1年と9ヶ月、同志社混声合唱団(東京)の代表を務めさせてもらったが、昨年末で任期満了となり、昨日、新しい代表の方への引継ぎも終えた。代表就任以来、ずっと預かっていた団旗をお渡ししたときには、「あぁ、終わった」とホッとすると同時に、意外にも一抹の淋しさも覚えた。合唱にど素人の私を最後まで支えてくれた委員会の解散が淋しかったのだろう。



ただ、ホッとしたり淋しがったりしている場合ではなく、3月10日(日)には小林研一郎さんが指揮をされるマーラー作曲交響曲第2番「復活」の合唱団に同志社混声合唱団(東京)も参加することになっている。総勢200名の合唱団は初めて、小林研一郎さんの指揮ももちろん初めて、サントリーホールも初めてという、私にとっては初めてづくしのコンサートだから、どんな演奏になるのかが楽しみだ。


さて、引継ぎを終えて得た時間と心の余裕はどこに向けるべきか、もともと立ち止まるのが苦手な性格でもあるし、走りながら考えようと思う。