ステーキハウスでワイン三昧、RRR otemachi Kobebeef & Wine、大手町 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

毎日湿度が高い猛暑が続きますね。

そのお陰か、ベランダの台湾パイナップルの実が少しずつ大きくなってきました。

 

三年前に、食べた台湾パイナップルの頭頂部を鉢に植えたところ、直径1.2m位に成長し、今年の春に花茎が出てきました。

 

パイナップルの実の表面の突起は何かと思っていましたが、花の跡なのですね。

この突起から薄紫の花が咲いています。

日本の夏はもう熱帯の気候ですので、この実ももっと成長するかもしれません。

 

ここからは時系列記事です。

11月のこと、ちぃさんと大手町で待ち合わせ。

 

駅から地下道直結で入館したのは、東京サンケイビル。

今の時期は街中が美しく飾られ、歩いているだけで気分が浮き立つ。

 

東京サンケイビルの中には、『グラン・メゾン オレノ』。

ここには5~6回来たことがある。

俺のグループが総力を挙げて作った”グラン・メゾン”だけあり、料理もワインもインテリアもサービスも素晴らしい。

 

東京サンケイビルの外に出る。

ここの街路樹にもイルミネーションが輝く。

ビルの前には、アレクサンダー・リーバーマンの作品、「イリアッド・ジャパン」。

作者には申し訳ないが、私はこの作品を”ペンネ・アラビアータ”と呼んでいる。

 

向かった先は、向かい側の大手町プレイス・ウエストタワー。

 

地下には広いテラスに多くのテーブルが並ぶ。

今夜のお店は、この一角にある。

 

地下に下ると、今夜のお店を左手に見ながらビル内に歩を進める。

 

予約しているのは、『RRR otemachi Kobebeef & Wine』。

ここに来るのは二度目。

前回はシャンパーニュ・ディナーだった。

 

その時の記事はこちら。

 

 

 

ダイニングルームの奥のテーブルに案内される。

前回と同じテーブルだ。

写真は奥から入口のバーカウンター方向を撮影したもの。

 

今夜はカジュアル・ディナーのコースを予約している。

 

まずは、スパークリングワインを抜栓。

 

抜栓したのは、スペイン南西部内陸のエストレマドゥーラ州に本拠地を置く、ボデガス・ロペス・モレナスが造る、ヴィン・イェット、カヴァ、ブリュット。

 

カヴァと言えば多くが東南部のカタルーニャ州産で、エストレマドゥーラ州産は珍しい。

ジルベール&ガイヤール2019の金賞を受賞している。

 

ヴィーガン認証のVラベルが付いている。

 

今夜もいっぱい飲みましょうの乾杯。

青リンゴ、レモン、グレープフルーツなどのフレッシュな香り。

爽やかな果実味のあとには、ブリオッシュや蜂蜜のニュアンス。

セパージュはマカベオ90%、パレリャーダ10%で、瓶内熟成期間は10ヶ月。

 

前菜盛り合わせが届く。

 

鱸のカルパッチョ。

 

白レバームース。

 

キャロットラペ、赤キャベツのマリネ。

ミニ胡瓜と小玉葱のピクルス。

そしてグリーンサラダ。

 

取り分けは私の役目。

それなりに綺麗に盛り付けることが出来た。

 

パンが届く。

ステーキハウスのパンは美味い。

 

カヴァのボトルをあっという間に飲み干してしまった。

白ワインはグラスで。

 

カリフォルニアのボーグル・ファミリー・ヴィンヤーズ、ソーヴィニヨン・ブラン、2021年。

ボーグルは評価の高い家族経営のワイナリー。

 

シャルドネは全て新樽で発酵させているが、ソーヴィニヨン・ブランはフレッシュ感を残すため、ステンレスタンクで発酵・熟成されている。

 

大きなグラスにたっぷりと注いでくれるので、乾杯するのにもグラスが重い。

レモンやライムのシトラスの香り、フレッシュな果実味のあとには、グレープフルーツの皮の心地よい苦み。

 

ワイングラスは、フランスのシェフ&ソムリエ。

国際ソムリエ協会のオフィシャル・パートナーのグラスだ。

 

ちぃさんと過ごす、大手町の楽しい夜は続きます。