「沖縄病」の楽しみ方…? -30ページ目

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

新年令和6年は初日から北陸で大変な事態になったのに、

2日目は羽田で…

(北陸の事変が無ければ発生し得なかったのに…)

3日目は小倉で…

そのいずれもが魔の夕刻に…

一体世の中どうなっているんでしょう…

そして我が家でも、

妻と大阪から帰省中の息子が「食あたり」で腹痛と発熱でダウン中…

昨日、一族で博多へ買い物遠征しての昼食が原因かと…

ジジと孫①は、

別行動の近場ハイキングと露天風呂だったので渦中におらず無事…

私達は今後どうなるんでしょう…?

 

さて、

「還暦過ぎジジの…」の続きです~

 

投宿先の「船員会館」に戻れば、

晩食は今夜も階下の「いかり屋」へ降りるだけだから…

先ずは、

潮塗れ、汗塗れの身体を湯に浸します…

自宅から持参の子供用シュノーケリングマスクでの顔浸けは10秒から…

もう一度やらせたら20秒…

(よくやったね、すばらしい…)

「潜ったよ、潜っ たよ! 何点?」

(んー、50点かな…)

「エー、どうして?」

(頭まで浸かって潜れたら100点だよー)

「よーし、明日頑張るー!」

(今からじゃないんかーい?)

Nature Land kayaks のボディボードで海水慣れした効果はあったと思いたい…

 

18時半、

階下の「いかり屋」へはサンダル履きが苦痛なのでスリッパで…

孫は店員のおじさんと顔馴染みになり、

手品で歓迎されて目をパチクリ…

彼の注文は定番のマグロ刺身に白ごはん1杯、

ジジが注文したちきなーチャンプルをちょっぴりつまみ食い…

(ほら、食べられるでしょ!)

ホロホロの三枚肉とジーマミー豆腐には口を開きませんの…

(こうした仕草の子供は頑固で…)

今夜の泡盛1合は急いで飲み切ります「多良川」…

(寛いでなんかいられません…)

 

20時には部屋に戻って学校の宿題に取り組み…

「毎日カレンダー」の一行日記と「3つの約束できたかなチェック」…

「きょうわ いっぱいさかなお みました」

わ→は、お→を に訂正…

今日も同じ様な誤りを繰り返しています…

課外の「自由ノート」には、

ページが進む程にスーパーマリオBのゲーム世界に傾倒し…

(娘に言わせれば、「先日の交通事故被害から精神状態が不安定だったけど、やっと普段に戻ったみたいだね、はははー」ですって…)

 

 

いよいよ大晦日~今年も最終日になりました…

今年は色々と…

山あり谷ありで…

東奔西走…

滅私奉「他」みたいな…

「来年は…」

とか新年に期待したいところですけど…

「節気」は2月の「節分」まで…

今年の「運気」はもう暫く続くと云うことですな…(残念)

 

さて、

「還暦過ぎジジの…」の続きです~

 

14時発「フェリーざまみ」の本日の最終便…

台風が接近しているから、

これから当分は欠航が続くことに…

又してもドタバタ滑り込み客達でチケット売場は混雑…

当方も変更予約のみでチケットは入手してなかったのでその行列に並びます…

延々と30分間…

出航は往路同様に20分の遅延…

(どうしようもありませんな…)

乗船が遅かったので空調の効いた船室は満員でデッキ席へ…

日陰になってはいるものの熱気は沈殿し漂う…

近くの機関室からの排気熱も…

 

「お腹空いたーっ」

ともっぱら食欲の孫は、

サケとおかかのおにぎりに彼定番のトリカラで気分上等…

(Nature Land Kayaks の佐野さんの案内で島唯一の雑貨屋さんの地元総菜を買い込み…)

高速艇とは格段に揺れが小さいので安心して船内探索へ…

ジジはちょっと休息…

暑気下でも船が走り出せば空気は動くから凌げます(心頭滅却すれば…)

2.5Hの船上にて…

 

17時泊港到着、

投宿先へは徒歩5分だから楽々なれど…

慣れない島ぞうりの為「鼻緒ズレ」が痛い…

孫にはいつもクロックスサンダルの普段履きを、

「遊ぶのに危ないからダメよー」

と口煩くジジ諫言しているように…

「こんなふうになるんだよー」

ジジが身を以てそのデメリットを示します…

「とまりん」からの涼気に誘われアイスクリームを買い食い…

チケット売場前の長椅子に二人で座り込み火照った身体を冷ましつつ…

チケット売場では、

未だやり取りをしている訪日客が数組…

(離島へはもう暫く行けませんでしょうに… お気の毒に…)

夏休み中の地元中学生の集団…

日焼けを嫌う長袖・長パンツ姿も…

片手には(熱中症対策の?)ペットボトルが2ℓ…

沖縄の光景ですな…

今年も残り3週間となっての33度目の訪沖…

今日の夕方に那覇入りしたばかりですの

薄着ばかり持参、

日焼け止めクリームもと用意周到でしたが…

ちょっと寒い…

雨がシトシト続きで夜は更に肌寒い…

 

 

閑話休題〜

夏の話に戻ります…

 

約20年振りに利用することになる「Nature Land-Kayaks」の1Dayツアーは半日になるし、

座間味島到着は遅れるしで泣き面のところに…

孫が船酔いで体調不良…

更には、

島南側の阿真ビーチは強風で波高、

北側の古座間味ビーチだとウミガメ遭遇率が低い…

の二者択一を迫られ…

年齢を弁えてない自意識過剰で阿真ビーチを選んだのが事態を更に悪化させることに…

 

シーカヤックは「竜骨」が無いから風を側面に受けると横滑りしてしまい…

ラダー操作にまごついている内にショップオーナーの佐野さん艇からみるみる離され…

そのことを認識しても対処出来ずもたもた…

それを見兼ねた佐野さんからレッドカード、即退出の命令が…

艇を浜辺へ戻し、再び送迎車で北岸古座間味ビーチに移動することに…

孫連れの漕行、危機管理のいろはが判ってないと自己批判…

今日の行程は増々タイトに…(孫は事態を理解してないから何も言いませんが、ジジは無念なのよ…)

 

古座間味ビーチは南岸と様相が違い凪の水面…

自分の思う方向に艇が進んでくれるのに安堵(尽々恐縮です…)

早々に海からのみ上陸出来る孤立の浜へ艇を乗り上げ、

先ずはシュノーケリングと行きたかったけれども、結局悲しき時間不足…

孫のシュノーケルゴーグルでの初体験は諦め、

ショップが念の為用意してくれていた水中窓付きシュノーケルボディボードに乗せて沖合へ…

孫はボディボードの水中窓の先、

熱帯魚群に歓声…

船酔いの不機嫌をすっかり忘れはしゃぐ…

バランスを崩せば海にドボンの恐怖を未だ知らない(ライフジャケットの効能も未だ知らない)… 

小さなソラスズメダイの群れが見えると夢中に…

ハマクマノミ、縦縞や黄色のスズメダイ系、アオブダイ、ベラ系やハギ系の色々、その内コクテンフグに1Mはあるタマンも…

やがて、我々と浜の中間辺りを子ウミガメが顔を覗かせているのを佐野さんが発見しましたが…

彼は視野の焦点をチューニング出来ずに無念の超レアシーン…

 

シュノーケリング上がりの浅瀬で変わった形の巻き貝を発見、

孫に見せようと手持ちで浜辺に戻ると…

佐野さんが一喝…

浜辺の危険生物「アンボイナ貝」なのでした(あの白ハマグリ「ホンビノス貝」と語感が似てますが全然違います…

珊瑚礁に生息するイモガイ類で、極めて強毒…

刺されると全身の痺れや呼吸困難を招き、海中だと溺死が必至のアナオトロシヤ…

 

正味3Hは遊べたでしょうか、

彼にとっては充実の海遊びになったに違いないと…

不運、無分別、無知を露呈させた還暦過ぎジジは…

せめてもの慰めにそう思うことに…