12月の慶尚道&全羅道の旅レポ(12/10-14)
こちらの記事↓のつづきです。
12/11 馬山オリジナルの酒文化 トンスルを体験@午東洞トンスルコルモク サンドゥンイ
3日目。
早朝高速バスで馬山(マサン)から全羅南道の光州(クァンジュ)へ移動しました。
スケジュール
07:05 馬山(マサン)高速ターミナル発
09:56 光州(クァンジュ)総合ターミナル(U-Square)着
09:58 318番バス乗車
11:05 和順(ファスン)雲住寺着後見学
13:20 コールタクシーに乗り雲住寺発
13:45 和順コインドル着後、タクシーで移動しながら見学
14:55 和順コインドル発
15:20 光州高速鉄道 所台(ソテ)駅着
光州総合バスターミナル(U-Sauare)の目の前から郡内バスに乗り換えて、和順(ファスン)郡の雲住寺(ウンジュサ)に向かいました。
馬山→光州のバスが到着予定時間より遅れ、ロッカーにキャリーをぶち込んみ乗り換えるまでの時間はわずか2分。焦った~!
停留所はありませんが(笑)、ここで降り右方向へ10分余り歩くと目的地に到着です。
雲住寺(운주사・ウンジュサ)の一柱門。
新羅時代末期(9世紀)に道銑(トソン)国師により建てられたと言われています。
韓国の地形を船と考え、山が多い嶺南地域(慶尚道)に守られ精気が流れないという理由から湖南地方であるこの地に建てたそうです。
たくさんの石塔と石仏があることで有名。
朝鮮王朝時代の記録には「雲住寺は千仏山にあり、左右の峡谷に石仏と石塔が千基ずつあった」と記されていたそうですが、現在は石塔21基、石仏91基余り。
一柱門をくぐると最初に目に入るのが、手前の九層石塔(宝物第796号)。
違うお顔の石仏が背中合わせしていたりして、大変ユニーク。
円盤型の層が重なる石塔は初めて見ました!
こちらのお店で、アツアツで濃厚なテチュ茶(ナツメ茶。5千ウォン)をいただきました。
こちらが大雄殿(本堂)。
このお寺の最大の見所は、左側の階段を登った場所にあります。
こんな岩陰にも石仏群が。
こーんな高台にあるのが、
世にも珍しい横たわった石仏 臥形(ガケイ)石仏如来仏。
2体の石仏はそれぞれ12.7mと10.3mで、頭を南に向けて横たわっています。
千年以上もずーっと空を眺めているんですね。
その下には北斗七星のように並ぶ丸い七つ岩(七星岩)も。(広範囲過ぎて、5つしか写真に写せず)
雲住寺(운주사・ウンジュサ)
住所 和順郡道岩面大草里(전남 화순군 도암면 대초리 20)
道路名住所 和順郡道岩面千太路91-44(전남 화순군 도암면 천태로 91-44)
電話番号 061-374-0660
観覧時間 夏期7~19時、冬期7~18時
拝観料 大人3千ウォン
ホームページ http://www.unjusa.org/
馬山(高速ターミナル)→光州(ユースクエア)
所要時間 2時間25分(途中蟾津江(ソムジンガン)休憩所でトイレ休憩あり)
料金 一般13,300ウォン/優等19,400ウォン(2015年12月現在)
時刻表はKOBUSサイト で
光州(ユースクエアのGATE3から出て、横断歩道を渡った一番左手にある市内バス乗り場)→雲住寺
所要時間は318番が約60分、218番が約90分
料金 2,100ウォン(運転手さんに「雲住寺(ウンジュサ)」と告げると金額を教えてくれます。T-money利用不可)
光州発時刻表はこちらのサイトを参考に → ★
雲住寺発時刻表(料金および時刻表は2015年12月現在)
雲住寺の参拝を終え、もう一つの目的地である和順コインドルへ移動しました。
ここは公共交通機関がないため、コールタクシーを利用。
タクシーキサニム(運転手さん)に聴いた話では、和順にはタクシーが2台しかないそうです(爆)
雲住寺には食堂がないため(とうもろこしやおでんなどなら、券売所横にあります)、朝買っておいたキムパッを食べながらタクシーが来るのを待ちました。
雲住寺から20分ほどでコインドルの北西側の入り口に到着しました。
和順コインドルは、過去に訪ねたことがある高敞(コチャン)コインドル 、
江華島(カンファド)コインドル とともにユネスコ世界文化遺産に登録されています。
和順コインドルは1996年に発見され、北西から南東へと伸びる渓谷に沿った5kmの敷地に596基の支石墓(コインドル)が密集しています。
キサニムが「ココで止めますよ」と言いながら、フォトスポットで適宜車を止めてくれ「アレを撮影するように」などと教えてくれました(笑)
こちらの階段を登っていくと(気が付けば、この日も階段を登ってばかり(爆))、
マダンバウィ(庭石)と呼ばれ、100人が座れるほど広い採掘場がありました。
キサニムが、「韓国のコインドルで採掘場が残っているのは和順だけだ」と誇らしげに言ってました(笑)
左手奥に見えるのは貯水池。
キサニーム、こんなに登るなんて聴いてないよ~!!!
官庁岩支石墓群で、その背後に官庁岩採掘場がありました。
「コインドル遺跡」という文字の奥が月谷貯水池。
月岩碁盤式支石墓。
奥のグリーンの部分が採石場。
こちらが和順コインドルで最大級の280トンあるピンメバウィ(投げ岩)碁盤式支石墓。
こちらは蓋石式のコインドル。
サイコロみたいなのもありました。
一生分のコインドルを見たような気がします(笑)
南東の出入り口は屋内展示場がありました。
砕石場から石を切り出し運び出す様子。
卓座式、基盤式、蓋石式といったコインドルの種類。
和順観光を終え、そのままタクシーでこの日の宿泊地である光州へ向かいました。
ちなみに雲住寺→和順コインドル→光州都市鉄道 所台(소태)駅までのタクシー代は66,000ウォンでした(コール代3,500ウォンを含む)。
和順コインドル(화순고인돌)
住所 和順郡和順邑東軒キル23(전라남도 화순군 화순읍 동헌길23)
電話番号 061-379-3933
入場無料
光州総合バスターミナル(U-Sauare)からタクシーで約50分(23,500ウォン)
和順コールタクシー 061-374-3002
または、光州(ユースクエアのGATE3から出て、横断歩道を渡った一番左手にある市内バス乗り場)→郡内バス(218番)・(318番)を月谷(ウォルゴク・월곡経由) 利用→月谷下車。所要時間約40分。
和順シティツアーバス
2015年はKorail光州松汀駅発着で雲住寺とコインドルを含むコースが3/21~11/28の毎週土曜日に運行されていました。(料金1万ウォン)
ソウルから光州までの行き方
セントラルシティ(高速ターミナル駅隣接)から光州(U-Square)へ高速バスを利用
所要時間 3時間半
料金 一般17,600ウォン/優等26,100ウォン
時刻表はこちら → ★
龍山駅から光州松汀駅までKTX利用
所要時間 1時間50分
料金 46,800ウォン
Korail予約(日本語)はこちら → ★
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