昨日、69才になった。京都の取引先を訪ねるべく乗車した新幹線の中で、お祝いのメールやLINEメッセージなどいくつか頂いた。その中のメール交信の一つ。


「お誕生日おめでとうございます。69才には見えませんね!」

「ありがとうございます。精神年齢は35才、頭脳年齢は15才で止まっているからですかね?」

「この際、お肌年齢も決めたらどうですか? 例えば30才とか。」

「ええっすね! ただ、厚くなった面の皮を先ず何とかしないといけませんね。」

「ハハハ・・」(否定されなかった・涙)


(面の皮が厚くなかった頃の写真)

後戻りは出来ないのだから、力強く厚かましく前進を続けます。

「昭和新山」は1943年から45年にかけて有珠山が噴火した際に隆起してできたものらしい。元々は畑のあった場所とのことだから、ものすごい力が地中の岩山を押し上げたということか。



有珠山の山頂まではロープウェイで行ける。昭和新山からは今も噴煙が立ち昇っていて、生きている地球を実感できた。


有珠山の山頂からは「火山活動が形成したダイナミックで美しい景観を楽しめる」とのことだったが・・・濃い霧で全く何も見えず、「これは誰の行いが悪かったせいだ?」という責任追及を楽しめる時間となった。もちろん、僕ではないです(笑)


洞爺湖温泉のホテルで頂いた朝食の「目玉焼き」は、ここは北海道だ、と一目で分かるものだった。説明不要(笑)


美しい円錐形の羊蹄山は蝦夷富士とも呼ばれていたそうだが、優雅に見える羊蹄山も冬には雪崩の犠牲者が出る厳しい山らしい。日本百名山の一つ。


その羊蹄山の湧き水が一年を通して吹き出しているという「ふきだし公園」に案内してもらった。透き通った冷たい水と美しい緑に癒された。


お料理や飲料用の水を汲みに来る方が大勢おられた。大自然から与えられた水だ。美味しいご飯が炊き上がるのだろう。


ニセコにはいくつか牧場があるとのことだったが、「美味しいアイスクリームがある」とのことで、高橋牧場ニセコミルク工房に寄ってもらった。更には「美味しいシュークリームもある」にも反応し、注文してしまった。爽やかな後味に大満足だったが、しばらく体重計の体脂肪率は見られないなと思った(笑)


千歳空港に向かう前に、千歳水族館に案内してもらった。北海道最大の淡水大水槽には大小様々な魚が泳いでいたが、興味深かったのは本物の千歳川を覗ける窓があったことだ。春は海へと旅立つ鮭の稚魚、秋は遡上する鮭の群れ、冬は鮭の産卵やその卵を狙って潜水してくる水鳥などの姿を見ることができるそうだ。

(魚の名前を失念、すみません!)

楽しく、新しい発見に満ちた2泊3日の小旅行だった。H谷さん、K原くん、ありがとうございました!


登別温泉に湯澤神社という神社があり、お参りしようかと思ったら、旅行者の方が神社に至る石段の前で写真を撮っておられる。ところが、スマホの先には誰も立っておられないから、いったい何を撮ろうとされているのかとその先を見たら、なんと立派な角を生やした鹿がいた。



どう見ても野生の牡鹿で、山から降りて来たのだろう。空腹なのか、脇目もふらず葉っぱを食べている。これが熊なら、写真を撮るどころではなかったろうが、翌日、洞爺湖温泉に向かう山中でも車の前に鹿が飛び出して来たから、私たちと野生の動物たちの距離は縮まっているのだろう。


そんな話をしながら洞爺湖で中島に向かうフェリーに乗船したら、乗客が食べものをくれると知っているのか、カモメが団体で近寄ってきた。乗客がかっぱえびせんを指に挟んで掲げると、器用に速度と高度を落としたカモメが接近し、くちばしでかっぱえびせんをついばむと、そのまま飛び去って行った。その決定的瞬間を偶然にも撮れた。


野生動物との共生には難しい課題があるのだろうが、多分、我々人間は地球に住む生きものの中では最も新参者なのだから、我がもの顔で暮らし、好き放題に環境を変えたりしてはいけないのだと思った。