まいど~ニコ


絵本講師の くが やよいです。


 


 


 


今さらですが、絵本講師の仕事は 本当に


「人に支えられている仕事」だなぁと思います。


 


 


先日の小田原での絵本講座


『思春期を共に過ごす絵本たち』のことを


書いてくださった方がいます。


 


 


鉛筆主催者のとんちゃんのブログ★


 


鉛筆ご参加くださった花梨さんのブログ★


 


鉛筆ご参加くださったゆみさんのブログ★


 


 


 


 


みなさんそれぞれの感じ方、


受けとめ方で書いてくださって


 


こんな風に 講座の中でお話した


言葉の一つひとつを丁寧に聴きとめて、


しっかりと心に留めてくださっていることが


本当に、本当に嬉しく、そしてありがたいです。


 


 


 



 


講座の後、新しい一歩を踏み出された方も(〃∇〃)


 


 


 


~* ~* ~* ~* ~ 


 


 


 


 絵本講座の中でお話させていただいたことを


少しだけ、書きます。






私が絵本を読む理由は、


人の心の中に浮かぶと言われる


〝差別の氷山をとかすため〟です。


 


 


 



 


 


実は、いじめも差別です。


そして、私たち大人の価値観が


子ども社会に大きく影響していると思います。


 


 


 


それは、


「自分さえよければいい」という価値観です。


 


 


 


「自分さえ(我が子さえ)よければいい」


という


他者への無関心と、想像力の欠如


今、起こっているいろいろな問題の


根底にあると思います。


 


 


もちろん、「絵本や読書どころではない」


という人も いるかもしれません。


(私もそんな時があります)


 


 


 


でも、だからこそ、絵本や本を読んでほしい。


 


 


 


子どもは、未来そのものです。


 


【家庭で】子どもと絵本を読むこと、


 


【地域で】子どもたちと絵本を読むこと、


 


【学校で】子どもたちと絵本を読むことで


 


少しずつ、少しずつ、社会という海水を


あたためることができると思います。


 


 


 


特に、地域での活動は


文庫やボランティアの力なくしては


できないことかもしれません。


 


 


お家の人に


絵本を読んでもらうことがない子どもの場合、


そこでしか絵本に触れられない子もいます。


 


 


 


でも、子どもたちが一番


「絵本を読んでもらってうれしい人」


「いっしょに 絵本を読みたい人」


「その声を聴きたい人」


は 誰だと思いますか?


 


 


 


子どもたちが大好きな人と 


体と心を寄り添わせながら


絵本を読んでもらえるように


 


 


そこでしか絵本に触れられない子にも


生の声のぬくもりが届くように


 


 


私は、大人の人たちに


子育て中の人たちに


幼稚園や学校の先生に


地域のボランティアの人たちに向けて


絵本と読み聞かせの大切さを


絵本講座という形で お話したいです。


 


 


 


子どもたちが一番好きな人と、


お母さん、お父さん、


おじいちゃん、おばあちゃん、


お兄ちゃん、お姉ちゃんと 


絵本を読んでほしい。


 


担任の先生にも読んでほしい。


 


 


 


そして、


子どもに良書(←この言い方嫌いしょんぼり


読ませたいと思うあまり、


選書が押しつけがましくなってないか?


(〇〇はいいいけど、▽△はだめ、とか)


 


 


これはよくない絵本、だと


ばっさり 切り捨ててないか??


(それは、読んでもらった人が決めることやろー)


 


 


・・・・自問します。


 


 


 


絵本の猛者(!?)が集う勉強会等で


たまに某作家さんの作品が批判されたりして


(みんな頷いたりして)


「そこまで言わんでも・・・」と思うことがあったり、


 


「それは、良書というものを読ませたい


大人の価値観で、


子どもの感じ方は また違うんちゃうん?」


って思ったり。


 


 


いろいろあっていいし、


いろんなものを食べて子どもは大きくなるから。


 


絵本も、読書も、いっしょちゃうん??


って 個人的には思いますニコ


 


 


 


 


さて、今年一年の絵本講座の活動をまとめてみました。


 


 


これが書きたかったのに


ずいぶん長くなってしまった・・・(^_^;)