オペラ「ドン・パスクアーレ」鑑賞の後は、イタリアン・ディナー、ドン・コナ・コネリー、品川 3 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年11月のある休日、ちぃさんと品川のイタリアン、『ドン・コナ・コネリー』で過ごす楽しい夜の続き。

 

続く料理は、ムール貝のエスカルゴ風オーブン焼き。

 

ムール貝、アサリ、ブロッコリー、ミニトマト。

これはなかなか美味い。

 

スパークリングワイン、ソーヴィニヨン・ブランの次は、シャルドネ。

ソーヴィニヨン・ブランと同じく、チリ、セントラル・ヴァレーのルイス・フェリペ・エドワーズが造る、ダンシング・フレイム、シャルドネ、2024年。

11月に同じ年のワインということはヌーヴォー、と思ってしまうが、チリは南半球なのでワインを仕込んでから既に半年が経過している。

アルコール度数は13%、このワインもヴィーガン対応。

 

チキンフリッター&チップス、トマトサルサディップ。

 

トマトたっぷりのサルサを付けて食べる。

若者向きの料理とは思うが、揚げ物は好きなのでワインが進む。

 

赤ワインに切り替え。

同じくダンシング・フレイムの、カベルネ・ソーヴィニヨン、2023年。

アルコール度数は13%、これもヴィーガン対応。

 

ローストビーフ、シャリアピンソース、レフォールを添えて。

無造作に積み上げられた肉の量が感動もの。

 

二人に取り分けても充分な量がある。

シャリアピンソースをたっぷりかけていただく。

 

赤ワインを追加。

 

ダンシング・フレイムの、メルロー、2023年。

 

思ったより果実味がある。

このシリーズは、白よりも赤の方が良さそうだ。

アルコール度数は13%、このワインもヴィーガン対応。

 

今夜は、スパークリングを2杯、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローをそれぞれ1杯飲んでいるが、ここにきてスパークリングをボトルで頼んでしまった。

 

スペインのボデガス・フェルナンド・カストロが造る、セニョリア・デ・マレステ、ブリュット。

ぶどうはマカベオ100%。

 

ちぃさんと再び乾杯。

 

生パスタ、シラスのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ。

パスタが出され、ここがイタリアンだったことを思い出す。

 

シラスがたっぷり。

日本のイタリアンでは、プリモピアットとセコンドピアットの順番を逆にする店が多い。

 

パスタを食べながら、スパークリングのボトルを空けてしまった。

 

食後の飲み物は、温州みかんジュース。

私が飲みたいと言ったので、ちぃさんもお付き合いしてくれた。

でも濃厚なみかんの甘さだったので、結局私が二杯飲むことに。

 

ドルチェは柚子のシャーベット。

これも私が二ついただく。

 

今夜は飲み過ぎ食べ過ぎてしまった。

このお店のコース料理は若者向きのようだ。

 

品川駅に戻る通路は屋根があるので大丈夫だが、外はまだ雨で煙っている。

(幸いなことに最寄り駅に着いたときは雨が止んでいました。)

 

「アトレ」の中を通って駅に向かう。

「ディーン&デルーカ」は既にクリスマスの飾りつけ。

 

港南口から改札までは遠い。

ちぃさんと過ごす、オペラ「ドン・パスクアーレ」鑑賞、『アンテナ・アメリカ』でのアペロ、『ドン・コナ・コネリー』でのディナーを楽しんだ、楽しい休日でした。