10月末のこと、彼女と六本木で待ち合わせ。
でもその前に、お買い物。
向かったのは、「東京ミッドタウン六本木」。
ここに来ると、何時もこの白大理石のオブジェを撮影してしまう。
安田侃氏の作品、”意心帰”。
何時も横長の方向から撮影していたが、こうして90度観る方向を変えると、全く異なる表情となる。
まずは「ガレリア」へ。
お店はどこもハロウィンの飾りつけ。
館内は、何時もより人出が多くなっている。
「ディーン&デルーカ」や「福光屋」でお買い物。
一階のキャノピー・スクエアに出ると、「トシ・ヨロイヅカ」でもお買い物。
時間になったので、六本木通りに戻る。
一時間前は明るかったのに、あっという間に夕闇が迫っている。
彼女をピックアップし、車に乗って向かったのは、西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』。
長年通ったお店で、コロナ前は年に10数回も食事に訪れていた。
それが設備老朽化のため、本年(2022年)末で閉店することになってしまった。
閉店が決まってから、名残を惜しんで毎月訪問することにした。
今回の訪問はハロウィン・ディナー。
二階のレセプションフロアーにも、ハロウィンの飾りつけ。
坂元支配人が迎えてくれ、「まずはこちらで記念のお写真をどうぞ」とのこと。
彼女は写真アップNGなので、私だけを切り取り。
控えめながら、マスクとポケットチーフはハロウィン仕様。
急いでマスクをしたら、上下が逆になっていた。
シャツは黒地に白のドット、蝶ネクタイは黒地にオレンジのドット。
『レストランひらまつ レゼルヴ』では毎年ハロウィン・パーティーを楽しんでいた。
それがコロナのため、2020年は中止、2021年も2022年もパーティー形式ではなく個別のハロウィン・ディナーとなってしまった。
2021年は夜の外出を避け、ハロウィン・ディナー・メニューをランチで楽しんだ。
2019年はコロナ前の最後の盛大なパーティーだった。
記念写真の撮影を終えると、レトロなエレベーターで三階のメインダイニングに移動する。
三階のエレベーター前にもハロウィンを意識した秋の生花。
何時もの窓際のテーブルに案内される。
セルヴィエットの上には、”トリック オア トリート”のカード。
カードの裏にはそれぞれ異なる出題が書かれていて、それに答えると小さなプレゼントをもらえる企画。
テーブル上の何時ものキャンドルにも、”ハッピー ハロウィン”の飾りつけ。
窓から見下ろすと、先程入ってきたエントランス。
今夜は天気が良いので、エントランスホールの屋根は開かれ、夜空を見ることが出来る。
今夜のメニュー・カルテもハロウィン仕様。
カルテを開くと、”ムッシュ・タカハラ、ようこそ”、の表記。
メニューを見ると、”煮えたぎる黄色の・・・”とか、”深紅の沼に沈む・・・”とか、内容が全く分からない。
楽しいメニューだが、今夜は料理のメモを取るのに忙しくなりそうだ。
彼女と過ごす、『レストランひらまつ レゼルヴ』での素敵なハロウィン・ディナーの始まりです。