和歌山県の加太淡嶋神社に人形供養に行って来ました。
この淡嶋神社は、
医薬の祖神、酒造の祖神である、少彦名命（すくなひこなのみこと）
国造り、農事の神、大巳貴命（おおなむちのみこと）
応神天皇の母、息長足姫命（おきながたらしひめのみこと）＝神功皇后を祀る神社です。。
歴史は非常に古く、神功皇后の三韓征伐の折に「安産の祈願」を行ったとともされ、孫にあたる仁徳天皇が、友ヶ島の神島からこの加太の磯間の浦に遷したのが、この淡嶋神社のはじまりとされています。
友ヶ島から加太に遷宮したのが、3月3日でありひな祭りが始まったと云われています。
紀州徳川家に姫が生まれると、こちらに一対のひな人形が奉納されるようになり現在に至るようです。
紀州徳川家や紀伊国屋文左衛門とご縁の深い神社です！
婦人の病気平癒、安産、子授けの祈願の多い神社でもあります。
本殿はこのように、お雛様で一杯です。
美しいお雛様ばかりなのですが、若干の違和感が・・・
少彦名命を始めとする神様をお祀りしているのに、まるで雛人形を神様としてお参りしているような錯覚、少々の違和感を感じます。。
以前にUSJのホラーイベントに、奉納された人形を何百点も、奉納者に無許可で貸し出したと物議を呼びました。。
神社側としては、多くの人に見て貰う事で人形も喜ぶ
それだけ供養になるとの説明です。
物事、捉えようですね。。
至る所に人形や縁起物が置かれています。
うちの姪っ子も供養のため奉納しました。
3月3日のひな流しに、お内裏様とお雛様を白木の船で流してから焼却する神事を行って頂けます。
人形には色々な想いが込められているものです。
子供たちの成長や幸せを願い、其々のご家庭で引き継がれていくものですが、最近の住宅事情として、大きな段飾りは置きにくくなっています。
しっかり供養をして、お役目を終えて頂ければと願います。
紀伊国屋文左衛門のみかん船の帆柱です。
祈願しながらくぐると願いが叶うそうですよ。。
うちの姪と子供、そしてその母です。
本殿ではご祈祷中という事で、少し離れた場所から今回も祝詞の奏上、「先天三種大祓」を奏上しています。
他にも、病気平癒のスポットがありますので、動画の方もご覧ください。
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