還暦過ぎジジの新たなるミッション 〜 訪沖編2023夏⑦ | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

今年も残り3週間となっての33度目の訪沖…

今日の夕方に那覇入りしたばかりですの

薄着ばかり持参、

日焼け止めクリームもと用意周到でしたが…

ちょっと寒い…

雨がシトシト続きで夜は更に肌寒い…

 

 

閑話休題〜

夏の話に戻ります…

 

約20年振りに利用することになる「Nature Land-Kayaks」の1Dayツアーは半日になるし、

座間味島到着は遅れるしで泣き面のところに…

孫が船酔いで体調不良…

更には、

島南側の阿真ビーチは強風で波高、

北側の古座間味ビーチだとウミガメ遭遇率が低い…

の二者択一を迫られ…

年齢を弁えてない自意識過剰で阿真ビーチを選んだのが事態を更に悪化させることに…

 

シーカヤックは「竜骨」が無いから風を側面に受けると横滑りしてしまい…

ラダー操作にまごついている内にショップオーナーの佐野さん艇からみるみる離され…

そのことを認識しても対処出来ずもたもた…

それを見兼ねた佐野さんからレッドカード、即退出の命令が…

艇を浜辺へ戻し、再び送迎車で北岸古座間味ビーチに移動することに…

孫連れの漕行、危機管理のいろはが判ってないと自己批判…

今日の行程は増々タイトに…(孫は事態を理解してないから何も言いませんが、ジジは無念なのよ…)

 

古座間味ビーチは南岸と様相が違い凪の水面…

自分の思う方向に艇が進んでくれるのに安堵(尽々恐縮です…)

早々に海からのみ上陸出来る孤立の浜へ艇を乗り上げ、

先ずはシュノーケリングと行きたかったけれども、結局悲しき時間不足…

孫のシュノーケルゴーグルでの初体験は諦め、

ショップが念の為用意してくれていた水中窓付きシュノーケルボディボードに乗せて沖合へ…

孫はボディボードの水中窓の先、

熱帯魚群に歓声…

船酔いの不機嫌をすっかり忘れはしゃぐ…

バランスを崩せば海にドボンの恐怖を未だ知らない(ライフジャケットの効能も未だ知らない)… 

小さなソラスズメダイの群れが見えると夢中に…

ハマクマノミ、縦縞や黄色のスズメダイ系、アオブダイ、ベラ系やハギ系の色々、その内コクテンフグに1Mはあるタマンも…

やがて、我々と浜の中間辺りを子ウミガメが顔を覗かせているのを佐野さんが発見しましたが…

彼は視野の焦点をチューニング出来ずに無念の超レアシーン…

 

シュノーケリング上がりの浅瀬で変わった形の巻き貝を発見、

孫に見せようと手持ちで浜辺に戻ると…

佐野さんが一喝…

浜辺の危険生物「アンボイナ貝」なのでした(あの白ハマグリ「ホンビノス貝」と語感が似てますが全然違います…

珊瑚礁に生息するイモガイ類で、極めて強毒…

刺されると全身の痺れや呼吸困難を招き、海中だと溺死が必至のアナオトロシヤ…

 

正味3Hは遊べたでしょうか、

彼にとっては充実の海遊びになったに違いないと…

不運、無分別、無知を露呈させた還暦過ぎジジは…

せめてもの慰めにそう思うことに…