蕾だった芍薬が花開いた。



「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉がある。この「立てば芍薬」は「すらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせる芍薬は、まるで美しい女性が立っているようだ」という意味らしい。



誰でも花に例えてもらえる訳ではないし、私を花に例えてくれる人は先ず出てこないだろうから、この際、自分で花に例えてやろうと思い立ったが、そもそも花に詳しくないから花の名前が出てこない。悪戦苦闘の末、できたのがこれ(⬇️)

「立てば使われ、座れば叱られ、歩く姿は40代」

電車の中で席を譲られることなどないよう元気でいたいし、元気に見えるよう心掛けたい、という決意表明になってしまった(笑)

勤務先で「ヴィオラスペース2023」というコンサートのチケットをもらった。ヴィオラが主役のコンサートとは珍しいな、という軽い気持ちで出掛けたら、いきなり「ヴィオラ・ダモーレ」という弦楽器を手にした方がお二人出て来られ、ビーバー作曲「技巧的で楽しい合奏音楽」から「パルティータ第7番」という作品を演奏された。


(Wikipediaからお借りしました)

遠目に見ても弦が4本以上あるし、その分、糸巻きがたくさん付いているから指板が長く見える。私の第一印象は「変な形」(すみません!)だったのだが、いざ、演奏が始まると、ものすごく優しくて豊かな音色に聞き入ってしまった。チェンバロとチェロの音色も
素敵だった。


圧巻はアントワン・タメスティというヴィオラ・ダモーレ奏者が桐朋学園オーケストラと演奏されたヴィヴァルディ作曲「ヴィオラ・ダモーレ協奏曲イ短調」で、透明感のある高音から重厚な低音まで、ヴィオラ・ダモーレの素晴らしい響きを堪能させてもらった。

知識がなくても、音楽は聴く人を感動させる力がある。それを実感した。

美術や芸術には疎い私なので、先ず訪問などあり得ない美術展だが、たまたまS橋さんからご案内を頂き、東京都美術館で開催されていた第51回「新美展」に足を運んだ。S橋さんは私を同志社混声合唱団に紹介くださった恩人だ。


新美展は昭和42年発足の新生美術会が催される美術展で、広く全国から作品を募集されている。S橋さんはそれに応募され、2つの作品が入選したらしい。一つは「夕焼けの美山」、のどかな風景の中に自然と協調して生きようとする人々の暮らしが見えるようだ。


もう一つは「黄昏の八坂」で、夜を迎える祇園の艶っぽい佇まいが見事に描かれている。「夕焼けの美山」が豊かだが厳しい自然を感じさせる作品なら、「黄昏の八坂」は人々の息遣いや笑い声が聞こえて来そうな、人の温もりを感じさせる作品だ。


どちらの世界に行きたいかと尋ねられたら、「夕焼けまでは美山、その後、黄昏の八坂に移動」かな(笑)  S橋さん、ご案内ありがとうございました。