昨年11月のある週末、銀座のフレンチで友人たちと待ち合わせ。
銀座駅から「松屋銀座」の地下道に入る。
昔のニューヨークの地下鉄の駅をイメージした美濃タイルの装飾が好きだ。
地上に出ると、銀座二丁目交差点からマロニエ通りに入る。
「マロニエゲート銀座1」にディーゼルが入居し、ディスプレイが派手になった。
まだ11月上旬だが、既にクリスマスモード。
エレベーターホールにも美しいクリスマスの飾り付け。
友人たちと待ち合わせの店は、馴染みのフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座』。
既に開店時間になっているが、今日はまだ明かりが点いていない。
声を掛けたら直ぐに照明のスイッチが入り、温かく迎えてくれた。
という訳で、一番乗り。
他の客が入店する前に、急いで店内を撮影。
今夜は四人での会食。
窓の外には、首都高、外堀通り、そして「東急プラザ銀座」の向こうには東京タワー。
2024年5月にシェフが星野さんから鈴木さんに代わって、今夜は二度目の訪問。
どんな料理に出会えるか楽しみ。
メンバーが揃い、四人で乾杯。
乾杯写真を撮ったのに、何故か保存されていない。
今夜のメンバーは、Daisyさん、mamiさん、みんみんさん、そして私。
このメンバーで集まるのは、9月以来二ヶ月ぶり。
その時の記事はこちら。
乾杯のワインは、ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ロゼ、ブリュット、ミレジム 2020年。
ヴーヴ・アンバルは1898年創業のクレマン・ド・ブルゴーニュの元祖と言える、クレマン専業メゾン。
瓶内二次発酵で造られたクレマンは泡立ちが素晴らしい。
フランボワーズやレッドチェリーの華やかな香り。
豊かな果実味を持ちながら、綺麗な酸とミネラルがボディをキリリと引き締める。
ヴーヴ・アンバルのクレマンのミレジムは美味い。
パンとバターが届く。
以前はバゲットだったが、シェフが代わり、パンも変わった。
アントレが届く。
サーモンマリネは『ポール・ボキューズ』のスペシャリティ。
サーモンはノルウェー産。
たっぷりのサーモンの上には、シトロンクリーム。
緑のソースは、ネギオイル。
トウモロコシのパンケーキを合わせて食べても美味い。
ポワソンに合わせて白ワイン。
『ひらまつ』のボトルで出されたのは、南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランがリュベロンで造る、ラ・ヴィエイユ・フェルム、ブラン。
レモンや青リンゴの爽やかな香り。
フレッシュな果実味と活き活きとした酸、後味にはグレープフルーツの皮の軽い苦み。
セパージュは、グルナッシュ・ブラン 30% 、ブールブーラン 30%、ユニ・ブラン 30%、 ルーサンヌ 10%。
これがラ・ヴィエイユ・フェルムのオリジナル・ボトル。
(画像はY'NSトウキョーのH.P.からお借りしました。)
友人たちと過ごす、銀座の楽しい夜は続きます。