休日のランチはシャンパーニュで、GINTO、池袋 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年11月のある休日、ちぃさんと池袋で待ち合わせ。

 

久し振りに東口に来ると、地階も一階も西武のシャッターが下りている。

 

西武池袋本店営業中と表記はされているが、ほとんどのフロアーが改装中。

ビルの名前も「ヨドバシHD池袋ビル」に変わっている。

 

目的のお店は楽天のお隣のビルの4階なのだが、目立たないので『くら寿司』の看板を目印にしている。

 

今日のランチのお店は、フレンチ/イタリアンの『GINTO』。

入り口でGINTO=銀の兎が迎えてくれる。

 

ビルのワンフロアーを占める店は広く、カウンター席、テーブル席、ボックスシート、半個室、個室が並ぶ。

 

二人の時は何時も半個室なのだが、今日は何故か個室に案内される。

4~5人用の部屋とテーブルなので、とても広い。

二人の席が離れていたので、お互いの椅子を近付けてから着席。

 

何時もはこの半個室で、この雰囲気も好きだ。

 

この重いドアを閉めると、室内は密室となる。

でも担当スタッフが丁度良いタイミングで顔を出してくれるので、ベルを鳴らして呼ぶ必要は一度もなかった。

 

ここではカトラリーは料理に合わせ、その都度出される。

何時もは布のセルヴィエットなのに、今日は何故か紙ナプキン。

スタッフによると、クリーニングが間に合わず、今日は紙ナプキンで凌いでいるとのこと。

 

これが何時もの”銀兎”の刺繍があるセルヴィエット。

 

今日はシャンパーニュ・ランチ。

早速抜栓し、乾杯。

 

抜栓したてのシャンパーニュは泡立ちが素晴らしい。

ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のバロン・フエシテが造る、シャンパーニュ、ジャン・ド・ヴィラレ、グラン・レゼルヴ、ブリュット。

 

最初は酸を強く感じたが、時間と共に果実の凝縮感、熟成感が出てバランスが良くなる。

セパージュは、ピノ・ムニエ65%、シャルドネ35%、瓶内熟成期間は36ヶ月ととても長い。

 

冷前菜が届く。

タスマニアサーモンのコンパレゾン、あんぽ柿とマイヤーレモンのエーグルドゥース。

 

タスマニアサーモンのコンパレゾンは、ポワレとリエットの二種。

緑のソースは、春菊のクーリー。

 

ポワレの上には、あんぽ柿とマイヤーレモンのエーグルドゥース。

エーグルドゥースの名前通り、甘酸っぱいソース。

青紫のダイスはシャドークイーン。

 

サーモンのリエットは滑らかで美味い。

 

アントレというより、これはもうポワソン。

美味しくヴォリュームもあり、シャンパーニュが進む。

ちぃさんと過ごす、池袋の楽しい午後は続きます。