国立中学、
私立中学では
オリジナルの教材や
プリントを使って、
教科書をほとんど
(ときには全く)
使わないような
学校もありますね。
少なくとも、
私の周りには
このような学校が
かなり前からあります。
最近は、
教材の進化によって、
より一層、
【教科書を使わない】先生が
増えたような印象です。
先生が板書の手間を省いているような
印象を持ったりも…
この辺り、
教科書を使わず、
オリジナルの教材によって
難易度の高い問題に触れる事ができたり、
教科書に出てこないような
ユニークな問題を解ける
メリットもあるのですが、
個人的には、
日本の教科書って
よく考えて作られているなぁと
思うので、
【教科書での学習を
きちんと行い、
基礎の理解をしっかり行うこと】
の大切さを
感じています。
「難しい問題は解けるのに、
こんな(簡単な)問題を
間違えるんだ」と
思うような子。
本当にもったいないので、
私は、
こんな子を見つけたら、
生徒と一緒に、
教科書の例題を
辿っていくことにしています。
この場合、テキストやワークより、
教科書が良いという肌感があるのです。
どこのページから怪しいのか
共に振り返っていくと、
【詰まっている原因】が
スルッとわかったりします。
英語や日本史のような
例題がないタイプの教科書では、
タイトルだけを見せ、
そこに
どんな内容が書いてあったか
子ども自身に
答えさせることで、
理解不足な部分に気づいたりも。
単純に暗記するようなインプットは苦手でも、
声に出して説明するような、
アウトプットを経由するインプットが
得意なタイプの子っています
土台がふらついていれば
丈夫な家は出来上がりませんから、
教科書での基礎学力の確認は
おすすめです
【私立中学の場合、
中高一貫教科書として定番の
体系数学を使っている
中学が多いと思うのですが、
体系数学を普段から使っている子には
公立中学で使っている教科書を使って
基礎問題の確認、
逆に、
公立中学の教科書を使っている子には
体系数学を使いながら
基礎問題確認をしていくと
理解度確認がしやすいと
思います】