北海道のニセコは大学の卒業旅行で行った思い出があるスキー場です。若いころはシーズン中に20回くらいスキーに行っていたので、ニセコは一度行ってみたいところでした。当時から雪質が良く、とても素晴らしいスキー場だったのを覚えています。
あれから数十年、ニセコには一度も行っていません。しかし、最近やたらとニセコの名前をニュースで見るようになりました。それは“ニセコバブル”と呼ばれる現象に関するもので、牛丼が2,000円、チキンカレーやかつ丼は3,000円、ホテルは当たり前に一泊10万円前後で中には一泊170万円のホテルも存在します。
ニセコには世界中のお金持ちや成金がやって来ていてバブルの様相を呈しているのだろうと思っている人もいるかも知れませんが、実はそうではないのです。実は単純に日本が貧しい国になってしまったのです。昔は日本人が強い円をもって海外旅行へ行き、何でも安いと爆買いしていたことの全く逆の現象が起こっています。
しかしこれはバブルだから弾けるだろうと思うかも知れませんが、自分はそうならないのではないかと思います。逆にこのニセコの経済状況が日本の基準に変わっていくのではないかと。つまりニセコは日本で感じられる世界経済の最先端なのではないでしょうか。
ちなみにニセコでのアルバイトの時給は2,000円越えが当たり前だそうです。もちろんすべての場所ではありませんが、ニセコのリゾートエリアでの時給は清掃のバイトで2,000円です。しかし、ニューヨークでは16ドル(約2,400円)です。比較対象にもよりますが、決して群を抜いて高くはないのです。
こんなに物価や時給が上がって住みにくいなと思うかも知れませんが、日本は30年間経済成長が止まってしまったのでこのようになってしまいました。だから、日本も経済成長するしかないのです。少子高齢化で労働生産人口が減るなかで、どうやって経済成長するのか。どこの国も成し遂げたことがない難題に直面しています。今こそ、国民が一致団結して取り組まなければならないのではないでしょうか。しかし、まずは国の政(まつりごと)を司る(つかさどる)政治家の皆さんにしっかりと仕事をしてもらいたいです。




