こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。


先ほど大河ドラマ「光る君へ」を見ていて、なんか藤原隆家すがすがしいなぁと、気持ちが明るくなりました。


実際の隆家がどうなのかは知りませんが、竜星涼さんという方、いい感じです。重苦しくなる一方のドラマのなかで、一度失脚しながら過去を振り返らず先のことを考える隆家をうまく演じていて好感が持てます。


兄の伊周とは対照的に描かれているので、ちょっと極端に脚色しているのかもしれませんが、年寄りばかりが増えている今の日本は過去を見ている人ばかりが多く、大河ドラマの中であのように言ってくれると気分が明るくなります。


生きている限り年を取るので、若年層であろうと過去をなつかしむのは人間として普通なのかもしれませんが、記憶は人間以外の動物も持っていると思うので、やはり人間であるからには未来を見たいです。


過去の日記や記念の品と同じくらい、未定の未来は大切なものだと思います。


年を取ると未来よりも過去のほうが増えるというのは自分ひとり(または同世代)に限ったことであって、年齢に関係なく過去も未来もたっぷりあるのです。


日常の閉塞感、行き詰まり感は狭い境涯が引き起こすものだといえます。


大河ドラマで思いがけない拾いものをしました。


隆家注目😊



こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。


朝ドラ「虎に翼」を夏休み中の娘と見終わり、テレビを消そうとしたのですが(ここでテレビを消すタイミングを逃すとだらだら見続けることになりますから…娘が。)、あさイチの特集が10代の生理の悩みで、産婦人科医の高尾美穂さんがアドバイザーとして出演していたため、娘と視聴しました。


見てよかったです!!!


最新の生理事情を知ることができたのが何よりです。


しかし、それよりも…


10代の女の子たちが全然生理のことを母親に相談できていないこと、相談しづらいと思っていること、相談しても力になってもらえないこと…など、親子の断絶について現実を突きつけられたことがショックではありますが、幻想や思い込み、決めつけが砕け散ったのは思いの外せいせいしました。


生理が始まる頃にいろんな事情があって母親がそばにいない女の子は困るだろうとは思っていました。でも、実際には母親がそばにいても女の子たちは困っているのです…


中高生の女の子の中には、生理になっても母親に言えなかった…という子がけっこういました。


理由は明確ではなく、なんとなく言えない、言える雰囲気ではないというかんじでした。


ある高校生女子は、お母さんは生理についてすごくきちんとしている人で、お母さんがいつ生理なのかわからない、だから自分も隠さないといけない…と思ったそうです…


今学校では生理についての授業があります。そういうことは学校にまかせている、家庭では話さないということでしょうか…

 

ある女子は、自分の身体が女らしく変わっていくのが耐えられなかったと言ってました。認めたくなかったと…


産婦人科医の高尾美穂さんからは、今どきの生理事情、生理痛などは体質と考えるのではなく、本人のツラさという主観・訴えにより月経困難症といって治療対象になること、低用量ピルが使われていることなどの話がありました。


母親世代はピルというと、避妊薬というイメージがあり、また産婦人科に娘を連れて行くことも世間体などから気が進まないようです。


内診という、例のあのポーズに10代の女の子たちもすごく恐怖と抵抗を感じています。ただ、今は10代の女の子に対してはお腹の上から診るエコー検査が主流とのことです。


新しい生理用品もあり、知識のブラッシュアップが必要だと痛感しました。


高尾美穂さんは、お母さんはどうしても自分の経験で考えがちだけど、娘がどう感じるかを想像してほしいとアドバイスしていました。


これって母親と娘との関係だけじゃなく、全ての人間関係に言えること😓


いい勉強になりました。


高尾美穂さんのサイト









こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。


パリオリンピックが始まったようですね。メディアではオリンピックと関係なく日本とこじつけたパリ特集をやってて面白かったです(笑)


日本のマンガはフランスでも人気が高いようで、漫画喫茶(インターネットカフェじゃなくて、日本では20年ぐらい前によく見かけたオールドファッションなやつ)でフランスの人たちが熱心に日本のマンガを読んでました。


ところで、次の夏のオリンピックはロス・アンジェルスとか。開催できる地域って限られてるので回数はどうしても重なるのですね。40年前の中学生の頃ロス五輪がありました。なつかしいです。先生が…


私は陸上部に所属していて、たらたらと長距離などを走ってました。(球技など技術のいるスポーツや短距離や幅跳び高跳びなどの瞬発力や才能のいるスポーツはできなかった…)


顧問は体育の先生だったので、毎日オリンピックのことをわーわー言っていてうるさかったです(笑)


その先生がですね、保健の時間に突然こんなことを言いました。


「カール・ルイスが100メートル何秒やったとか、幅跳び何メートルとかなぁ、そういうこともいいけど、世の中はもっと大事なこともあるやろ?例えば、アフリカでは飢餓に苦しむ子どもらもおる。色んな問題か起きとる」みたいなことを突如。


生徒からしたら、はぁ?です。確かにみんなオリンピックの話題で沸いてました。

でも、その先生ほど大騒ぎしていた人はいません…中学生だってヒマじゃないのですから。いくら陸上部でも、オリンピックの陸上競技以外のことに関心もありますよ。私はオリンピックよりチェッカーズでしたから。


朝方までテレビでオリンピックを見ていて、授業に出てくるなり、あ〜眠いわ…自習!とかいうて机に突っ伏してたり、授業そっちのけで、カール・ルイスの記録を興奮してしゃべりまくつていたのは先生では?


おそらく教頭か校長か学年主任あたりから注意を受けたのではないでしょうか、先生自身のことで…だって、先生ほどオリンピックで浮かれている人は生徒にはいなかったもの。


で、お前らも気い付けよってかんじで注意してみた…かな?


その先生はスポーツに夢中な人で、土曜日の(当時はまだ半ドンでした)の部活参観日に、趣味でやってるソフトボール大会だからって、「法事」を理由に休むくらいですから…


先生というのはマンガやドラマを持ち出さなくても十分いい加減な面白い人たちです。


以上!オリンピックの思い出。


パリオリンピックみんながんばって〜



こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。


夜から朝にかけてすごい雨でした。今日一日雨かな…と思っていたら、雲がどんどん流れ、昼ごろにはすっかり晴天の夏日和です。


子どもたちの夏休みが始まり、お母さまがた、とりわけワーキングマザーの方はやれ学童保育だ、おじいちゃんおばあちゃんだ、親戚だ友人だとお子さんの処遇でてんてこ舞いだと思います。また、小さな赤ちゃんのいるご家庭ではお仕事のあるなしにかかわらず、いつもの家事に上のお子さんのお世話が加わりますので「私が3人いればいいのに!!」状態になっているかもしれません…


でも、この世界に「私」はたった1人、唯一の存在です。「私」はただ1人だから尊いのです。そんなことはわかりきっています。ワンオペがしんどいため、ついそんなふうに思ってしまうんです。


子どもは必ず成長します。成長するようにプログラミングされているのが子どもです。どの程度、どのように成長するかは持って生まれたものと環境の相乗効果によります。


ただ願っただけでは子どもは自分が思ったようには成長しません。というか、いろいろ策を弄しても自分好みに子どもを仕立てることはできません。


「子どものため」、これはマジックワードです。子どもとの間に軋轢が生じたときは、目の前の子どもと自分自身をみてください。


花や野菜、昆虫やカエルなど生き物を育てるのは楽しくも苦しい作業です。自分の中のいろんな感情を惹起させます。人間を育てるのはなおのこと、お互いの感情が交錯して、思いがけないことが起きるものです。それを煩わしいと思うか、面白い!と、興味が尽きないかで今後の人生が変わってきます。


子どもや若い人の存在は未来そのものです。年齢を重ねると過去にばかり目が行きがちになりますが、未来をみることは、それがどんな未来であろうと一縷の望みとなります。


だから私は過去を多く持つ人と同じくらい、未来を多く持つ人たちが好きです。


明日もがんばろう😊







こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。


私は仕事柄女性のキャリアについての書籍はわりかし読んでいますが、著者が男性のものは女性目線が少なく(当然です)、男性の家事育児参加のことがメインになっているため、賛成はするもののいまひとつ感がありました。


図書館で海老原嗣生(えびはらつぐお)さんの「少子化 女"性"たちの言葉なき主張」をパラ読みして、あれ?海老原さんてこんなに女性目線の人だったっけ?と意外に思ってさっそく借りて読んでみました。


プレジデントオンライン


人生はキャリアのためではない。

こどもは社会のために産むのではない。


見開きに書かれてあった言葉です。


何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが、国などの少子化対策はすべて、日本という国のためのものです。


海老原さんのこの本は、一貫して傍線の部分について書かれています。


そして、最後のほうに、女性に対する厳しい意見が付せられています。


女性差別撤廃を謳う人たちが、「男らしさ」に鈍感であったり、ルッキズム批判をしたその一方でイケメンを口にしたり。


女性は差別されていると訴える人たちも、都合のいい部分だけジェンダー論を振りかざしている。


アンチ差別を謳いながら、女性が自分より上の男性を求めるのは当然。女性のDNAには、よき子孫を残したいという思いが刻まれている、本能であると言う。


今はまだ男性に都合よく、女性に厳しい面が社会には残っているが、しばらくすると風景は変わる。女性も言われる準備をする必要がある、と。


海老原さんは一度だけ、富山の社会保険労務士会主催の研修会で講演を聞いたことあり(JIlPTの濱口所長といっしょにお見えになっていました)、女性目線の方とは思ったいましたが、今回の書籍で、思った以上に異なる性の相手を斟酌する人なのだなと感じました。


おすすめの1冊です😊