イギリス英語発音スクール Stellavoce の高島まきです。

 

英語は「発音・リズム・イントネーション」で ずっと通じやすく、聞きやすくなる

 

これをイギリス英語を通じてお伝えしています。

 

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はじめましてのシリーズ、 5. 小澤征爾さんに習え!日本人が目指すべき英語の話し方のヒントの続きです。

 

シリーズ全体はこちらからもどうぞ。今までこんなことを書いています。

 

1. イギリス英語への入口

2: それはEnglishじゃありません (アメリカンとブリティッシュの違い) 

3. イギリス英語は発音でお里が知れる、を初めて知った日

4. マダムの言葉 「日本社会での立場より低い英語を話すことはないでしょう?」

5. 小澤征爾さんに習え!日本人が目指すべき英語の話し方のヒント

 

 

イギリス英語と言っても、地方の訛りももちろんたくさんあります。

先にお話しているように、階級の差もあります。

 

私が「良い発音」と言うのは、

Received Pronunciation (通称 RP)。

イギリスの上流をはじめ、一定階級以上の人が話す発音のこと。

平たく言えば、正統派クイーンズイングリッシュ。

 

厳密なRPを話す人はイギリスでもごく少数ですが、これに近いバリエーションで話す人は、

イギリス社会では高いほうの階級の人。

平たく言うと、

裕福か、高い教育を受けているか、その両方か、

なのです。

 

ですので、イギリスやヨーロッパの上流の方と話す時、RPに近い英語を流暢に使えると、

例え外国人でも、

 

「エリート、ちゃんとした人」

 

と判断され、同じレベル(階級)の人たちに受け入れてもらいやすくなる、というメリットがあります。

 

ビジネスや社交の場面はもちろんのこと、

例えば伝統ある老舗でお買い物をするときや、

格式の高いホテルに滞在する時など、

きちんとしたイギリス英語発音で話せると、あら、と一目置かれます。

 

もちろん彼らは、相手がどんな英語を話そうと、それをどう判断したかは見せませんけどね。

イギリス人はほぼ無意識のうちに、発音を聞いてその人の出身(階級と地方)を判断しちゃうんです。

良し悪しは別にして。

 

ところで、「いい場所に行くときは、いい靴を履け」と、よく言われますよね。

 

靴そのものと手入れの状態を見て、その人がどういう人なのか判断する。

どう判断したかは見せないけれども、そこで「値踏み」をする。

 

いい靴と同じようにいい発音が、相手が自分を良く見てくれるためのツールとなるのです。

 

女王様のような上流すぎる発音をする必要はありませんが、

英語の発音を整える=外側を整えることで、いい印象を与えることができるなら、

そのための努力をしない手はない。

 

なぜなら、その後のコミュニケーションが気持ちよく進み、

相手とうまく関係を築けたり、より良いサービスを受けることができたりして、

結果、自分の世界が豊かになると思うのです。

 

 

そこで、

きれいなイギリス英語を話すために必要な、

  • 発音 (RP = Received Pronunciation) 
  • リズム
  • イントネーション

この部分を磨くことをお手伝いいたします。

 

レッスンにご興味おありの方はこちらをご覧ください。

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