英語の勉強法 ~ 姿勢編 -10ページ目

最大の理由

● 最大の理由


繰り返しますが、英語力の向上には、

恐怖感の伴った明確な目標があって、

かつそれが英語のマスターではない事がとても重要です。



しかし、なかなか日本国内では、帰国子女のような

極限状態にもなれないし、英語で何かを教えてくれる

コースもそれほど多くない。



偶然、近所に英語圏から来た家族が住んでおり、

そこには、たまたま同年代の同姓の子供がいた。

そしてさらに、これまた偶然その子と

親しい友達になる事ができた。



こうなれば話は別ですが、どれだけの人が

この「偶然」に恵まれる事ができるか・・・。



そして一番の問題点は、どんな学習方法を

取っていても、結局のところ、英語に

触れている時間は、それをやっている

時だけと言う事です。



寝ている時間を約8時間除いたとして、

一日16時間のうち、本当に英語に

触れている時間は何時間ありますか?



日本国内では、勉強以外の時間には、

英語を使う必要もないし、そんな環境もない。



これは強迫観念に利用できる

環境がないことを意味します。



正直言って国内でそのような

環境を見つけることは、とても難しい。



結局のところ、日本国内で日常生活を

送るために英語は必要じゃない・・・。



これが、日本人の英語力が伸びない最大の理由です。



第二次世界大戦で日本は負けましたが、

他のアジア諸国と違って完全な英語環境にされなかった。



ですから日常生活にそれほど英語が浸透していない。



良いことなんですけどね・・・。

エンターテイナー

● エンターテイナー


前回の続きになりますが、私は彼等、つまり日本国内の

英語学校の講師を、エデュケーターではなく、

エンターテイナーだと思っています。



というのは、以前、私は街角で普通に手に入るセミナーの

カタログで、日本の繁華街(たぶん大阪)の写真を載せながら、


海外で英語を教える方法!

アジアで年収75,000ドルを獲得しよう!!


と言った感じのセミナーの宣伝を見た事があるからです。



これは別に「英語を教える為の教育」を

受けた人だけを対象としている様子は一切なく、

まさしく「美味しい出稼ぎ!」って感じでした。



海外でよくある「Language Exchange」のノリですね。



皆さんには、英語圏で実際にこのような活動が

行われている事を踏まえて、慎重に学校選びを

して頂きたいと思います。



私の知っている学校は、カナダにリクルートセンターを設け、

そこで厳しい審査に合格した人だけが、その学校の講師に

なれるというシステムを持っていました。



このような学校なら安心ですよね。



語学を教えるための訓練を受けていない人から

レッスンを受けても、「一時間、外人としゃべってきた」

的な記憶が残るだけです。しかも実は“お話をしてきた”

というよりは、黙って聞いてただけ・・・



高い金額を支払って、その辺のお兄さん

お姉さんの話を聞くだけ・・・



これほど馬鹿らしいことはありませんから。



ご参考までに、カナダの平均年収は40,000ドル以下です。

(国家機関が発表しています。)

ですからこの75,000ドルという金額が

いかに大きな金額かが分かると思います。



宣伝文句から察するに、特に高い専門知識を

有している必要は無いようです。



つまり、本来なら高度な技術や能力を持った人たちだけが

得る事のできるような収入を「英語さえ話せれば」

誰でも稼げちゃうたいへんに美味しい話・・・。



こんな感じでしょうか?



アジア人が「カモネギ」に見えてきます。



そしてこういう目的で来ている英語圏の人たちに

日本人の英語力を伸ばす能力、或いは教育者としての

自覚があると思いますか?



ですから英語学校は、海外でどのように英語教師を

リクルートしているのかを充分に調査する必要があるのです。

本当の道

● 本当の道


本当は自分が専門的知識を持っている分野を英語で

教えてくれる環境があれば、一番理想的なのですが、

国内でそれを見つけるのは非常に難しい・・・。



外資系企業が進出してきて英語での業務が

必要な環境が増えてきたのですから、



例えば、



英語を母国語としている上司に英文の財務諸表を

提出できるように英文会計を英語で教えましょう。



なんていう学校があれば、



英語はその専門性を学ぶための道具となって本来の位置に

落ち着きますし、より実践的で専門性の高いプログラムは、

とても付加価値のあるモノになるでしょう。



もっとも、「英語」は教えられても専門性の高い事を

まともに教えられる人がはたしてどれだけ日本にいるか?

という問題もありますが・・・。



でも、そのような環境が本当にあるのならば、

あなたにとってとても意味のある環境となります。



試しに探してみては如何でしょうか?




ついでにふと思ったのですが、




国内に無数にある英語学校の「英語教師」と言われている

人たちのうち、どれだけの人が本格的な



「英語を教える側としての専門的な教育や訓練」



を受けているんでしょうかね?



英語も語学である以上、学問としても研究されているし、

第二外国語としての教育方法も充分に研究されています。



私たち日本人が「日本人である」という理由だけで、

日本語を教えられないように、英語を母国語とする

人たちも英語人というだけで英語を教える事は出来ません。



少なくとも私が通っていた頃には、授業と言うよりも、

楽しい時間を提供する事の方がメインテーマだった

ような気がします。



その時間だけ「外人としゃべる」

時間がきたら「ハイ、お終い!」って感じでした。



その辺の飲み屋とかでしゃべっているノリですよね?



授業が終わっても、クラスメートと英語で話すくらいの

意気込みが無ければ、所詮は一瞬の自己満足でしかない

のかもしれませんね。



あなたの英語教師は、ただの英語人ですか?



それとも英語を教えるための訓練を正式に受けた人ですか?