今、改めて読んでいます。


原著から4年ほど経ってますが、手ごたえと歯ごたえあるな、と改めて実感。

自分のブランド観というか、仕事の一部分にもなっている本です。


私なりに考えて、強いブランドは、ユーザーをブランド構築の様々なプロセス

気持ちよく巻き込んでいると思っています。

価値共創の未来へ―顧客と企業のCo‐Creation (Harvard business school press)/C.K. プラハラード
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顧客の声を聞いて、生かすという企業主体の考え方から、 さらに踏み込んで、

顧客と一緒になって価値を生みださなければ、企業は競争に生き残れないと説く。

「企業主体の価値創造」から「顧客中心の価値共創」へというパラダイム提示(Amazonの紹介より)。

事例も(アマゾン、ソニー、デル、プラダ、ハーレー、スターバックス、ドコモなど)豊富です。


強いブランドになるためには、いろいろな形でいいブランド体験の量を増やす。

ユーザー満足を上げることで、そのユーザーが新規ユーザー獲得のエバンジェリストになってくれる。


なによりもユーザーがブランドを「自分のもの」として、感じて一緒にブランドを創っていく。

ブランドマーケティングやっている私としては、この価値共創“Co-Creation”の仕組みを

組み立てていくのが、ずっと追いかける、結構なテーマでもあります。


ネットサービスは、そもそもユーザーと一緒にサービスをつくっていくし、これからは消費財でも

耐久財でも、体験型サービスでも、価値共創“Co-Creation”が求められてくると思ってます。


著者のプラハラードは、そういえば、こっちの名著も書いてましたね。

コア・コンピタンス経営―大競争時代を勝ち抜く戦略/ゲイリー ハメル
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