連休の締めくくりに「アメイジング・スパイダーマン 2」を観に行った。めまぐるしく変化する目の前の景色、縦横無尽に空間を駆け抜ける主人公、容赦無く破壊されていく車や建物・・・そういうダイナミックな映像に目を奪われた。

スパイダーマン

次に登場人物だが、トビー・マグワイアに比べるとアンドリュー・ガーフィールド演じるピーターは繊細で神経質、それが、スパイダーマンに変身すると戦う相手にジョークを飛ばす明るく余裕たっぷりのスパイダーマンとなる。

又、相手役のエマ・ストーンも、陰のあったキルステン・ダンストに比べると家庭にも才能にも恵まれた勝気で快活なお嬢さんを演じている。そういう意味では、屈折した心理描写があまりない、シンプルでストレートなアクション映画になっているかと思う。

複雑なことは考えず、ただ正義の味方と共に戦い、悪をやっつけてスッキリしたい・・そういう心境のときにはベストの映画か。予想外の展開もあるが、それも主人公を引き立てるための演出だったのかなと思う。
毎日新聞の5日付朝刊に「景気 先行き強気」と題する特集記事が掲載されていた。主要企業120社にアンケートを実施し、1年先の景気がどうなるかを尋ねたらしい。約8割に相当する98社が「良くなる」と回答しているが、質問が設備投資の有無や懸念材料、安部政権に望む経済政策に及ぶと意見が分かれる。当然と言えば当然だが、企業により見る位置や方向が異なってくるからだろう。

景気先行き

特集記事には旭化成、味の素、伊藤忠商事、デンソー、パナソニック、大成建設、大和證券といった日本を代表する企業の「トップの一言」も紹介されている。大変興味深く読ませてもらったが、最も印象に残ったのは三越伊勢丹ホールディングス大西洋社長の一言だ。多くの方が各々の業界に触れながら自社の業況や業績を語るという、良く言えば業界を代表しての発言、悪く言えば無難な発言をされている中、大西社長は100%自社について語り、しかも具体的な経営方針を述べておられる(⬇)

「絶対的な価値のある品揃えの強化と、地域商圏特性に応じた百貨店店舗モデルの構築、EC(電子商取引)や中型店舗など顧客接点の拡大により、消費増税を乗り越えて収益増を目指す」。

業界と業界を隔ててきた垣根が低くなり、又、さまざまな技術が開発されることで、今や「業界」を語ったり「同業者」と一括りにすることが実態に合わない業界が増えているように思う。百貨店業界もそうだろう。そういう中で最初に求められるのは、大西社長の一言のように、業界や同業者がどうであれ「我々はこうするんだ」という力強く明快なトップの一言なのかも知れない。
バイオリンを習い始めてから丸一年経った。

バイオリン

四十数年振りに再開したバイオリンだし、練習が続くかどうか、正直言うと自信がなかったが、先生の褒め方がお上手で、子供の頃より熱心に練習するようになった。それでもなかなか上達しなくて落ち込むときもあったが、そういうときには「うまくなってきたね」という家族の言葉が効いた。それ以上に効果があったのは隣のご主人に言われた一言だ。「最近はバイオリンに聞こえるよ」(笑)

「継続は力なり」という言葉があるが、この一年のささやかな進歩を考えると、ちょっと気恥ずかしくて使えない。もっと地味で謙虚でスローガンにできる言葉はないかなと探していたら、「愚公移山」という言葉が出てきた。故事ことわざ辞典に書かれていた説明は次の通りだ。

「中国の愚公という名の90才にもなる老人が家の前にある二つの大山をほかへ動かそうと、土を運び始めた。人々はその愚かさを嘲笑したが、愚公は子孫がその行いを引き継げば山を移動させるだろうと、一向にひるまなかった。その志に感じ入り、天帝(神様)が山を移動させ平らにしたという故事に基づく」。

勇気の湧く話だ。一日20分、30分の練習を愚公が運んだバケツ一杯の土だと思おう。怠け者の私のことだから、ショベルカーはないかとキョロキョロしたりするのだろうが、そういうときこそ愚公移山を思い出そう(^O^)/

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