15年ほど前に買った本で、年に一度、私が行う本の処分を逃れてきた一冊。著者は晴山陽一さん。タイトル通り、ニヤリとする名言が多く、たまに開いてはニヤリとしている。

5年単位で見ると、ニヤリとする名言が異なるのは私の変化(成長であって欲しいが)、又は社会の変化に依るのだと思うが、次の名言は毎回、私に対する注意だと受け止めている。
「ハンマーの使い方が上手な人は、あらゆるものを釘に見立ててしまうものだ。」(アブラハム・マズロー/心理学者)
自分を基準に物事や対人関係を考え、何度失敗したことか。さて、久しぶりにこの本を開き、次の名言に初めて感銘を受けた。多分、AIの進化を実感したからだろう。
「本当に危険なのは、コンピュータが人間と同じように考え始めることではなく、人間がコンピュータと同じように考え始めることである。(シドニー・J・ハリス/ジャーナリスト)
そして、以前は「ハハハ・・」で済ませていた名言だが、今回、深く読んだのが次のアメリカに関する名言の数々。
「アメリカがなし得る最善の行為は自国を理解すること。最悪の行為は他国を勝手に理解すること。」(カルロス・フエンテス/作家)
「アメリカでは、昔から外国人の不法入国が頭痛の種だった。ウソだと思ったら、インディアンに聞いてみろ。」(ロバート・オーベン/ギャグ作家)
「二か国語を話せるのはバイリンガル、三か国語を話せるのはトライリンガル、一か国語しか話せないのはアメリカ人。」(英語のジョーク)
こうして話題にされるのは力のある国だから。その力を使うときには十分注意して欲しいと思う。