
彼女と、東大前駅で待ち合わせ。
今日は『NZ BAR』でニュージーランド・ワインを飲むことにしたのだ。
駅を出て本郷通りを東大と反対方向、文京学院大学側に歩く。
大学を過ぎるとすぐに、店の前に出る。
私は彼女との話に夢中になり、何時も通り過ぎようとしてしまう。
今日も彼女に「ここよ」と呼び止められる。

このお店、ここに店があるとは本当に気が付かない。
本郷通りから奥まったところにあるし、店の名を記した案内は、地面に置かれた”NZ”の文字のみ。

店に入ると、一番奥の何時もの席につく。
すぐ横は、ワイン・セラー。
このセラーの中には、素晴らしいニュージーランド・ワインが数多く保管されている。

ここはニュージーランド・ワインのショップで、店に併設されたイートインで、店で買ったワインを飲むことができるのだ。
今は時間が早いので他に客は居ないが、夜ともなれば多くの客が立ったり座ったり、ここでワインを楽しんでいる。

最初の白は、今日のグラス・ワインから選んだ。
アルファ・ドームスのザ・パイロット、シャルドネ、2014年。
アルファ・ドームスは北島のホークス・ベイにあるワイナリー。
ドイツ移民のハム・ファミリーの5人が力を合わせて設立したワイナリーで、1996年がファースト・ヴィンテージ。
5人の名前の頭文字を組み合わせたALPHAと、ラテン語の家を意味するDOMUSを合わせ、5人の家という言葉=アルファ・ドームスをワイナリーの名前としている。

綺麗な黄金色。
果実味、酸味、ミネラル、全てのバランスがとても良い素晴らしいシャルドネだ。
実はこのワイナリー、私には深い思い出がある。
ある記念式典で来客にワインを配ることになり、アルファ・ドームスのメルロー1,000本、シャルドネ1,000本をエチケット無しで出荷してもらい、私がデザインしたエチケットを貼って特別ボトルを作ったのだ。
とても好評で、半分を来客に配り、半分はもっと欲しいという方々に有料でお分けした。

シャルドネのお供は、オリーブ。
さて、次は何を飲むことにしようか。
東大前の『NZ BAR』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。