小学生の頃に習っていたバイオリンに再挑戦しようと、U子先生の教室を訪れたのが4年前のゴールデンウイーク。早いもので、バイオリンも5年目を迎えたことになる。

 

 

継続は力なり、と自分を褒めたいところだが、ゴルフの再挑戦、山登り、ヨガ、そして、お料理教室はいずれも続いていないから、要はバイオリンとの相性が良かったということだ。そう考えると、自分を褒めるなら、相性の良いものを探し続けたこと、失敗を恐れず試し続けたことを褒めるべきなんだろう。

 

同志社と慶應義塾の定期戦が100回を迎えたことを機に、勝利したチームが一年間預かる盾が新しくなる。この継続に比べれば丸4年など小さなものだ。謙虚に頑張ろう。

 

同慶ラグビー定期戦の日、秩父宮ラグビー場のロッカールームで大八木と一緒になった。黙っていると怖く見えるが、話せば気さくで親切な男だ。早速、そばにいた後輩に頼んで写真を撮ってもらった。

 

 

それにしても、こんなに身長差があるとは思わなかった。調べてみると彼は190cm、私は165cmだから25cmの差がある。多分、体重も30kgや40kgの差があるだろう。

 

ラグビーをしていて身長のハンディキャップを感じたことはなかったように思うが、体重のハンディキャップは文字通り「痛感」させられることが多かった。体重があればあるだけで動かなくても安定感があるが、我々小兵は足を止めると全く何の役にも立たなくなる。又、同じスピードで当たると吹き飛ばされるか、そうはならなくとも大きなダメージが残る。体重の差は痛みを伴うのだ。

 

それでもラグビーを続けたのは、大きな男の間をすり抜けたり、低いタックルで相手の前進を止めたりする快感が忘れられなかったからだと思う。ただ、この年齢になって楽しめるほどラグビーは甘くないようだ。若い頃に思う存分ラグビーをしておいて、本当に良かったと思う。 

いくつになっても、褒められると嬉しいものだ。

 

 

慶應義塾とのシニアOB戦に出た後シャワーを浴びて着替え、ロッカールームを出てきたところでメールが入っていることに気付いた。同級生のA山さんからだった。

 

「見とったで〜! 赤パンの20番、大活躍やったね。充分目立ってたよ。興奮した。これから定期戦が始まるから応援するね。ほなまた。」

 

関西弁丸出しのメッセージに吹き出し、「ほなまた」という挨拶に気持ちが和んだ。タックル1回、ラックの下敷き1回、ボールを持って走ること2回、押されるモールを支えること1回・・・そこでエネルギーランプが点滅し交代を申し出た。キックオフから5分しか経っていなかった。

 

ラガーマンにとり秩父宮は聖地だ。だから十分に走り込み、万全の体調でゲームに臨んだ。しかし、30年ぶりの実戦は想像以上に厳しく、出場できた喜びより悔しい思いを強く感じながらグランドを出た。

 

そんな心境で読ませてもらったA山さんのメールだから、本当に嬉しかった。A山さん、ありがとう。