ものごころが付いた頃から、集団の中で一番自分ができなかった、という記憶がない。小学校低学年までは足が遅かったがビリではなかったし、中学高校では数学が苦手だったが赤点を取ったことはない。

 

ゴルフコンペにも何度か出たが、下から2番目のブービー賞をもらったことはあっても、最下位のブービーメーカーになったことはない。しかし、現在、挑戦している「ハイドンの天地創造」では間違いなく一番後ろを走っている。しかも、前の選手が遠すぎて見えない。

 

 

 

皆さん経験者で、中には何度か歌った方もおられるようだから、マラソンに例えれば、余裕でレースをリードする先頭集団があり、その後ろにマラソン経験者が昔取った杵柄で続き、その遥か後方をマラソン初参加のラグビー選手が汗をかきかき走っているという感じか(笑)

 

マラソン大会には一定の時間内に走ることを求める足切りがある。合唱の練習に参加する度に、その足切りを言われたらどうしようと不安になるが、今のところ大丈夫だ。とにかく前を向いて走り、距離を詰めようと思う。

今朝も早起きしてジョギングに出掛けた。

 

この季節になると、紅白の可愛らしい花が目に付くようになる。韓国の民族衣装チマチョゴリか、赤と白のドレスを来た女性のように見える花だ。調べたら、「ホットリップス」というハーブの一種だった。花言葉は「燃ゆる思い」。

 

 

「燃ゆる思い」と聞くと恋愛を思い浮かべるが、恋愛に限らず、自分の強い関心や情熱、願望を感じることがあれば、それも燃ゆる思いだろう。

 

この間ランチをご一緒した大学の先輩、N原さんは外資系企業のアドバイザーを務めておられる多忙な方だが、「これからやりたい事ってありますか?」という問いに、即座に「ゴルフでシングルになること、日本の近代戦史を研究すること、海外に仕事ではなく遊びで出掛けること」とお答えになった。それぞれに燃ゆる思いの理由があり、大変興味深かったのだが、私の突然の質問にここまで明確に答えた人は居られなかったから感心した。

 

長く仕事をする内に、自分では気付かないが受け身になっていることが多いように思う。組織で仕事をしたり、定められた方法で仕事をしていれば無理もないが、人生もそうなってしまっては少しもったいないように思う。N原さんは私より4才年上だが、4年後の私は同じように即座に答えられるかな、と考えるきっかけになった。

昨日は62才の誕生日だった。

 

嬉しいサプライズが三つあった。

 

【その1】

お昼に毎月参加している勉強会があり、出席した。同志社を卒業された校友が多いのだが、私が誕生日であることを告げると、学生時代グリークラブに居られた方が立ち上がり、「会を始める前にボル君の誕生日を祝いましょう」と皆さんをリードされ、"Happy Birthday to You" を歌って下さった。こんな経験は過去にないし、しかも美しいハーモニーで感動した。ありがとうございました!   

 

【その2】

夜にはファッション業界で働く同志社卒業生の会合があった。繊維メーカーやアパレルメーカー、商社や問屋業、小売業と幅広い業種で働く最年長79才、最年少23才という親子三代の年齢層から約50名が参加され、熱心に情報交換をされていた。食事が一段落したところで、司会の方が「皆さん、ちょっと注目下さい」とおっしゃると、二つのケーキがワゴンに乗せられて出てきた。「今日はボルさんと○上さんの誕生日です」と司会の方がおっしゃり、大きな拍手が湧いた。会を運営されている事務局のご厚意に胸が熱くなった。ありがとうございました!

 

 

【その3】

香織ちゃんから手描きのバースデーカードが届いた。香織ちゃんとは不思議なご縁で、過去に何回かしか会ったことがないのに、文通でつながり、今は交換「絵日記」までさせて頂いている。それを自然に続けられたのは、香織ちゃんが描く「猫ちゃん」の魅力だろう。見ているだけで心が和む。実はファンが多いらしく、コレクションしている人もいると聞く。手作りとは時間を相手のためだけに使うという作業だ。私のためにそういうことをしてくれる人がいるとは、実に幸せなことだ。香織ちゃん、ありがとうございました!