ワインは素敵な恋の道しるべ -369ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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広尾のプーリア料理のお店、『アンティキ・サポーリ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

赤ワインはプーリアの地ぶどうのワインを選ぶ。

テレーザ・マナーラ、2010年。

サレント半島のレッチェにあるカンテレ社のワイン。

カンテレ社は1970年創業のワイナリーで、地ぶどうを用いた良質の赤ワインや、国際品種の白ワインを生産している。


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ぶどうは、ネグロアマーロ100%。

とても濃い深紅の色合い。

熟したカシスやプラム、ブルーベリーの香り。

スミレ、なめし皮、ビターチョコレートやスパイスのニュアンスも持つ。

豊かな果実味、滑らかなタンニンを持つ、とても重厚なボディ。

アルコール度数が14%もあり、彼女は「ちょっと重すぎる」との評価。

ワインとしては美味いのだが、確かに食べている料理には重すぎるようだ。

このワインも直輸入と思われ、ボトルには輸入者のシールが無い。

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続く前菜は、プーリア風サラダ、アックアサーレ。

プーリアの定番の夏の前菜で、今日の野菜は蕪、タマネギ、ズッキーニ。

これに砕いた氷が混ざっている。

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前菜が小皿でいっぱい出るのがプ-リア料理の特徴。

続く前菜は、プーリア海の恵み、ヤリイカのリビエニ。

ヤリイカの中にはリコッタチーズが詰められている。

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カポコッロとズッキーニ・マリネ。

カポコッロは豚の首の肉で作られる生ハム。

ロンバルディアではコッパと呼ばれるが、プーリアではカポコッロなのだそうだ。

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パスタは2種類を注文し、それぞれ二人に分けて出してもらう。

自家製オレッキエッテ、蛸ラグーのトマトソース。

オレッキエッテは小さな耳という意味で、プーリア伝統のショート・パスタ。

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もうひとつのパスタは、焦がし小麦のオレッキエッテ、ズッキーニの葉とサルシッチャ、リコッタサラータ。

ズッキーニの葉も、プーリアではよく使われる食材。


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メインは、二人前から作ってくれるオーヴン料理。

プーリア山の恵み、鹿とズッキーニのティエッラ。

ティエッラとはテラコッタのオーヴン皿のこと。

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これが転じて、このオーヴン皿に材料を入れて焼く料理のことをティエッラと呼ぶようになったのだ。

プーリアでは欠かすことのできない料理である。

今夜も良く飲み良く食べたけど、広尾の『アンティキ・サポーリ』で彼女と過ごす夜は、まだ色々と続きます。



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今夜は彼女を初めてのお店に誘った。

広尾で待ち合わせ、西麻布方向に肩を並べて歩く。

「貴方が選んでくれるお店は何時も素敵なので、ワクワクしちゃう」とテンション高め。

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「プーリア州は貧乏な田舎なので料理は豪華じゃないよ」と予防線を張る。

「でも、東京で人気があるってことは美味しいってことじゃないの?」と、あくまで期待は高い。

『アンティキ・サポーリ』に到着。

本店はプーリアのモンテグロッソにある有名店で、シェフはピエトロ・ジート氏。

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東京店の料理長は山崎大輔氏で、2011年のイタリア料理コンテストの優勝者である。

店の感じは、イタリアの田舎のトラットリアといった感じ。

インテリアや什器類も全てプーリアからの輸入品。

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ワインも全てプーリア産なので、知見が無い。

そこでお店の方と相談し、シャルドネを選んだ。

地ぶどうのワインを飲みたかったが甘みが強いとのことで、辛口のシャルドネにしたのだ。

アジエンダ・アグリコーラ・ヴェトゥレーレが造る、サレント、フィネス、シャルドネ、2014年。

サレントの南端、ターラントのワインである。

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このエステートの記録は1600年に遡るという、長い歴史を持っている。

セラーはサレントの伝統的な石灰岩造りで、1800年代初頭に建てられたもの。

何度かのオーナーの交代を経て、今はアンナマリアとフランチェスカのブルーニ姉妹が運営している。

多くの受賞歴を持つワイナリーで、このお店の直輸入品である。

そのためか、ボトルに輸入業者のシールが貼られていない。



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色合いは、濃い黄金色。

熟した黄桃やアプリコットの香り。

口に含むと蜂蜜のニュアンスもあり、後味に強い果実味が残る。

発酵はステンレスタンクで行い、熟成もステンレスタンクでシュールリーで2ヶ月間。

南の太陽の恵みを感じるシャルドネである。


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料理の前に、パンが届く。

パンは三種類。

バゲット以外の二種類はプーリアのパン。


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焦がし小麦のフォカッチャ、プーリア風。

なかなか美味いが、脂ギトギトなので食べるたびに指をお手拭きで拭うことになってしまう。



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これは、タラーリ。

プーリアの伝統的なパンで、このタラーリにはフェンネルが練り込まれている。

塩味のビスケットといった感じ。

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リコッタを詰めた花ズッキーニとイタリア産えんどう豆のソース。

ズッキーニはプーリアではよく使われる食材。

花ズッキーニは二人とも好きなので、嬉しい前菜。

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サンマルツァーノとオリーブオイルの冷製ズッパ。

サンマルツァーノはイタリアの縦長のトマト。

適度な酸味が美味い。


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ストラッチャテッラ。

プーリア生まれの、とろとろのミルキーなチーズ。

ほのかな酸味を持つ、珍しいチーズだ。


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野菜のマルメッラータとアンドリア産リコッタ・ディ・ムッカ。

タマネギを使ったマルメッラータとは、タマネギのジャム。

リコッタと一緒に食べるととても美味い。

広尾のプーリア料理のお店、『アンティキ・サポーリ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。





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東大前の『NZ BAR』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

シャルドネ、ピノ・グリを飲んだあとは、ピノ・ノワールを抜栓。

セラーの中で、彼女とあれやこれやと迷った挙句に選んだワインは、ブラック・エステート、ピノ・ノワール、2011年。

ブラック・エステートは、ニュージーランド南島、ノース・カンタベリーのワイパラ・ヴァレーにある。

ワイナリーの歴史は1994年にラッセル・ブラックがピノ・ノワールとシャルドネを植えたことに始まり、このワイナリーをロッド・ナイシュ・ファミリーが2007年に買収している。

余談になるが、ブラック氏の奥さんはクミコさんという日本人である。

またワイナリーのそばには、小山竜宇さんのコヤマ・ワインズがある。

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ワイパラという場所は、ブルゴーニュに似たテロワールを持っている。

粘土のローム層と石灰粘土層の土壌を持ち、気候も日当たりの良い丘陵地で、夜間は気温が下がる。

降雨量は少なく、乾燥した気候は病害虫の発生を抑え、ブラック・エステートではビオディナミ栽培を進めている。

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発酵には野生酵母を用い、ワインの清澄・濾過も行わない。

色合いは少し不透明なルビー色。

熟したカシスやプラム、ダークチェリーの濃厚な果実味。

強いタンニンを持ち、酸味とミネラルも充分に持つ。

アルコール度数は14%とのことだが、感じるアタックはもっと強い。



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壁のワイナリー・オーナー達のサインの中に、ブラック・エステートのものを見付けた。

ニコラス&ペネロペとサインされている。

ペネロペは創業者ロッドの娘で、ニコラス・ブラウンはその夫。

ニコラスはワイン・メーカーを務めているのだ。

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次の料理が届く。

たっぷりのチーズの下には、ひき肉と紫芋。

モチモチの紫芋とひき肉の組み合わせが絶妙。

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更に肉料理をお願いした。

ラム肉のストロガノフ。

普通はビーフを使うところだが、ラム肉とは面白い。


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ラム肉には、熱々に焼いたバケット。

ラム肉のストロガノフを二人に取り分け、バケットを添える。



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濃厚なラム肉が美味く、強いピノに良く合う。

ラムの香りが結構強いのでラムが好きな私たちには嬉しいが、この香りが苦手な人にはきついかもしれない。


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赤ワインが残っているので、もう一度チーズを頼む。

最初に頼んだ時は7種類あったが、今は5種類に減ってしまった。

ここのチーズは食べごろのものが揃っているので、人気なのだ。

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食後はコーヒー。

カフェも兼ねているので、色々な種類のコーヒーを楽しめるのも嬉しい。

コーヒー豆は、もちろんニュージーランド産。

ワイタキのピノ・ノワールが入荷したらまた来ることにしよう。

東大前の『NZ BAR』で彼女と過ごす楽しい夜でした。




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東大前の『NZ BAR』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

ニュージーランド北島のホークスベイのシャルドネの次は、同じく北島のオークランドにあるクメウ・リヴァーが造るピノ・グリ、2011年をグラスで飲むことにする。

オークランドは北島北西部にあるニュージーランド最大の都市。

ユーゴスラヴィアから移住してきたブラコヴィッチ・ファミリーが1944年にオークランド郊外のクメウ地区に設立したのが、クメウ・リヴァー。

今の醸造責任者のマイケル・ブラコヴィッチはニュージーランド初のマスター・オブ・ワインに選ばれており、ワイン協会の会長も務めた有名人。

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ニュージーランドのピノ・グリを飲むのは初めて。

色合いは思ったよりも濃い黄色で、あまりモスグリーンの感じはない。

香りはフルーティ、桃や杏の香り。

軽快と言うよりも、しっかりとした複雑なストラクチャーを持つ。

余韻も長く、素晴らしいピノ・グリである。

野生酵母を用い、ステンレス・タンクで時間を掛けて発酵させているそうだ。

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ピノ・グリのお供は、チーズの盛り合わせ。

今日はチーズの種類が多いので、名前は省略。

ハードが2種、ウォッシュが2種、白カビと青かびが1種ずつ、そしてクリームチーズの味噌漬け。

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このお店の名物は、壁一面に書かれたニュージーランドの造り手たちのサイン。

私たちの席の目の前には、大好きなワイナリー、グレイワッキとドッグポイントのオーナー達のサインがある。

この二人は、ニュージーランド・ワインの品質の高さを世界に知らしめたワイナリー、クラウディ・ベイの醸造責任者とぶどう栽培責任者として長年活躍した。

クラウディ・ベイがシャンパーニュ大手のモエ・エ・シャンドンに買収された時にクラウディ・ベイを去り、それぞれ自分のワイナリーを立ち上げたのだ。

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店に入った時から気になっていたのが、この生ハム。

聞いてみると、奥信濃で造った一本物の生ハムなのだそうだ。

オーナーが色々な豚と色々な味付けの組み合わせで依頼して造っており、5種類位あるという。

これはリノレン豚にドイツ産の塩を用いて造ったもの。

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一皿切り取ってもらったが、旨みがのっており飛び切りに美味い。

これはハモンセラーノ、それもイベリコ・ペジョーダと見紛うほどの美味しさ。

この次の生ハムはまた違う味わいだそうなので、入荷が楽しみだ。

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さて、そろそろ赤のボトルを選ぶとしよう。

セラーの手前が白で、奥が赤。

彼女はオタゴ、それもノースオタゴのワイタキのピノ・ノワールが飲みたいと言う。

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丁度ワイタキの良いピノが切れていたので、次回用に注文しキープすることにする。

セラーの隅には新入荷のワイン達が置かれている。

ドッグポイントもいっぱいある。

東大前の『NZ BAR』で彼女と過ごす楽しい夜は、まだ続きます。



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彼女と、東大前駅で待ち合わせ。

今日は『NZ BAR』でニュージーランド・ワインを飲むことにしたのだ。

駅を出て本郷通りを東大と反対方向、文京学院大学側に歩く。

大学を過ぎるとすぐに、店の前に出る。

私は彼女との話に夢中になり、何時も通り過ぎようとしてしまう。

今日も彼女に「ここよ」と呼び止められる。

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このお店、ここに店があるとは本当に気が付かない。

本郷通りから奥まったところにあるし、店の名を記した案内は、地面に置かれた”NZ”の文字のみ。

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店に入ると、一番奥の何時もの席につく。

すぐ横は、ワイン・セラー。

このセラーの中には、素晴らしいニュージーランド・ワインが数多く保管されている。

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ここはニュージーランド・ワインのショップで、店に併設されたイートインで、店で買ったワインを飲むことができるのだ。

今は時間が早いので他に客は居ないが、夜ともなれば多くの客が立ったり座ったり、ここでワインを楽しんでいる。

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最初の白は、今日のグラス・ワインから選んだ。

アルファ・ドームスのザ・パイロット、シャルドネ、2014年。

アルファ・ドームスは北島のホークス・ベイにあるワイナリー。

ドイツ移民のハム・ファミリーの5人が力を合わせて設立したワイナリーで、1996年がファースト・ヴィンテージ。

5人の名前の頭文字を組み合わせたALPHAと、ラテン語の家を意味するDOMUSを合わせ、5人の家という言葉=アルファ・ドームスをワイナリーの名前としている。

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綺麗な黄金色。

果実味、酸味、ミネラル、全てのバランスがとても良い素晴らしいシャルドネだ。

実はこのワイナリー、私には深い思い出がある。

ある記念式典で来客にワインを配ることになり、アルファ・ドームスのメルロー1,000本、シャルドネ1,000本をエチケット無しで出荷してもらい、私がデザインしたエチケットを貼って特別ボトルを作ったのだ。

とても好評で、半分を来客に配り、半分はもっと欲しいという方々に有料でお分けした。

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シャルドネのお供は、オリーブ。

さて、次は何を飲むことにしようか。

東大前の『NZ BAR』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。



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丸の内ブリック・スクエアの『マルゴ』で彼女と過ごす楽しいランチの続き。

ブルゴーニュ・ブランの次は、ラングドックの赤。

ドメーヌ・ド・マラヴィエイユが造る、モンペイルー、ル・サンク、2013年。

マラヴィエイユは、ラングドック地方北部のAOCコトー・デュ・ラングドックにある家族経営のドメーヌ。

古くから有機栽培を続け、現在はビオディナミ認定を受けている。

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カウンター上の什器類が写って良く見えないが、色合いは濃いガーネット。

ダークチェリーやカシスの香り、そしてスパイスのニュアンスも。

果実味は充分で、適度な熟成感を併せ持つ。

セパージュは、シラー50%、グルナッシュ50%。

シラーはステンレスタンクで、またグルナッシュはオーク樽で8か月間熟成させたあとブレンドし、更に8か月の熟成を経てボトリングされている。

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三種類のランチ・メニューから、カイノミ・ステーキを選ぶ。

カイノミはヒレに近い部位で、柔らかい赤身肉。

肉の旨みがギュッと詰まり、赤ワインにも合って美味い。

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ランチなのでご飯も付いてくる。

肉を赤ワインのお供で食べてしまうと、ご飯が残ってしまう。

試しにご飯を食べてワインを飲んでみたが、う~ん相性は微妙。

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三杯目のグラスは、ボルドーを選んだ。

サン・テミリオン・グラン・クリュ、レ・プラント・デュ・メイヌ、2007年。

サン・テミリオン特級の、シャトー・グラン・メイヌのセカンドである。

グラン・メイヌは近年評価が高まっており、そのセカンドということで選んでみた。



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良いワインはより大きなグラスに注がれるので、量が少なく見えてしまう。

この写真も色が判りづらいが、綺麗な深紅。

最初はとても硬かったが時間と共に開き始め、滑らかなタンニンと柔らかな酸が顔を出す。

これぞサン・テミリオンといった、綺麗なバランスのワインだ。

樽熟成の期間は14~20ヶ月で、新樽比率は70%。

セパージュは年毎に少し異なるが、2007年だとメルロー75%、カベルネ・フラン15%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%程度だと思われる。

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食後のデザートは、紅茶のパウンドケーキ。

甘くないケーキが美味い。




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食後はコーヒー。

目の前で淹れた、ネスプレッソ。




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ランチで飲むワインは美味いが、酔いが回りやすい。

彼女が一層素敵に見えるのは、ワインのせいだろうか。

丸の内ブリック・スクエアの『マルゴ』での、彼女との楽しいランチでした。




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丸の内で彼女とお買い物のあと、ランチを食べにブリック・スクエアのお気に入りの店に向かう。

ブリック・スクエアは、丸の内パークビルと三菱一号館に囲まれた都会のオアシス。

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向かったお店は『マルゴ』。

ランチ・メニューが美味しく、ランチでも16種類のグラス・ワインを楽しむことができるのだ。



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日陰になったテラス席では多くの人がのんびりとランチを楽しんでいる。

でも、私たちの定位置は、店内のカウンター。


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カウンター席の背後は、床から天井までを占める巨大なワイン・セラー。

中にはブルゴーニュの銘醸が並ぶ。

DRCも豊富に揃っている。

一段だけボルドーのボトルが並んだところがある。

よく見ると、五大銘醸がずらり。

このセラーに納められたワインを飲む機会はそうはないが、見ているだけでも目の保養になる。

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買い物で乾いた喉をブルゴーニュ・ブランで潤す。

ドメーヌ・シルヴァン・デュソーが造る、ブルゴーニュ・ブラン、キュヴェ・デ・ゾルム、2012年。

ムルソー村に本拠地を構える小さなドメーヌで、現当主は三代目。

ムルソーを造るドメーヌの、ブルゴーニュ・ブランなのだ。

先代までは樽の製造と兼業していたそうで、樽にはこだわりがあるとのこと。

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クリアーで綺麗な黄金色。

生き生きとした酸を持ち、リッチなミネラルを持つ。

果実味は強くなく、酸とミネラルのバランスの良い爽やかなシャルドネである。

6haの畑を持ち、ぶどうはリュット・リゾネで栽培しているそうだ。

最初のグラスとして最適で、彼女も気に入ったようだ。



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ブルゴーニュ・ブランのお供は、オリーブの盛り合わせ。

4種類のオリーブが盛られ、白ワインにベスト・マッチ。

さて、ランチは何にしようか。

丸の内ブリック・スクエアの『マルゴ』で彼女と過ごす楽しいランチの続きは、また明日。



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今夜はオーストラリアの赤ワインを抜栓。

ワインメーカーズ・ノーツ、カベルネ・シラーズ、バッチ108、2014年。

造り手はアンドリュー・ピース。

ヴィクトリア州スワン・ヒルで1960年からぶどう栽培を始め。1996年からワイン醸造を開始。

今では家族経営としてはオーストラリア最大規模のワイナリーとなっている。





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名前の通り、エチケットには醸造家、アンドリュー・ピースの手書きのワイン・ノートが記載されている。

バッチ108とは、このワインのロット・ナンバー。

108番目のロットが良い出来だったので付いた名前だそうだが、毎年108番目が良いわけではないので、毎年ロット・ナンバーが変わるのだろうか。

それとも良いロットに108という番号を与えるのだろうか、などと考えてしまう。


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グラスに注ぐと綺麗なルビー色。

アンドリュー・ピースのワイン・ノートによると、メントール、ユーカリ、ミント、シナモン、ダークチェリー、カシスの香りと、オーク樽由来のソフトでシルキーなタンニンを持っているとのこと。

ぶどうは品種ごとにステンレスタンクで発酵させ、オーク樽で熟成を行っている。

確かにしっかりとしたストラクチャーを持ち、タンニンも滑らか。

かすかなオークの香りも心地よい。

オーストラリアの良質のコスパ・ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。


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丸の内、新丸ビルの『バルバッコア』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

カイピリーニャを飲み干すと、赤ワインを抜栓。

今夜選んだワインは、カリフォルニアのハーン・ワイナリーが造る、メリタージュ、レッド・ブレンド、セントラル・コースト、2013年。

ハーンは、カリフォルニアの美しさに魅了されたスイス人のニコラス(ニッキー)・ハーンによってモントレーに設立されたワイナリー。

1980年に既存のワイナリーを購入し、1991年にハーン・エステーツのブランドを立ち上げている。

良質なワインをリーズナブルな価格で販売することにより成功を収めたワイナリーなのだ。

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濃厚な果実味を持ち、口当たりには甘みを感じる。

タンニンはシルキーで、ボディは重厚。

熟したプラムやカシス、ココア、バニラのニュアンス。

バランスの良い、ボルドー右岸タイプのワインだ。

セパージュはヴィンテージによってかなり変動するようだ。

2013年のセパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン31%、マルベック27%、メルロー23%、プティ・ヴェルド11%、カベルネ・フラン8%。

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卓上のチップを裏返すと、肉がどんどん運ばれ始める。

最初の肉は、熊本県大塚牛モモ肉。

今夜は、熊本地震支援コースを選んだのだ。

大塚牛の右隣にある肉は、クッピン、牛の背中の瘤で、左側は焼きチーズ。

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ピッカーニャ、米国産ブラック・アンガス牛のモモ肉。

出来るだけレアーで焼けた部分をもらうようにする。

焼きタマネギも甘くて美味い。

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肉を運んでくれる人は、皆さん外国人の方たち。

ブラジル人なのだろうか。

ポルトガル語で挨拶すると、ポルトガル語で応えてくれた。


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次々と肉が運ばれてくるので、どれがどの肉なのかもう不明。

写真も撮り忘れ、というより、どれも肉なので違いがあまりなく、撮影しても面白くない。

それに、急いで食べないと次の肉を乗せる場所が空かないのだ。

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この左の小さな肉は、鶏のハツ。

手羽肉やソーセージは断ったが、ハツは彼女の好物なのだ。


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ラムチョップ。

これは外せない。

結構レアな部分をもらったが、写真の露出が強すぎて白っぽく写ってしまった。

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これはフランス産鴨のグリル。

これも露出過多。

このあたりになると、できるだけ小さく切り取ってもらう。

もうお腹いっぱいなのだ。

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食後のフルーツ。

甘くて美味しいが、これだけ食べるのが精一杯。




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食後のコーヒーで、お腹を癒す。

今夜もよく食べた。

明日の朝はウォーキングの距離を大幅に伸ばすことにしよう。

新丸ビルの『バルバッコア』で彼女と過ごす、美味しく楽しい夜でした。



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今はリオ・オリンピックの真っ最中。

だからと言う訳ではないが、久し振りにシュラスコを食べに行きたくなった。

昨年、一昨年にブラジルに行った時もサンパウロでシュラスコを食べたし、シカゴやヒューストンでもブラジルのチェーン店を探して食べに行っている。

好きなお店は、『フォゴ・デ・ショーン』。

そこで今夜は、彼女と新丸ビルで待ち合わせ。

新丸ビルの1階から4階には吹き抜けのスペースがあり、とても高級感があって好きだ。

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予約している店は、『バルバッコア』。

東京に数店舗を運営する、サンパウロ発祥のシュラスコの名店である。


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”シュラスコ”とは、ブラジルのバーベキュー料理。

そして”バルバッコア”とはラテン語でバーベキューの意味で、バーベキューの語源と言われている。

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つまりラテン語の”バーベキュー”のお店で、ブラジルの”バーベキュー”を食べるということだ。

テーブル上のランチョマットにも『バルバッコア』の名前が。

この牛の絵を見ると、食欲が湧いてくる。

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乾杯は、カイピリーニャ。

ブラジルの蒸留酒ピンガ(カシャーサ)とライムジュースに砂糖を入れて作る、強いが甘めのカクテルだ。

私は随分以前に初めてブラジルで飲んで以来好きになり、良く飲んでいる。

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シュラスコのお店の特徴は、このサラダバー。

日本の店でも40種類のサラダや前菜が用意されているが、ブラジルやアメリカではもっと沢山の料理が並び、これだけでメイン料理まで堪能できてしまうほどだ。

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でも美味しいからと言って食べ過ぎると、肝心のシュラスコが食べられなくなってしまう。

そこで食べたい思いをぐっと堪え、少量に抑えることが重要なのだ。

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私が皿に盛った前菜は、これだけ。

量は抑えたが、食材は30種類以上盛られている。

一日に30種類以上の食材を摂取するように心掛けているが、今日はこの一皿で達成。

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ポン・デ・ケージョがテーブルに届く。

ブラジルのチーズ・パンだ。

これが美味いのだが、これも食べ過ぎ厳禁。

丸の内の『バルバッコア』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。