バイオリンを習い始めてから丸11年経った。元々は何かにチャレンジしたいと思い、ゴルフ、お料理教室、ヨガ、乗馬、ついにはスカイダイビングまで試してみたが、全て長続きしなかった。そんなとき、子供の頃に習っていたバイオリンを思い出し、再チャレンジすることにした。



問題は誰に教わるかだったが、インターネットにバイオリンやピアノなど習い事の先生を紹介しているサイトがあり、バイオリン、個人レッスン、都内23区等のキーワードを入れて検索したら数名の先生方の紹介文が出てきた。その中に生徒さんやご父兄の書き込みがあり、「子供が嫌がらずにレッスンに通っています」という書き込みが圧倒的に多かったU先生に体験レッスンを申し込んだ。子供に優しいU先生はオジサンにも優しかった(笑)

(発表会で先生と先生のお兄さんと)

継続は力なりというが、楽しいことは無理なく続けられるように思うから、私にとってバイオリンやU先生は相性が良かったのだろう。ラグビーも相性が良かったから21年間もプレーできたし、相性の良い仕事を選んできたから46年も続いている。

そう言えば、結婚生活も42年目を迎えようとしており、これも妻との相性が良かったからだ、と締め括りたいところだが、ちょっと怖くて妻に確認できない(^_^;)

お取引先が予期せぬ災害に備え、非常食を備蓄されている。その中に保存期限を間もなく迎えるものがあるとのことで、「一度、食べてみませんか?」とお裾分けしてくださった。



左上が「牛丼の具」、右上が「筑前煮」、そして中央が「鯖の味噌煮」で、保存食の為か、我が家の味付けよりは濃くて塩気が強いと感じたが、食べ終わってから、「災害時にはこんなお皿に出して食べることも出来ないのか!」と気付いた。

災害時には水も貴重品で、お皿を洗うどころか、飲み水や顔や身体を洗う水もままならないし、トイレも自由には使えない。幸い、そういう非常事態の経験がなかったけれど、平和で快適な生活の有り難さを感謝せねばと思った。

丸紅時代の上司はパリに駐在されていたことがある。その方とは今も電話のやり取りがあるが、昨夜、「カードルというフランス語がある。知ってる?」と尋ねられ、「もちろん、知りません!」と力強く答えて大笑いとなったが、その後、こんな話をされた。


カードルは絵画の額縁のことだが、企業で働くエグゼクティブのこともカードルという。恐らく、どんな名画もそれを引き立てる額縁があって初めて観る人に安心や感動を与えるし、そういう額縁があるように見える人のことをエグゼクティブというのだろう。


もう20年も昔のことだが、インドに出張した際、買い求めた絵がある。



生地にプリントされた絵で、無造作に丸められた生地の束の中から探し出した。3ドルもしなかったと思うが、帰国後、額縁に入れてもらった。絵の何十倍もの費用を要したが、家族や訪ねて来た人に見てもらえる絵になった。

人にとっての額縁は何だろう? 知性か教養か、はたまた威厳か。どれも自分にあるとは思えないが、少なくともインドから持ち帰った絵と同様、見られているという意識は持とうと思う。