ピッツェリア、ベトナム | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

4月のこと、神谷町でちぃさんと待ち合わせ。

 

向かったのは「麻布台ヒルズ」。

 

今日のディナーのお店は、ホーチミンシティ発祥のピッツェリア、『Pizza 4P's』。

昨年10月にホーチミンシティで食べて美味しさに感動し、一昨年11月に開業した東京店を訪問することにした。

 

ホーチミンシティ発祥でも創業者は二人の日本人。

『Pizza 4P's』について詳しく知りたい方は、料理通信の記事をご参照下さい。

 

ホーチミンシティでの『PIZZA 4P'S』訪問記事はこちら。

 

 

 

開店時間前に到着したが、私たちは行列の三組目。

一ヶ月先までの予約を受け付けるシステムだが、常に一ヶ月先まで満席の予約で、予約取得至難のお店。

窓際の明るいテーブルに案内される。

 

平日の夕方早い時間だが、次々と客が入店し、あっという間にほとんど満席に。

面白いことに、日本人はテーブル席、外国人はカウンター席に案内されている。

実は私がホーチミンシティのお店に行った時も、カウンター席に座っていたのは私を含め全員外国人だった。

 

『PIZZA 4P'S』では地球環境に配慮した取り組みを数多く進めている。

例えばカトラリーは、武器から平和な製品を作る運動の一環として、カンボジアの銃弾の空薬莢から造られている。

 

まずは冷えた生ビールで乾杯。

 

グラスの写真はボケボケで良く見えないので、サッポロのH.P.の写真を貼り付け。

泡のきめが細かく、爽やかで美味い。

銘柄は、サッポロの白穂乃香。

 

季節の有機ファームサラダ。

 

新鮮な野菜たちが溌溂として自己主張を競っている。

 

いったい何種類の野菜が使われているのだろうか。

キャロット・ドレッシングも美味い。

 

生ビールを飲み干すと、白ワインを抜栓。

 

フランス、ロワール、シュヴェルニーのエルヴェ・ヴィルマードが造る、ソーヴィニヨン、2023年。

 

シトラスや青林檎の香り。

引き締まった果実の凝縮感、活き活きとした酸とミネラル、後味にはグレープフルーツの皮の軽い苦み。

ぶどう栽培はビオロジック。

EUのオーガニック認証マークのユーロリーフが付いている。

 

鮮魚と発酵万願寺唐辛子のセビーチェ。

 

今日の鮮魚は真鯛。

グリーンの柔らかな色調が美しい。

 

二人の皿に取り分け。

アボカドが良い味の変化を付けている。

 

いよいよピッツァが届く。

お店を代表する二種をハーフ&ハーフで。

左が、4P'sシグネチャー ブッラータ、生ハム、ルッコラ since 2013。

右が、自家製モッツアレラのマルゲリータ。

 

撮影が済むと、お店のスタッフがブッラータを切り分けてくれる。

ブッラータもモッツアレラも千葉県から届くフレッシュミルクを使い、お店で作られている。

 

スタンバイ完了。

 

自家製モッツアレラのマルゲリータ。

お店の説明によると、「自家製モッツアレラを贅沢に使用し、その風味を存分に味わえるピザ。生地はもちろん、イタリア現地で選び抜いたトマトソースの味わいもポイントです」とのこと。

 

4P'sシグネチャー ブッラータ、生ハム、ルッコラ since 2013。

お店の説明によると、「4P'sの原点となるピザ。素焼きしたピザに、ルッコラ、トマト、無添加の生ハム、自家製のブッラータチーズをのせています。素材本来の味とそのハーモニーを楽しめます」とのこと。

 

店長さんがテーブルに来られたので、「ホーチミンのお店では焼いたドウがおつまみに出されますが、日本店では無いのですか」と私。

「済みません。ここでは出していません。でもちょっと待っていて下さいね」と店長さん。

すると程なく、焼いたドウが届いた。

 

ベトナムの『PIZZA 4P'S』で出されるワインやビールのおつまみは、こんな感じ。

 

これが軽い塩味で美味いのだ。

「私以外誰もベトナムのお店に行っていないので、これをおつまみに出していることを知らないんです。スタッフはみんな生地だけ焼いてどうするのですかと不思議がっています」とニコニコ笑いながら店長さん。

美味いがお腹はいっぱいで、二切れはお持ち帰り。

 

さっと食べて一時間くらいで席を立つ外国人客も多いが、席が空いても直ぐに次の客で埋まっている。

二時間あまりディナーを楽しみ、店長さんに見送られ、店をあとにする。

やはり『Pizza 4P's』は格別に美味い。

ちぃさんと過ごす、麻布台の楽しい夜は続きます。