大和トウキ
奈良県原産の薬草
主に根が婦人病系の漢方薬に使われる
葉は食用として使われる
早稲田大学 医学を基礎とするまちづくり研究所の「農村健康観光の開発に関する研究の一環として行うモニターツアー」に参加しました。
大和トウキ収穫・薬草を使用した食事・ワークショップ・薬狩り散策など「農村健康観光」を体験することにより、どういった医学的効果があるか検証する研究です。
ここは、大和トウキを栽培されている「ポーニーファーム」さんの畑です。
まずは、大和トウキの収穫を体験しました。
大和トウキと並んで、アメリカタカサブロウが生えていましたよ。
大和トウキをかじってみました。
同じ科のパセリに似て、少し苦くて刺激があります。後から軽い甘味を感じるところがパセリとの違いかしら。
収穫後の手は、大和トウキのいい香りが。何度も吸い込みたくなります。女性のための薬草って感じがしますね。
大和トウキの根。2年ものだそうです。
これを細部まできれいに洗って(これが大変手間のかかる作業なんだそうです)、しっかり乾燥させて出荷。
トウキには、ホッカイトウキ・カラトウキ・西洋トウキ(アンジェリカ)などがありますが、大和トウキの薬効が1番高いそうですよ。
ポーニーファームさんの作業所へ。
温室で大和トウキの苗を育てています。
左:キハダ、上;タチバナ、下;サフラン
上:20年物のキハダのキハダ、下;皮を剥いだ後のキハダ、右;キハダの皮
薬用に薬効るのは皮ですが、残った幹も活用しようと色々かんがえているとか。
大和トウキの種も収穫しました。「せんとくんシート(笑)」の上で、茎から種をしごき採っていきます。
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