金曜日の夜は友人たちとフレンチ・ディナー、ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年11月のある週末、銀座のフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。

 

青森県産マトウダイのポワレ、北海道美瑛産ジャガイモのソース。

マトウダイの名前の由来、そして英語でもターゲット・フィッシュと言うのですよと皆さんにご紹介。

フランス語のメニューにはこの魚は”Saint-Pierre”と書かれている。

そこで、この魚がサン・ピエールと呼ばれるようになった聖書の聖ペテロとこの魚の逸話もご紹介。

因みに、イタリア語はサン・ピエトロ。

 

見て美しく食べて美味い一皿。

半年前に就任された鈴木シェフの料理は二度目だが、なかなかのものだ。

 

ポワソンに合わせて飲んでいるのは、南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランがリュベロンで造る、ラ・ヴィエイユ・フェルム、ブラン。

美味しいので、グラスにたっぷり3杯飲んでしまった。

 

ヴィアンドに合わせて赤ワインが出される。

白と同じくファミーユ・ペランがヴァントゥーで造る、ラ・ヴィエイユ・フェルム、ルージュ。

写真ではわかりにくいが、透明感のある濃いルビー色。

熟したストロベリーやラズベリーの甘い香り。

柔らかいタンニンが果実味を包み込み、熟成感と相俟ってバランスの良いフル寄りのミディアム・ボディを構成する。

セパージュは、グルナッシュ 50%、シラー 20%、カリニャン 15%、サンソー 15%。

熟成はオーク樽で10か月。

 

ラ・ヴィエイユ・フェルム・ルージュ

これがラ・ヴィエイユ・フェルム、ルージュのオリジナル・ボトル。

(画像はY'NSトウキョーのH.P.からお借りしました。)

 

ヴィアンドは、牛さがり肉のロティ、ソースボルドレーズ。

牛肉にはボルドーの赤ワインを使ったソースが良く合う。

 

肉料理に添えられる焼き野菜をズッキーニで巻いて出されるのは、流行のようだ。


肉料理に合わせ、熱々のパンも追加。

 

デセールの前に、みんみんさんのお誕生日をハピバプレートでお祝い。

 

みんみんさんとmamiさん。

 

Daisyさんと私。

 

コース料理のデセールは、”ムッシュ ポール・ボキューズ”のクレーム・ブリュレ。

 

冷たく冷やされたクレーム・ブリュレが濃厚で最高に美味い。

 

〆は熱いコーヒー。

みんみんさんはハーブティー。

 

名前入りのコーヒーカップが可愛くて好きだ。

何時もは竹内支配人が色々とサーブしてくれるのだが、今日は残念なことにお休み。

代わりに顔馴染みのスタッフが色々と気を遣ってくれた。

 

ポール・ボキューズさんの写真の前で記念撮影。

 

今夜の『ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座』も美味しく楽しかった。

満腹満足で店をあとにする。

 

「マロニエゲート銀座1」を出ると、有楽町駅方面へ。

駅前には、二組のストリートミュージシャン。

二次会のお店は三つの案を提示。

皆さんが選んだお店は、一番の高級店。

 

一応、選ばなかった二つのお店も前を通ってご紹介。

 

一つのお店は、立ち飲みで時間制のワインバー、『nomuno』。

 

有楽町から「東京国際フォーラム」を通り抜け、丸の内へ。

 

もう一つのお店は「ブリックスクエア」の『マルゴ丸の内』。

ここは着席できるワインバー&ビストロ。

 

中庭に置かれたオブジェについて、「あれはヘンリー・ムーアの作品ですよ」などど説明しながら通り過ぎる。

 

丸の内仲通りに出ると、皆さんが行きたいという第三の候補に向かう。

友人たちと過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。

 

 

Daisyさんの記事はこちら。