3月のこと、代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』で友人たちと過ごす素敵な午後の続き。
メンバーは、幸子さん、nekonekoさん、そして私。
飲んでいる赤ワインは、M.シャプティエが造る、クローズ・エルミタージュ、レ・ヴァロニエ、2009年。
飲んでいるときはパニエに入っていたので、飲み終わってからボトルを撮影。
M.シャプティエは1808年にタン・エルミタージュで創業して以来、7代にわたって家族経営を守るエルミタージュ最高峰の造り手。
丁寧に耕された自社畑は区画ごとに栽培管理され、単一畑の樹齢の高いぶどうを用いてワインが醸造されている。
栽培はビオディナミ、バックラベルにはオーガニック認証のAB、デメテール、ビオディヴァンのマークが付いている。
2009VTなので、ボトルには澱が溜まっている。
ここに澱があるのは、きちんと寝かされていた証拠。
色合いは濃いガーネット。
ラズベリー、ダークチェリー、プラムの香り。
果実の深い凝縮感と熟成感、強いタンニン、後味には樽由来のヴァニラのニュアンス。
2009VTだが、まだまだ熟成のポテンシャルを感じる。
50年の熟成に耐えると言われているだけのことはある。
セパージュは、シラー100%。
続いては、デセールの時間。
幸子さんのハピバプレートが届く。
三人で記念撮影。
この写真は今日のメニューが書かれたレストランのカルテに印刷され、
幸子さんにプレゼントされた。
デセールが届く。
苺のキルシュ風味と苺のムース、香り豊かなピスタチオのアイスクリーム。
苺のムースがとても可愛い。
ピスタチオのアイスクリームは大好物。
幸子さんと私の〆の飲み物は、濃いコーヒー。
nekonekoさんはエスプレッソ。
ミニャルディーズは、フィナンシェ、ぶどうのゼリー、苺のマカロン。
飲んだ二本のワインボトルに別れを告げ、席を立つ。
今日は幸子さんのお誕生日のお祝いをすることができ、久し振りにお会いするnekonekoさんとのお話しも楽しかった。
テーブルをほとんど埋めていた客の姿は既になく、私たちが最後の客となってしまった。
時計を見ると、三時間余り食事を楽しんでいたことに気が付く。
原田マダムと櫻井ソムリエが階段を上がり、外まで見送りに出てくれる。
何時もは先崎支配人が見送ってくれるのだが、今日はお休み。
旧山手通りを下り、帰途に就く。
途中にはイタリアンの名店、『リストランテASO』。
先月はここでちぃさんのお誕生日のお祝いをした。
先日ここを通ったときは、ハリウッド・ランチ・マーケットには恐竜が一体だけだったが、今日はカバも加わっている。
友人たちと過ごす、代官山の素敵な午後でした。
ところで、槍が先交差点近くのビルの階段には、工事中の標識。
この写真を見てお分かりになるだろうか。
ここは、2月19日に50代の男性が運転する車が突っ込んだ事故の現場。
階段にはまだ生々しい傷が残っていた。
この日のnekonekoさんの記事はこちら。
幸子さんの記事はこちら。