オペラ「ドン・パスクアーレ」鑑賞の後はアペロからの、ドン・コナ・コネリー、品川 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年11月のある休日、一番町の「カスケードホール」でG.ドニゼッティのオペラ、「ドン・パスクアーレ」を鑑賞した後は、ちぃさんと品川へ移動。

 

品川駅には多くの人出。

 

向かったのは、「アトレ」。

 

ディナーの前に、『アンテナ・アメリカ』でアペロをすることに。

 

フードホールには多くの客で、空席は見当たらない。

 

でも『アンテナ・アメリカ』のカウンターには専用席があるので大丈夫。

目の前には生のクラフトビールのタップが並ぶ。

 

早速クラフトビールで乾杯。

ちぃさんのビールは、テキサスの903 Brewers - Yocal American Light Lager。

すっきり爽やかで、ちぃさんの好みのタイプ。

私のは、カリフォルニアのMonkish - Song of Silence Belgian Blonde。

ちょっと濃厚で苦みが強い、私が好きなタイプ。

 

ディナー前なので、おつまみは軽いものを一つだけ。

Pico de Gallo with Nacho Chips。

 

ナチョスチップにサルサをつけて食べるとビールによく合って美味い。

サクッと飲んだあとは、予約しているディナーの店に向かう。

 

港南口を出て向かったのは、イタリアンの『ドン・コナ・コネリー』。

「ドン・パスクアーレ」鑑賞の後のディナーは、『ドン・ドナ・コネリー』。

開店時間になっても入り口のシャッターが閉まっていたので驚いたが、声をかけるとすぐに開けてくれた。

 

イタリアというより、ニューヨークのかつてのソーホー辺りの店の雰囲気。

ソーホーも今では高級店が並ぶ街に変わった。

 

店内はL字型で短辺は窓に面している。

 

私たちのテーブルは窓際のコーナー。

 

まずはスパークリングワインで乾杯。

 

スペインのボデガス・フェルナンド・カストロが造る、セニョリア・デ・マレステ、ブリュット。

柑橘系の爽やかな香りを持つスパークリングで、ぶどうはマカベオ100%。

 

クラシック・シーザーサラダ。

ベジファーストが嬉しい。

大皿で届き、これは私が取り分けた後の写真。

 

ノルウェーサーモンのカルパッチョ。

これも取り分けた後の半分量の写真。

 

スパークリングワインを2杯飲んだあとは、白ワイン。

チリ、セントラル・ヴァレーのルイス・フェリペ・エドワーズが造る、ダンシング・フレイム、ソーヴィニヨン・ブラン、2023年。

 

エチケットを見ると、ダンシング・フレイムとは火山の噴火のことのようだ。

チリには活火山がどのくらいあるのか調べてみると、何と105個もあるのだそうだ。

 

柑橘系の香り、綺麗な酸。

ソーヴィニヨン・ブランらしさはあまり感じないが、これはこれでするする飲める美味いワインだ。

アルコール度数は12.5%、ヴィーガン対応となっている。

 

今日はここに来るまでずっと小雨が降っていたが、天気予報通り激しい雨になった。

帰る頃にはこの雨雲が通り過ぎていることを祈りたい。

ちぃさんと過ごす、品川の楽しい夜は続きます。