生薬につかう部位 | 古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

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昨日は民間生薬検定の講習会でした。

 

一昨年に初級・中級、昨年に上級を取りまして、そして今年は講師級。初級のころに比べると、受講者も半分以下になりました(笑)

 

 

 

 

 

毎回勉強する生薬のサンプルをもらえます。

 

 

 

 

 

 

サイコ(柴胡)

 

 

原料となる植物はミシマサイコです。ミシマサイコの根を乾燥させたものが「柴胡」という生薬になります。

 

 

 

 

ミシマサイコ

 

 

ミシマサイコの花や葉は生薬ではありません。生薬になるのは「根」だけなのです。

 

 

 

 

東邦大学薬学部の一般公開の時に購入した小さな苗が、一昨年に咲きました。次の年もこぼれ種で芽が出るのを待っていたのですが、残念ながら出てくれませんでした(泣)

 

 

 

 

 

 

センキュウ(川芎)

 

これは育てたことがないので、花の写真はありません。(もちろん講習会の資料には載ってますが)。

 

 

センキュウの生薬部位は「根茎」。根ではありません。白く見える部分は根を取り除いたです。根は生薬ではないので、取り除いてしますのです。

 

 

根茎・・・地下茎の一種で、地中を根のように広がる植物ののこと。
節や芽がある。

 

 

 

 

 

 

トウキ(当帰)

 

 

当帰は「根」が生薬です。身体を温める力が強いので、女性にとても良いんですよ。

 

 

 

昨年、奈良県高取町で大和トウキのモニターツアーに参加しました。の暑い最中、千葉から夜行バスで行ったのに疲れが出なかったんですよ。

 


 

 

 

他に、ニンジン(人参)・チクシニンジン(竹節人参)・ジオウ(地黄)を学びました。これから少しづつ紹介していきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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