以前、お取引きのあった会社が倒産したという噂を聞いた。そんなことから、タイトルに目を引かれた。
特に印象に残り、考えさせられる倒産が3件あった。
①子供服の製造・小売り
マーケットの隙間を突き、見事な成長を遂げていた会社がある。しかし、2013年に記録した20円以上の円安と、産地であった中国の人件費高騰から、成長の原動力になっていたビジネスモデルが通用しなくなる。
②水産加工卸し
東日本大震災の津波で工場が全壊するが、補助金を活用して再建に取り組む。しかし、内陸部への移住者や引退した人が増えたことから人手不足となり、又、2015年からは水産物の記録的な不漁に遭遇してしまう。
③自動販売機の設置や整備の請負い
大手飲料メーカーや日本専売公社から自販機の設置や整備を請負っていたが、煙草の自販機購入にはタスポカードが必要になったこと、コンビニが淹れたてのコーヒーを売り始めたことからコンビニに客を奪われる。
以上、急な円安も、記録的な不漁も、タスポやコンビニコーヒーの登場も、各々の会社からすると不可抗力のようにも思えるが、これらの変化も大きな時代の流れだと認識し、それに応じる変化を自らに課さないといけなかったのか。経営者とは厳しいものだとつくづく思う。
