美術や芸術には疎い私なので、先ず訪問などあり得ない美術展だが、たまたまS橋さんからご案内を頂き、東京都美術館で開催されていた第51回「新美展」に足を運んだ。S橋さんは私を同志社混声合唱団に紹介くださった恩人だ。


新美展は昭和42年発足の新生美術会が催される美術展で、広く全国から作品を募集されている。S橋さんはそれに応募され、2つの作品が入選したらしい。一つは「夕焼けの美山」、のどかな風景の中に自然と協調して生きようとする人々の暮らしが見えるようだ。


もう一つは「黄昏の八坂」で、夜を迎える祇園の艶っぽい佇まいが見事に描かれている。「夕焼けの美山」が豊かだが厳しい自然を感じさせる作品なら、「黄昏の八坂」は人々の息遣いや笑い声が聞こえて来そうな、人の温もりを感じさせる作品だ。


どちらの世界に行きたいかと尋ねられたら、「夕焼けまでは美山、その後、黄昏の八坂に移動」かな(笑)  S橋さん、ご案内ありがとうございました。