*ListFreak から「仕事中に問い掛けるべき8つの問い」。

  • ・なぜ我々はこれをやっているのか?
  • ・我々は何の問題を解決しているのか?
  • ・これは実際に役に立つか?
  • ・我々は価値を加えているか?
  • ・これは行動を変えるだろうか?
  • ・もっとシンプルなやり方はないか?
  • ・これをやることで失うものは何か?
  • ・これには本当に価値があるか?

仕事への熱い想いと本気ゆえの冷静さを考えた。

アサヒビールのSHOCHU LAB

http://www.asahibeer.co.jp/shochulab/main.html?pageID=about


企業がユーザーにアイデアを募って、ブランド創っていくクラウド・ソーシングいい例ですね。

さっそく注文しました!こだわりの米焼酎 「もろみの見た夢」。

限定2400本(限定に弱い私、、、特にお酒は)。


最近、「ラボ」という設定多いですが、新しい取り組みするのにいいですよね。


しかもアサヒビールはM&Aで総合酒類企業になろうとしていて、しかも、いい乙類焼酎では

後発なので、既存の有力銘柄との差別化にも、ユーザー巻き込むラボはいいですね。


広告バナーのクリエイティブ表現にも、ラボへのメンバー参加がうまく反映されてますね。

開発者とユーザーが、いいものを創るという想いで手を携えている感じです。


もろみの見た夢


今回はまず、すでにアサヒで開発されていた「もろみの見た夢」をまず通販のみで販売。

30度500mlで2100円。ラボへのメンバー登録(ここでいろいろ質問あり)で5%割引。


今後、Webでしか手に入らない焼酎を購入してくれた人の意見を汲み上げて
さらにいいものを開発していく、一般発売もする、というもの。

ここで焼酎にこだわる人は、ココロくすぐられますね。


真摯に向き合う。それでいてココロくすぐる。

このあたりのブランドコミュニケーションはとても大切で参考になります。


また、発売イベント(メンバーの人と有力ブロガー招待)などもあるようです。


乙類焼酎飲む人は、芋、麦、米、黒糖など、こだわり多そうですし、

AMNメディアに掲載されている点からも、飲んでほしいターゲットも、

30-40代の自分の意見を表明する、こだわりの大人を狙っている感じですね。


味は「様々な香り成分が織り込まれ、凝縮された旨みと、

コクやとろみのあるまろやかな乳感がミックス」だとか。


4月頭に届くそうで、楽しみです。

私は、黒糖>芋>麦>米の順に好きなんですが、今回は楽しみ。


今、改めて読んでいます。


原著から4年ほど経ってますが、手ごたえと歯ごたえあるな、と改めて実感。

自分のブランド観というか、仕事の一部分にもなっている本です。


私なりに考えて、強いブランドは、ユーザーをブランド構築の様々なプロセス

気持ちよく巻き込んでいると思っています。

価値共創の未来へ―顧客と企業のCo‐Creation (Harvard business school press)/C.K. プラハラード
¥2,310
Amazon.co.jp

顧客の声を聞いて、生かすという企業主体の考え方から、 さらに踏み込んで、

顧客と一緒になって価値を生みださなければ、企業は競争に生き残れないと説く。

「企業主体の価値創造」から「顧客中心の価値共創」へというパラダイム提示(Amazonの紹介より)。

事例も(アマゾン、ソニー、デル、プラダ、ハーレー、スターバックス、ドコモなど)豊富です。


強いブランドになるためには、いろいろな形でいいブランド体験の量を増やす。

ユーザー満足を上げることで、そのユーザーが新規ユーザー獲得のエバンジェリストになってくれる。


なによりもユーザーがブランドを「自分のもの」として、感じて一緒にブランドを創っていく。

ブランドマーケティングやっている私としては、この価値共創“Co-Creation”の仕組みを

組み立てていくのが、ずっと追いかける、結構なテーマでもあります。


ネットサービスは、そもそもユーザーと一緒にサービスをつくっていくし、これからは消費財でも

耐久財でも、体験型サービスでも、価値共創“Co-Creation”が求められてくると思ってます。


著者のプラハラードは、そういえば、こっちの名著も書いてましたね。

コア・コンピタンス経営―大競争時代を勝ち抜く戦略/ゲイリー ハメル
¥2,039
Amazon.co.jp

もうすぐ4月。今年もまた、新人研修が始まる時期が来る。


ふと、昨日の日経記事(「生き残れるかネット広告仲介」)を読んで、

これからのコミュニケーション業界は、混沌の中からたくさんの


「クロスメディアネイティブ」と呼べる人材が生まれてくるのではないかと思った。


クロスメディアを当たり前のものとして、これまでのしがらみにとらわれない、

新しい生き生きとしたコミュニケーションビジネス人材。新しいタレントを持った人材。

昭和30年代にテレビが生まれてきたときも


私の試案ではこんな感じの定義かと思う(きっとどんどんチューニングされると思う)。


  ブランドやマーケティングのクロスメディア目標をキッチリ、クライアントと設定できる力を持つ。


  ユーザーや消費者のインサイト(本音)を踏まえて、気持ちと動かす、行動を引き起こす

  アイデア創出と統合的なコミュニケーションデザインを実施実行する。


  メッセージ、メディア、技術の最適なスタッフプロデュースを図り、メディアプラットフォームに

  とらわれない、測定とチューニングをキッチリと行いPDCAサイクルを実践する。


  そして次を生み出すワクワクする、世の中と業界を刺激するビジネスを生み出していく。


うん?これは自分のありたき姿でもあるな。

 

総合系広告会社、ネット広告会社、メディア企業、PR会社、テクノロジー会社、リサーチ会社…

技術の進展、マーケットのオープン化、低コスト化…

情報奔流、コミュニケーションの変化…

環境も変わるし、人の情報受容度やビヘイビアも変わる、ビジネスのモデルも変わる。


もちろん1人ですべては大変だし、専門性がある上で、全体の見通しが立てられる人材の

育成が今後のカギだと思っている。いかにいいコミュニケーション人材をたくさん育てられるか。


仲介やメディアありきの提案から、コミュニケーション全体を組み立てる能力。

このあたりの人材論は、ADKの横山さんがしきりに啓蒙されていて、私も参照してます。


今、私も思っているシナリオは、ネット広告会社からのクロスメディアの動きと

総合系大手からクロスメディアの動きが、ここ1-2年でバチバチと交じり合い、刺激し合い、

人材もどんどんマージしていくという流れ。


そこで新しい事例と、「クロスメディアネイティブ」人材が産まれると思う。


あと少しの時間で、メディア調達の自由度やデータ活用の自由度も格段に変わると思う。

だからこそ、そうした同質環境でこそ、全体を考えるマーケティング構想力とコンテクストを

デザインするクリエイティブ力が問われると思う。


さて、自分も変わっていかなくちゃ。

また自分なりの新しい人材を創る、研修プログラムを考えなくちゃ。


3/18(火)の日経ベンチャー面で「生き残れるか ネット広告仲介」の大きめな記事があった。


「電・博」進出 系列化進む マス媒体連動・CM級表現力… 新興、総合力に弱さ といったリード。


しかし、タイトルやリードに課題が象徴されているな。


「仲介」か「総合力」か。


まず、記事と写真に内容以上に驚いた。1枚の写真ビジュアルの力って大きいな。


電通傘下に入ったことに対して、オプト鉢嶺社長の悔しさのにじむコメントや、

「電通の軍門に下る」「オプトの苦渋の選択」といった表現。

記者会見時の鉢嶺社長の忸怩たる表情(に見える)の写真。


日経に掲載することの意味を考えるとなんだか、ちょっと意地悪な意図が感じられなくもない。

う~ん、ここまで書かなくても、とは思うものの、記者やアナリストからするとこうだろう。


記事のトーンは、ネット広告の拡大とともに成長してきたネット広告各社が

即効性の高い販促領域のネット広告から、統合的なマーケティングを意識した、

クロスメディア提案で、総合系大手に太刀打ちできず、再編されていくというもの。 


ネット企業で広告チャレンジをしている私自身も直面・格闘している現実も書かれている。


ネット広告になじみやすい業種や広告主の案件が一巡したり、ネット広告の普及で、

大手クライアント(得てしてマス広告を多用してきた、食品や消耗品、車などの耐久財)からは

「総合力」やネット広告の専門性を越えた、クロスメディアアプローチと

クリエイティブ力が求められる、というのはホントに日常的に直面している現実だ。


電通は、マスのバイイング力、プランニング、クリエイティブといった総合力は強く、

そして何よりもキャッシュリッチ。しかし、ネット広告領域での機動性ある提案はまだまだ弱い。

それゆえ、自前でというより、時間買った。オプトという有力プレーヤーを買った。

以前の資本レベルでは、シナジーは生じなくて、TOBに踏み切ったのだろうと思う。


課題はまさに、媒体の仲介業ではなくて、今、そしてこれからのマーケティングを創っていく、

コミュニケーションデザイン力。これが総合力だと、私は思っている。


自分に言い聞かせる意味も込めて。