日本国紀を読んでみました! | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

 

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を、読んでしまいました。


たくさん、読みたい本が溜まっているし、

やりたいこと、

やらねばならないこと、

が山ほど溜まったいて、先送りしていたんです。


が、

こんなツイッターで盛り上がっているので、


思わず、買って読んじゃいました。


読後感を記事にしようと思っていたのですが、

読んでみると、当たり前のことが書いてあるだけで、

特別、記事にしたいことが、ありません。


逆に、率直に言って、

何がいかんの?

と思っちゃっいました。


そして、何が問題になっているのか知りたくて、

日本国紀批評

とかで、ググってみました。

 
ある程度、まとまった文章として批判しているのは、

下記五つくらいでしょうか?

でも、あんまりピンとくる批評記事が見つかりませんでした。


(1)百田尚樹『日本国紀』の無知と矛盾にネットから総ツッコミが! 同じ本なのに主張がバラバラ、監修者降板騒動も
   小杉みすず
   

(2)百田尚樹『日本国紀』コピペ論争と歴史通俗本の果てなき戦い
   山本一郎
   

(3)百田尚樹『日本国紀』を読んで「がっかりした」理由
   松竹伸幸(ジャーナリスト、編集者)
   

(4)安倍より作家のトンデモ本騒動
   適菜 収
   

(5)『日本国紀』の示した「日本人の物語」の不在
   池田 信夫
   

ということで、今回は、書籍の書評記事ではなく、

 

書籍の批評記事の書評記事になります^_^



(1)何となく悪意を持ってかかれていますが、

言ってることは、

「細かな歴史の事実に対して、間違いがある。」

だけのような気がします。

この批評では、この本は、

初め、日本は、万世一系天皇が治める国と言った。

その後、(歴史が神話か分からない古代に)断絶があったのではないか,

と、推測されるとの記述がある。

また、最後に、日本は万世一系の国であるとの結論が来る。

これは、矛盾だと。


まあ、そうかもしれないけど、

古代に地球上の全ての陸地が海に没した事実は考古学ない。

だから、ノアの箱船伝説に基づく歴史感は事実ではない。

みたいな、歴史分析ですよ。


神話時代に近い歴史にある、

事実とは思えないような記述の矛盾を気にするより、


それを信じて、頑張った近現代人の歴史分析をした方が良いですよ。


万世一系が当時も国是であり、

鎌倉、室町、江戸の武家社会を通じて、途切れることなく連綿と続き、

その結果、万世一系の天皇を中心に、

日本国民が一致団結して、協力するのが

国是となり、日本国民の認識であり、宗教になった。


これがあったからこそ、近現代になって、

ただ一国、一致団結してキリスト教徒の侵略を跳ね返すことができた。

ということです。


これが、正しい歴史の分析であり、

この書籍がやっているのも、このような分析ではないでしょうか?

参考「天皇制という奇跡」



本当かどうかはともかく、それを万世一系だったと信じる宗教を持ち、

それを相当程度裏付ける、相当歴史の長い皇室が存在する国家。

これが、近現代の日本の事実ではないでしょうか?

また、それがあったからこそ、日本の近現代史がある。

というのが、本当に大事な日本の歴史ではないでしょうか?


その歴史認識を潰したいがために、古代の歴史に矛盾があるって指摘は、

そっちの方が、本末転倒な歴史分析と思います。



(2)に関しては、コピペが多いとか、

あるとか、ないとか、そんな話。

これは、当事者同士、すなわち、

著作者と、著作権侵害で損害を被った人と、裁判所

でやってもらえれば良いことで、

個人的には、僕は興味が持てません。


ただ、ある本を焚書にしたい勢力がいたとすれば、

著作権被害者とは無関係にも関わらず、

盛んにこの手の攻撃を仕掛けてくるのは、

常套手段だと認識しています。



(3)も万世一系に関しては、(1)に近い感じ。

あと、「先の戦争を真剣に反省せねばならない。」と書いているのに、

「具体的に、戦争を防ぐ方法が書いていない。」

だと。

それ、日本の立場に立って、完璧にできた人いるのだろうか?


そういう批判をするのであれば、

その人(松竹伸幸氏)にこそ、それを論じていただきたと思います。

具体的かつ明快に、それ出来た人いないのではないかと思います。


本書(日本国紀)にも、触れられていますが、

満州鉄道の利権を独裁せず、アメリカと共同運営にしていたら、

どうであったろうか?


あとは、田母神俊雄さんもおっしゃってましたが、

ハル・ノートもらった瞬間に、それを世界中に公開したらどうであったろうか?


参考「田母神俊雄講演会at茨城護国神社参加報告 」

僕も、それくらいしか考えつきません。


相手は、喧嘩がしたくて、本気で挑発してきているわけです。

その状況で、それを避けるのって、相当難しいと思います。


参考「日本の戦争にYESを突き付けた人々」


⑷に関しては、典型的な罵倒記事です。

この字数では、論理的な反論を記述できないってことかもしれませんが、

だったら、執筆を引き受けちゃいけないよぉ〜。

としか、思えまへん。


⑸も似たり寄ったり、


たしかにアメリカが憲法を「押しつけた」ことは明らかであり、

GHQが検閲したことも周知の事実だ。

東京裁判が戦勝国による一方的な断罪だったことも確かだが、

そこにWGIPなどという系統的な方針があったわけではない。


だってさ。

ならさ、

日本人の外国渡航禁止令はあった、

キリスト教禁教令もあった、

一方的な外国人打ち払い例があったことも確かだが、

そこに鎖国令などという系統的な方針があったわけではない。

も、歴史的事実ではないだろうか?


でも、僕は、

WGIPも、鎖国もあったと考える方が、

素直で分かりやすい歴史分析だと考えます。


僕には、これも、

重箱の隅を突くような批判の一つとしてしか、

読めませんでした。


確かに日本人、

平和が続くとボケてくるのは、今に始まったわけではないけれど、

今回の平和ボケの原因に、WGIPが大きく関与しているのは確かなことだし、

それを理由にして、歴史的に不正確だから、この書はダメというのは、

無茶な論理だと思います。



率直に言って、これら批判者は、

この書の持って立つ歴史観、世界観に対して、

ノスタルジックな感情から、受け入れがたい心情を持っている。

しかしながら、

共産主義国家の崩壊が起こり、悪行が明らかになってしまい、

そもそも共産主義とは何か?

が明らかになってしまった現代では、

ほとんど、唯物史観が間違いなのは明らかである。

参考「共産主義とは何だったのか?」



実際、批判者も、この史観に基づく日本通史はかけていない。


そのため、何とか論理的に論破しようとしているんだけど、

分かりやすさを第一に書かれている

一冊にまとめられている通史に対して、

重箱の隅を突くような、粗探ししか出来ていない。


という感じです。


でも、論理的に対処しようとしているこれらの批判者はましな方です。

冒頭に掲げた、O田K子さんのツイート、

焚書にせえ!

と言っとるにも等しい過激なツィートですが、

何がどう悪いのか、シンパの発言含めて、それらしいのが全くヒットしません。

読んでもいないのに、

なんとなくけしからんと言って騒いでみた、という

反日左翼の、いつもの根拠のない、反射的行動っぽいですね。


なんか、この書籍、

年明けこのツィートのお陰で、さらに売れ出したみたいですね。

僕も思わず買っちゃいましたし。

これ、

逆神

というんですか?

思い切り、これになっちゃってますね。

相当強力な、日本国紀の販促になったようです。


日本国紀、これ良い本ですよ。

日本の歴史を古代から通して現代まで、

通してザックリ理解したいなら、読んでみると良いと思います。


ただ、全体がわかってる人が読むと、

「全体が矛盾なく、ザックリと書かれてるけど、当たり前のことしか、書かれていない。」

と思うわけです。

でも、それをまとめるのが、本書の目的で、それきちんと出来ています。

読んでみるべき作品だと思いました。


最後に、

手前味噌ですが、これでも長すぎると感じる人は、僕のこの記事を読んでみてください。

参考「日本の歴史の流れをまとめてみました」


これ、世界一コンパクトにまとめた、

日本史の通史になっているんじゃないかと、自負しています。


あと、日本の近現代史と、世界の動きが知りたいなら、これですね。

 

 

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これも長いと感じる人は、おなじく僕の記事で。

参考「先の戦争の悲惨な体験を語り継ぐな」

 


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