いくつになっても、褒められると嬉しいものだ。
慶應義塾とのシニアOB戦に出た後シャワーを浴びて着替え、ロッカールームを出てきたところでメールが入っていることに気付いた。同級生のA山さんからだった。
「見とったで〜! 赤パンの20番、大活躍やったね。充分目立ってたよ。興奮した。これから定期戦が始まるから応援するね。ほなまた。」
関西弁丸出しのメッセージに吹き出し、「ほなまた」という挨拶に気持ちが和んだ。タックル1回、ラックの下敷き1回、ボールを持って走ること2回、押されるモールを支えること1回・・・そこでエネルギーランプが点滅し交代を申し出た。キックオフから5分しか経っていなかった。
ラガーマンにとり秩父宮は聖地だ。だから十分に走り込み、万全の体調でゲームに臨んだ。しかし、30年ぶりの実戦は想像以上に厳しく、出場できた喜びより悔しい思いを強く感じながらグランドを出た。
そんな心境で読ませてもらったA山さんのメールだから、本当に嬉しかった。A山さん、ありがとう。

