道動画集>

 

YOU TUBE「スヌーピー1」からご覧下さい。

 

 

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ベストセラー書「嫌われる勇気」で大ブレークを果たしたアドラー心理学では、困難を克服する活力を与える「勇気づけ」をとても大切なものと考えています。


本ブログは、夫婦関係、子育て等の困難から救われた自らの経験を活かす為、幸福を目指すこの心理学の案内役となり、各種ワークショップやカウンセリング等への橋渡しができればとの思いでスタートしました。

また、勇気づいた人の象徴的存在である嵐の活動、旅や趣味の世界等についても合わせて綴っていますので、同好の方にお楽しみ頂けたらと思います。

巻き起こせ!

 

勇気づけの嵐。