2月のこと、ちぃさんと築地の鉄板焼きの名店、『KUROSAWA』でランチを楽しんだあとは、腹ごなしに散策。
『KUROSAWA』がある路地を出た直ぐの道を右折直進すると、道は途中からマロニエ通りになる。
銀座二丁目交差点まで来た。
銀座通り(中央通り)はホコ天。
ルイ・ヴィトンは改装中。
マロニエ通りを更に進み、外堀通りから首都高の高架下をくぐり抜け、有楽町駅前に向かう。
東京交通会館の前には長い行列。
よく見ると、”花粉症新対策”のキャンペーン・イベントだった。
駅前にはストリートミュージシャン。
新潟県燕市出身のシンガーソングライター、実希さんのライブ。
向かったお店は、JR高架下の「エキュートエディション有楽町」にある、『nomuno EXPRESS』。
ここは時間定額制でワインをセルフで飲めるお店で、人気の『BIGOLI』のボロネーゼを食べることもできる。
ここが開店して間もなくに訪問した時、『BIGOLI』の石川代表と偶然お会いし、一緒に飲んだのも楽しい思い出。
久し振りに訪問すると色々変化が。
以前はスタンディングだけだったが、奥に椅子席が六つできている。
そして客の半分以上がワインを飲まずにボロネーゼを食べている。
もう一つ変わったのは、以前は最初の30分が1,100円で以降30分毎に550円だったのが、今は最初の30分が1,500円に値上がりしている。
椅子席がいっぱいなので、最初はスタンディングで。
最初のワインはスパークリング。
イタリアのデコルディ、スプマンテ、ブリュット、ロザート。
ちぃさんと乾杯。
フランボワーズなどのベリー系の香り。
フレッシュ&フルーティー、爽やかなスプマンテ。
奥の席が空いたので、移動。
二種類目のワインは、白。
スペイン、カスティーリャ=ラ・マンチャ州のフィンカ・コンスタンシアが造る、ファイブ・ヒドゥン・ラグーンズ、オーガニック、ソーヴィニヨン・ブラン、2022年。
ライム、青リンゴの爽やかな香り、果実味を包む柔らかな酸とミネラル、後味にはハーブのニュアンス。
オーガニック認証のユーロリーフが付いている。
ワインはここから自分で選んでグラスに注ぐ。
左奥が赤ワイン、右手前がスパークリングと白ワイン。
三種類目のワインも白。
ソーヴィニヨン・ブランを飲んだので、今度はシャルドネを選んだ。
オーストラリア、南オーストラリア州のブラザーズ・イン・アームズが造る、キリビンビン、シヴァー、シャルドネ、2023年。
キリビンビンは五代続く名門ワイナリーで、高品質ワインの生産で定評がある。
キリビンビンのワインは美味しいので、見付けたら飲んでいる。
このワインもサクラアワード2023年で金賞を受賞。
キリビンビンはアボリジニの言葉で、“輝く、明るくなる”という意味。
四種類目のワインは、赤。
飲んだことがある銘柄を見付けたので選んだ。
ベンド、カベルネ・ソーヴィニヨン、カリフォルニア、2022年。
ベンドは、ブレッド&バターを始め多くのワインを手掛ける人気のイタリア人醸造家、ダリオ・デ・コンティが経営するワイナリー。
このワインを飲んだのは、六本木の『エンパイア・ステーキハウス』。
その時の記事はこちら。
完熟した黒果実の果実味。
しなやかなタンニンを持つバランスの良いカベルネ・ソーヴィニヨン。
店内は常に満席で、ボロネーゼを食べる客も多いのでスタッフは忙しそう。
五種類目のワインも赤。
これもよく知っているワイン。
チリのコンチャ・イ・トロがマイポ・ヴァレーで造る、カッシェロ・デル・ディアブロ、レセルバ・プリバダ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2019年。
”悪魔の蔵”と言う名のこのワインはあまりに有名。
レセルバ・プリバダはその上級ワイン。
プラムやブラックベリーの香り、ビターチョコレートやプラムの果実味にしなやかなタンニン。
『バルバッコア』のプレミアム・ワイン・コースにも採用されている美味いフルボディだ。
さて、次に何を飲もうかとワインの棚を見ると、その上の時計に目がいく。
いけない、あと3分で飲み始めて一時間になる。
急いで会計を済ませ、店をあとにする。
日比谷駅から帰途に就くことにする。
「エキュートエディション有楽町」にはミュージック・カフェ&バーの『THE STAND』がある。
長い行列のお目当ては、人気のギンザ・コリドー・カヌレ。
ここがオープンして割とすぐに、ちぃさんとアペロに利用したことがある。
更に先に進むと、高架下に『よもだそば』が出来ていた。
『よもだそば』と言えば銀座と日本橋にある生そばとインドカレーの人気店だが、2024年6月1日に有楽町店がオープンしたのだそうだ。
そう言えば、ちぃさんと銀座店に行ったことがある。
その時の記事はこちら。
ちぃさんと築地と有楽町で過ごす楽しい休日でした。
のはずが、話しは続きます。