これまでにも
さまざまな絵本講座を受講してきましたが
思春期に特化した絵本講座は
はじめてでした。
もう高学年の子の、
『おまえ・・・まだ絵本読んでもらってるんか!?』という
言葉の向こうの気持ち。
それをしっかり聞きもらさず、
感じとってくれる大人がそばにいてくれたら・・・。
関西在住の絵本講師の先輩
くが やよいさんの
絵本講座に行ってきました。
関東の小田原まで・・・笑
前泊したホテルから てくてく会場へ向かう途中に
小田原城がみえました!
この日も快晴でした。
(小田原城は昨年、
このとき→とんちゃんに連れて行ってもらいましたよ)
こんにちは。
絵本の力を綴ります。
ひだまり絵本館の花梨です。
絵本で子育て「絵本講座」
大人のための「絵本セラピー®」承ります。
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学級崩壊ということばがあります。
メディアがつくった言葉。
けれど、現実はその教室に
今日も明日も、明後日も
通っていかないといけない子どもたちがいる。
時に、
「わたしたちは・・・」という言葉は
とても無責任な言葉だと思います。
「わたしは」どうするのか。
くがさんは、決してそんな
「わたしたちは」に責任転嫁しない方だと思いました。
個性あふれる、
ちょっぴりやんちゃな子どもたちのいた
高学年のあるクラスで
絵本の読み聞かせを続けた・・・
そんな体験が基になった絵本講座は、
臨場感あふれ、リアルが迫り、
なんだか一本の映画をみているような気持ちにすらなりました。
多感な時期に
あたたかな眼差しで
自分を「みてくれている」、
確かに、「気にかけてくれている」
そんな大人が近くにいるって
どれだけ子どもたちは嬉しいか。
自尊感情を育むことになるか。
くがさんに絵本を読んでもらえて
ほんとうによかったね・・・って
何度も涙が出そうになりました。
「子どもは、
大人が自分をどんな子と見ているか、
敏感に感じ取る。」と くがさん。
なるほどそうかもしれません。
ともすれば、
大人は子どもを勝手に色づけしてしまいます。
そして、大人がそう思ったように育ってしまう。
私も 甥っ子や娘を育ててきた経験から
絵本講座で「ことば」についてお話しすることがありますが、
大人の投げかける「ことば」
それ以前に、
「どんな子として見ているか」まで
敏感に感じとってしまうものなのですね。
絵本の力をかりて
どんな心の変化があったのか。
一見、なかったのか。
どんな行動の変化があったのか。
なかったのか。
ぜひ、多くの方に
くがさんの絵本講座を
体験してみて欲しいなあと思います。
体験・・・
そうなんですよ~
絵本をね、
ロックに合わせて読んでもらいましたよ
た・・・楽しかった~
講座の後のランチ 鯵定食
このね~アジのフライは毎度
小田原の楽しみなのですよ。
そうそうこの懇親会の時に、
ある方が
「〇〇な子に どんな絵本を読んであげたらいいでしょうか?」と
いうような質問をされていました。
〇〇な子かあ・・・
私だったら、そうだなあ・・・。
あんな絵本もいいかなあ・・・
こんな絵本もいいかなあ・・・
くがさんは
どんな絵本を紹介されるんだろう♪
と思っていると、
「その子を よくみたらええんちゃうかな。」
なにが好きか。
どんなことに興味があるんか。
自分の子は、その子のことをどんな子やってゆうてるんか。
本人に直接聞いてみるとかも ありやよ。
・・・
私は、ちょっとガツンとされました。
恥ずかしかったのです。
すぐに、私は自分の
「知っている」ものを引き出そうとしていたのかも・・・
と 思いました。
なんとか 答えてあげよう。
その方のために、伝えてあげよう・・・
なんて思いながら、
ほんとうは どこかで、
絵本講師だから ちゃんと答えなくちゃ とか
知ってることを教えないといけないとか
思っていなかったかな? と。
もちろん、
ケースバイケースです。
それでピッタリのときもあるでしょうし、
そんなアドバイスガが嬉しいと、喜ばれたこともあります。
それがすべて悪いということではなくて、
これは私の問題。
「その子を みつめる」気持ちの余裕というか、
もう少し、
あとひと呼吸だけ、
寄り添う気持ちが
もしかしたら私には欠けていたかもしれないと。
私自身を省みることになりました。
人の子どもだけでなく、
(あ、人間の子どもだけでなく(笑))
生きものすべてに対して愛情い~っぱいの
くが やよいさん。
・・・くがっち
科学絵本や写真絵本がお好きで
(これはこれだけでまた長文になってしまうので書きませんが、
素晴らしい絵本をたくさん紹介してくださいましたよ)
得意な くがっちですが、
そんなくがっちの
「科学絵本も写真絵本もとても大事。
でも、
目の前にあることがすべてではないということを知るためにも
ファンタジーは必要。」
という言葉にも涙があふれた花梨でした。
愛ってね、
想像力だなあとつくづく思うのです。
今回30冊以上の絵本を紹介していただいて、
その中で
私が早速購入してしまったた絵本はこちら・・・
サルビルサ
Amazon |
とにかく高学年男子は大好き♪
高学年男子は盛り上がるとおっしゃっていました
来月、小学校での読み聞かせ担当が6年生なので嬉しい。
早速、読もうと楽しみなのです。
ただ、実は・・・
私はまた違った感情がわいてきた深い(私にとっては)
笑えない絵本だったのです。
この話はまた別の時に・・・
ほんとうに盛りだくさんの絵本講座でした。
ありがとうございました。
しかし関西の絵本講師さんの講座を
なぜか関東の小田原で受講するというご縁
開催してくれた絵本講師で絵本セラピストの
とんちゃん ありがとうございました。
半世紀近く、
ただの一度も降り立ったこともなかった小田原が
どうしてこれほどまでに私を惹きつけるのか。
それはやっぱり・・・・・・
(昨年とんちゃんとめぐった小田原近辺と
登った小田原城→☆☆☆)
くがっちこと くが やよいさんの
ブログはこちらです→絵本の森と子どもの空
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ロックな読み聞かせシーンのお写真掲載されていますよ
私も こぶしをあげてます
今日も最後までお読みくださって
ありがとうございました
【ひだまり絵本館】
花梨の
『絵本講座』
『絵本セラピー®』
『お話会』など
絵本講師
絵本セラピスト®
「プレゼントに絵本」推進委員会
会員
『絵本』
あかちゃんのくにから
作: 花梨
絵: 宮本さちこ
ただいま
NPO法人「絵本で子育て」センターでは
絵本講師 第15期生となる
絵本講師養成講座の受講生を
募集していますよ~
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