英語の勉強法 ~ 姿勢編 -12ページ目

本当の目的

● 本当の目的


ところで、この人たちのCPAを取得する過程においての

最終的な目標は何だったか分りますか?



そうです。



当たり前ですが、「資格の取得」ですよね。

英語じゃありません。



英語を母国語とする国の資格を取る為に

必要だったから英語で勉強していただけです。



ですからこの人たちは、英語を最終目的として

設定してはいません。



つまりCPAの資格が欲しいんであって、

英語が話せるようになりたいんじゃないですよね。



「英語圏の資格を取得する」というメインテーマを

達成するためには、



英語を使う必要があるので仕方なく英語で勉強していた



だけです。



仮に米国のCPA試験を日本語で受験できたら、

誰も英語なんか使って勉強なんかしませんよね。



完全に理解できる日本語で会計士の資格に

必要とされる知識を習得する事だけに

集中した方がよほど効率的です。

「明確な目標の設定」の力

● 「明確な目標の設定」の力


話を元に戻しますと、CPAを取得できた人は、CPAという

「明確な目標」があったからこそ、それを専門としている

学校を発見できたし、そしてそこの効率的な学習方法で

集中的に勉強できた。 だからこそ資格を取得できた。



試験には、傾向が必ず存在しますから、それを理解して

集中的に勉強すれば、結果は必ずついて来ます。



あるいは大学入試。試験日という期日の設定された対象。

そしてそれに合格しなければ「浪人」という恐怖感。

さらに言えば、恐怖感の後にくる大学生活という名のご褒美。



アメとムチを上手に使って自分をコントロールしましょう。



恐怖感ばかりでは、「もたない」とお考えの方は、

この「アメ」もエネルギーの源に加えてみるのも良いと思います。



そしてそれを強く思うのです。目の前にそれを行っている

自分を強烈に思い浮かべる事ができれば必ず達成できます。



受験勉強に縛られている高校生は、試験日と言う恐怖の

向こう側に何を夢見ているのでしょうか?



高校の時に満足に出来なかった恋愛でしょうか?

バイトしてお金をためてカッコいい車でも買いますか?

海外旅行にハマりますか?



自分が達成後にこうなるだろう、こうなりたいと思う事を強く

想像してみてください。逃げ道を作ってはいけません。



ただし、英語力の向上は一朝一夕ではなし得ません。

大学入試のように「ハイ!明日から大学生。」

というような明確な境界線は存在しません。

ほとんどの人が「気が付いたら話してた。」という感じです。



ただ話せない段階で、話せる状態の自分を想像する事は非常に

重要ですので、しっかりと想像してみてください。



金髪美女と愛を語り合う場面でも良いし、外資系企業で英語を

使って会議をしている姿でもかまいません。



ハリウッド映画を英語人と同じところで笑っている自分を想像

するのも面白いでしょう。ちょっとした優越感ですねえ。



アメとムチ。



しっかり考えてみてください。すごい力を発揮しますよ。

まずは考える事から始めよう!

● まずは考える事から始めよう!


そこで考えましょう。

あなたは英語を使って何をしたいのでしょうか?

直前に差し迫った「明確な目的」がありますか?



外国語を使わなければならない「絶対的な」恐怖感に

近い理由がありますか?これがない場合、残念ですが、

あまり進歩は期待出来ません。



日本で有名なアメリカの資格の中にCPA(公認会計士)

という資格がありますよね。

アメリカでは専門性の高い資格です。



そんな資格を外国人である日本人が取得するんですから、

さぞかし語学力はネイティブと変わらないんじゃないか

と思いません?



そんな人たちは海外の有名な会計事務所にすぐにでも

勤務できるような高度な語学力があると思いますよね。



ところが現実は大きく違います。



そんな資格を持っている人でも、

ネイティブに近いどころか満足に話せない人はいます。



仮に話せたとしても、畑違いの分野、例えば医療分野で

プロフェッショナルな会話が出来るかどうかってなると

もうゼロに近いんじゃないでしょうか。



でもこれは、英語を母国語としている人だって同じですよ。



考えてみてください。



その人の所属する業界以外の人と、相手方の専門分野において

プロフェッショナルな会話が出来るかどうかを。

そうすれば満足に話せない事がわかりますから。



日本語でも他業種の人と専門的な会話はできないですよね。



でも私達は、それをしようとしているんじゃないでしょうか?

こう考えると、一般的に言われている「英語のマスター」が

いかに焦点の定まっていない表現かが良く分りますよね。



英語を母国語としている人でも出来ない事を目標にするから

途中でつまづくんですよ。



ここでも日本人の「完璧主義」が裏目に出ています。



そんな実現不可能な目標を設定して悩む必要はありません。

もっと気楽に行きましょう。