参加者を募ってネットを通じた商品開発を行っていく「クラウドソーシング」。

3/8(土)にワールドビジネスサテライトで放送していました。


エレファントデザイン株式会社が運営している「空想生活」

「ほしい」の声から商品化。みんなの「ほしい」をかなえるサイト、と謳っています。


このサイトでは「こんな商品が欲しい」という提案やアイデアが集まります。

エレファントデザインが企業に商品化を働きかけ、商品化されたものの売上の一部が、

エレファントデザインと開発者に報酬として支払われるモデルです。


事例では、東京電力のの共同開発の「立てて収納できる卓上IHクッキングヒーター」

⇒とてもスタイリッシュですし、収納時もスッキリです。


300人の意見が反映されて、うれしいことに製品の表面にその人たちの名前が入っています。

このあたりが、精神的な満足感につながりますね


すでに20以上の製品化と、月に100件もの提案があるそうです。


あとは、無印良品とのコラ7からの「空想無印」 での「貼ったまま読める透明付箋紙」

⇒1月下旬から発売の人気商品。これ、とっても便利ですよね。

情報をメモしておく付箋紙が、貼った先での情報加工や拡張につながる新しい価値です。


ワクワク感と望みがかなったウレシサ、こういったところをうまく構成するのがキモですね。

新しい価値やブランド創るのに参加したくなるってあたりですね。


もちろん、こうしたクラウドソーシングでは、いいアイデアの提供者の確保、目標設定、

参加者を巻き込む動機・インセンティブ形成、集約・収束、維持管理などが

課題となってきます。ファシリテーョンの技術がとても問われますね。






「クラウドソーシング」について、ザックリとした考え方をかきますね。

いい例が放送されたのでそれについて書きます(クラウドソーシングってどんなこと?その②で)。


「クラウドソーシング」ってもともとは、ソフトウェア開発のなかで、オープンソースで

ソースコードを公開して、誰もが開発・改良していけるものから始まってます。

今では、製品アイデアやネットサービスなどいろいろと広がってきています(e-wordsより )。

「群集知」の活用なんていい方もありますね。


主宰者(企業のことも個人のこともあり)のもとには、ネットを介して様々な

アイデアが持ち寄られて、開発や改良が行われて、市販化されたりします。

うまくいけば、成果に応じて参加者に報酬が出る、というモデルも出てきています。


企業側からすると、ユーザーの思いもネットコミュニケーションの進化で、

今までは一方的な調査やグループインタビューだけで見落としがちだった、

思いも寄らない意見やホンネが汲み取れて、新しい視点での商品・サービス開発が可能になる。


ユーザーや一般消費者からすると、自分の意見やこうなったらいいのにな、という

想いが反映されて、具現化されることでの充足感だけでなく、

積極的な関与が認められたことでの、精神的満足を得ることもできます。


クラウド・ソーシングのいいカタチとしては、企業側は単なるアイデアの収集ではなく、

ユーザーは、単に思いつきでいうのではなく、相補的に

共同参加でいい価値を創る、という認識が共有されるのが重要だと想います。


思いも寄らない意見やホンネっていうところがとても重要だと思います。

人はネット調査やグループインタビューでは、「こういった方がいいかな」という感じで、

その場にふさわしい対象者を演じることがあるので、ホンネを引き出すための

ネットの使い方や活用のやり方はとても重要ですね。


それから、うまく進めるためには、ビジョンの共有や場の作り方、進め方、

その後のフォローもとても大切に行われることが必要ですね。

「ネット時代のブランドづくり」を考えるブログを書いていきます。

特に注目しているのは、クラウドソーシング(crowd sourcing)とか、

コクリエーション(co-creationといった、ネット時代ならではの、

積極的な共同参加型のブランド構築です。

そこでの新しい事例や考え方、データや備忘録的に更新していきます。



クラウドソーシング(crowd sourcing)とか、コクリエーション(co-creation)とは

ユーザーや一般の人が、ブランドを作っていく過程に積極的に関係したり、

商品開発やサービス開発で一緒に価値を作っていくものです。



昔から「ユーザー参加型」とか「消費者の意見を取り入れた」、

なんてものはありましたが、カタチだけ、その場だけな気がします。

ネットでのコミュニケーションが活発になり、ユーザーや一般消費者も

ブログやSNSでいろいろな考えや新しいアイデアを出して、ブランドが

改良されたり、スピードアップしたり、キャンペーンのやり方もかわったりと

企業側だけで完了、という時代は終わってきています。



キッチリしたいいブランドを創る、育てるためには、新しいカタチでの

その一つが、クラウドソーシング(crowd sourcing)とか

コクリエーション(co-creationというカタチかと思います。

このブログでは、広く「ネット時代のいいブランド構築」を考えるトピックや

事例や考え方をつづっていきます。

ネットサービスや広告テクノロジー紹介というよりも、アナログな手法も

含めて、いいやりかただなぁ、とかキモチにグッとくる、いいブランド事例を

取り上げていきますね。