一昨日の土曜日、JAPAN XV 対 AUSTRALIA A の試合を観に行った。



キックオフ直前まで、ジャパンはダブルタックルのタイミングを確認するかのような練習を繰り返していたし、勝つために失点をゼロか最小限に食い止めるぞ、という強い意欲を感じた。一緒に観戦した同僚のラグビー経験者、Y原さんには「試合前にこんな激しい練習をさせられたら、僕なら試合で使いものにならへんわ」と言って笑い合ったが、キックオフ早々からジャパンは鋭く前に出るディフェンスで間合いを詰め、オーストラリアに攻撃のリズムを作らせなかった。ジャパンは何度かオフサイドの反則を取られたし、オーストラリアには意図の感じられないキックが目立ったが、それくらいジャパンの前に出る圧力は凄かったのだろう。



互いに大きくはゲインできず、両軍とも前半はPGのみの得点となったが、ジャパンの攻撃には「ここではこう攻める」、「こんな攻め方ができるはずだ」みたいな共通の認識を感じさせるものがあり、結果として味方選手のサポートを早く受けられることから、連続攻撃を可能としていた。一方のオーストラリアは個人技によるゲインが時に孤立し、複数のジャパンの選手に押し戻されるシーンもあった。プレーに参加する頭数でジャパンはオーストラリアを上回り、互角に戦っているのだと思った。

 

残念ながら、後半の後半になってジャパンの前に出るディフェンスのスピードに差が出始め、その分、オーストラリアに攻撃の余裕や選択肢を与えてしまったように見えた。元々フィットネスに勝るオーストラリアだから、頭数が互角になるとジャパンはじわりじわりと押し込まれ、タイミング良くオーストラリアにボールが出るようになる。キックオフ早々、オーストラリアの選手がトップスピードになる前に鋭いタックルで止めていたジャパンだが、それでも大きくて重いオーストラリアの選手と当たり続ける内に体力を消耗したのかなと思う。第2戦、第3戦に期待したい。

朝のウォーキングで彼岸花が咲いているのを見付けた。花言葉を調べようとしたら、「ヒガンバナの別名・異名」という解説が出てきて、方言も入れると千以上の名前があると分かった。



曼珠沙華(マンジュシャゲ)、天蓋花(テンガイバナ)、死人花(シビトバナ)、地獄花(ジゴクバナ)、幽霊花(ユウレイバナ)、剃刀花(カミソリバナ)、狐花(キツネバナ)、捨子花(ステゴバナ)、歯欠婆(ハッカケババア)・・・ちょっとおどろおどろしい名前があるのは、田畑だけではなく墓地にも多く植えられたことが理由か。どうやら球根にはモグラやネズミの侵入を防ぐ毒があるらしい。

これら多くの名前から感じ取れるのは、豊かな人々の想像力や発想力だろう。同じ花を見て、ある人は曼珠沙華(天界の花)と名付け、ある人は地獄花と見る。中には、歯欠婆(ハッカケババア)という名前もあるが、これには物語がある。

強欲でケチなお婆さんが彼岸花を買い占め、自分の田んぼの周りをぐるりと囲み、モグラやネズミが近付けないようにしたのだとか。村人が「婆さん、ネズミやモグラがオラたちの田んぼに逃げてきて困ってるだ」と声を掛けると、お婆さんがニヤリと笑い、開いた口から欠けた歯が見えたらしい・・・というのは私の作り話だが、この程度の想像力、発想力じゃダメか(笑)

以前、お取引きのあった会社が倒産したという噂を聞いた。そんなことから、タイトルに目を引かれた。



特に印象に残り、考えさせられる倒産が3件あった。

①子供服の製造・小売り
マーケットの隙間を突き、見事な成長を遂げていた会社がある。しかし、2013年に記録した20円以上の円安と、産地であった中国の人件費高騰から、成長の原動力になっていたビジネスモデルが通用しなくなる。

②水産加工卸し
東日本大震災の津波で工場が全壊するが、補助金を活用して再建に取り組む。しかし、内陸部への移住者や引退した人が増えたことから人手不足となり、又、2015年からは水産物の記録的な不漁に遭遇してしまう。

③自動販売機の設置や整備の請負い
大手飲料メーカーや日本専売公社から自販機の設置や整備を請負っていたが、煙草の自販機購入にはタスポカードが必要になったこと、コンビニが淹れたてのコーヒーを売り始めたことからコンビニに客を奪われる。

以上、急な円安も、記録的な不漁も、タスポやコンビニコーヒーの登場も、各々の会社からすると不可抗力のようにも思えるが、これらの変化も大きな時代の流れだと認識し、それに応じる変化を自らに課さないといけなかったのか。経営者とは厳しいものだとつくづく思う。