(ブロンプトンで霊泉寺温泉 の続き。)
ブロンプトンで秘湯へ行こうシリーズ。2018夏スペシャル。鹿教湯温泉(かけゆおんせん)に行ってきた。
鹿教湯温泉には鹿伝説がある。昔、猟師が鹿を矢で射たところ鹿は逃げ去り、猟師がそのあとを追っていくと、矢傷を負った鹿が水浴びをしていた。鹿はしばらくすると元気になり走り去っていった。不思議に思い近づいてみるとそこに湯が湧いていた。文殊菩薩が鹿に化身して猟師に湯のありかを教えたといわれる。鹿が教える湯、これが鹿教湯の名の由来である。
鹿教湯では二か所の共同湯を訪れることにしている。地元住民用の共同湯ながら外来者にも200円で開放してくれている『町・高梨共同湯』と、鹿教湯の象徴ともいえる文殊堂へと通じる屋根付き橋のたもとにある『文殊の湯』である。文殊の湯の傍らには、鹿が教えてくれたという源泉の跡がある。(現在は枯れている。)
[走行データ]
ルート 宮沢バス停(霊泉寺温泉 前)→霊泉寺温泉 共同湯→鹿教湯温泉 町高梨共同湯→鹿教湯温泉 文殊の湯 →大塩温泉共同湯→宮沢バス停
距離 16.7km
最大標高差 121m
(マップをクリックするとガーミンコネクトにて詳細データがご覧いただけます。)
最初は『町・高梨共同湯』へ向かう。町地区と高梨地区の共同湯である。左に見える赤い屋根は天龍寺、共同湯はその裏に位置する。
この路地の奥らしい。
あった。
よそ者にも開放していただいて、町地区・高梨地区の皆様、ありがとうございます。感謝の気持ちを込めて200円を箱に入れて湯を頂く。
獅子の湯口から注がれる源泉はキリリとした名湯だ!
(注:源泉表示は鹿教湯2、3、4、5、6号泉混合とあった。各旅館に配湯されているものと同一。このサイズの湯船に対する投入量が多く、新鮮さが際立つものと思われます。)
すっかり長湯となった。ややのぼせ気味で外へでると青空がまぶしい。
連チャンで湯めぐりはきつい。ここらで休憩を入れて、小一時間ほど鹿教湯の町をブロンプトン散策するとしようか。
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