恒例の年忘れの会は素敵にイタリアンで、リストランテASO、代官山 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

2024年の年末も友人たちと恒例の年忘れの会を開催。

毎年決まった日に代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』で開催しているが、2024年は定休日と重なってしまった。

そこで、同じく代官山にある邸宅イタリアン、『リストランテASO』で開催することに。

 

毎年年末に旧山手通りに来ると、ハリウッド・ランチ・マーケットの門松を撮影。

 

そしてフローリスト・イグサのガラス窓に貼り付けられたしめ縄も撮影。

 

今日のお店が見えてきた。

旧山手通りに面している建物は『カフェ・ミケランジェロ』で、その奥の白い邸宅が『リストランテASO』。

『カフェ・ミケランジェロ』の前には入店待ちの長い列。

 

道を渡ると、行列はここまで続いている。

 

『カフェ・ミケランジェロ』のドアには、”Villa ASO”の名前。

その下に、『リストランテASO』と『カフェ・ミケランジェロ』の名前が併記されている。

 

『カフェ・ミケランジェロ』の中を突っ切って奥に進むと、『リストランテASO』のレセプションに至る。

 

レセプションの壁の絵は、シャルル・シャプランの「A Time Silenced」。

2022年末に惜しまれながら閉店した、西麻布にあった『レストランひらまつ レゼルヴ』のレセプションフロアに飾られていた絵だ。

 

コートを預けると、階段室のソファーで全員が揃うのを待つ。

至る所に絵が飾られているが、レセプションのシャルル・シャプランの絵を除けば、その多くが額賀加津己画伯の作品。

 

階段室の天井画も額賀画伯が描かれている。

この絵は『リストランテASO』のシンボルで、この絵はショープレートにも使われている。

 

室内には絵画と生花が美しく飾られている。

それもここが好きな理由の一つ。

 

ソファーで寛いで待っているnaonaoさんとしづちゃんを撮影。

 

全員が揃うと、ダイニングルームに案内される。

 

今日はどのテーブルだろうと思っていたら、驚いたことに個室に案内される。

この広い個室を四人で使わせてくれるとは、篠崎支配人に感謝。

篠崎さんとはもう長いお付き合いなので、気心が知れている。

 

食事の前に、四人で記念撮影。

今日のメンバーは、しづちゃん、naonaoさん、mayuさん、そして私。

 

「今年一年お世話になりました。来年もよろしくお願いします」の乾杯。

 

最初のシャンパーニュは、私が持ち込んだボトル。

シャンパーニュ、コート・デ・ブランのオジェ村のシャンシーラ・ペール・エ・フィスが造る、グラン・クリュ、オジェ、ブリュット、ブラン・ド・ブラン。

 

ぶどうは、グラン・クリュのオジェ村のシャルドネ100%。

現当主のベルトラン・シャンシーラは7代目。

夫婦二人で造る、少量生産のシャンパーニュ。

瓶内熟成期間は36ヶ月と長く、ドサージュは6g/ℓと少ない。

 

ミュズレの絵は地下セラー。

これもコレクションに追加。

 

シャンパーニュを飲みながらも、私はワインリストを検討。

イタリア、フランスの銘醸ワインが並ぶが、どれも価格はかなり高くなっている。

でも、ここのような老舗の名門レストランにはお宝ワインが必ずある。

それを探し出すのも楽しみの一つ。

 

卓上のショープレートの絵は、階段室の天井に描かれた額賀加津己画伯の作品。

 

ショープレートの上にアミューズが届く。

越前産セイコ蟹のグジュエール。

面白いことに、グジュエールが蟹の殻の上に乗っている。

 

シューの中には、セイコ蟹の身がぎっしり。

一口でいただく。

美味い。

友人達と過ごす、代官山の素敵な午後は続きます。

 

前年(2023年)の年忘れの会の記事はこちら。