エンターテイナー
● エンターテイナー
前回の続きになりますが、私は彼等、つまり日本国内の
英語学校の講師を、エデュケーターではなく、
エンターテイナーだと思っています。
というのは、以前、私は街角で普通に手に入るセミナーの
カタログで、日本の繁華街(たぶん大阪)の写真を載せながら、
海外で英語を教える方法!
アジアで年収75,000ドルを獲得しよう!!
と言った感じのセミナーの宣伝を見た事があるからです。
これは別に「英語を教える為の教育」を
受けた人だけを対象としている様子は一切なく、
まさしく「美味しい出稼ぎ!」って感じでした。
海外でよくある「Language Exchange」のノリですね。
皆さんには、英語圏で実際にこのような活動が
行われている事を踏まえて、慎重に学校選びを
して頂きたいと思います。
私の知っている学校は、カナダにリクルートセンターを設け、
そこで厳しい審査に合格した人だけが、その学校の講師に
なれるというシステムを持っていました。
このような学校なら安心ですよね。
語学を教えるための訓練を受けていない人から
レッスンを受けても、「一時間、外人としゃべってきた」
的な記憶が残るだけです。しかも実は“お話をしてきた”
というよりは、黙って聞いてただけ・・・
高い金額を支払って、その辺のお兄さん
お姉さんの話を聞くだけ・・・
これほど馬鹿らしいことはありませんから。
ご参考までに、カナダの平均年収は40,000ドル以下です。
(国家機関が発表しています。)
ですからこの75,000ドルという金額が
いかに大きな金額かが分かると思います。
宣伝文句から察するに、特に高い専門知識を
有している必要は無いようです。
つまり、本来なら高度な技術や能力を持った人たちだけが
得る事のできるような収入を「英語さえ話せれば」
誰でも稼げちゃうたいへんに美味しい話・・・。
こんな感じでしょうか?
アジア人が「カモネギ」に見えてきます。
そしてこういう目的で来ている英語圏の人たちに
日本人の英語力を伸ばす能力、或いは教育者としての
自覚があると思いますか?
ですから英語学校は、海外でどのように英語教師を
リクルートしているのかを充分に調査する必要があるのです。