DSKクワイア(男声讃美歌研究会)で毎年参加している横浜市の西区民合唱祭が3週間後に迫った。


当日は、讃美歌から「いつくしみふかき」、高田三郎さんの典礼聖歌から「来なさい重荷を負うもの」、そして、メンデルスゾーン作曲の「Beari Mortui」の3曲を歌うことになっているが、最初の2曲にはパイプオルガンの伴奏が付くとのことで、もちろん、そんな経験は過去に一度もないから、今からワクワクドキドキしている。

「DSKクワイア」のクワイアとは聖歌隊のことで、古くから教会音楽を支えて来たとのこと。ただ、元々は男性のみで構成されることが多く、女人禁制だったし、新約聖書の「コリント人への手紙」には「婦人は教会で黙っていなければならない」とまで書かれているとか。イエス様がそんなことをおっしゃったとは思えないが、長らく教会も男性社会だったのだろう。

明日はお雛祭り。我が家は娘が三人で、今のところ孫娘が二人だ。男性、女性に拘わらず、意欲と能力のある者には開かれた社会であって欲しいと思う。




田村麻子さんのコンサートに出掛けた。場所は青学大の近くにあるフレンチ・レストラン、ロアラブッシュ。風情のある洋館で、1934年に建てられたらしい。今回はそこで食事を頂いた後、田村麻子さんの歌を聴くという贅沢なプランだ。


同志社混声合唱団の方々と同じテーブルを囲んだが、一番の新参者が私だったから、皆さん、いろんな質問を私にして下さった。真面目に答えたが、私はお酒が一滴も飲めないから、酔っ払ったせいにして悪さを働き、いやあれは酒の上の過ちだと言い訳する奴等が断じて許せない、ソ連では注文を取るためにウオッカを飲んで引っくり返った、しかし、ロシア人はちゃんと注文をくれた、というようなお酒の話で盛り上がった。

(クロアチア語でクンツ作曲「不安」を歌う麻子さん)

さて、コンサートの部だか、田村麻子さんがラテン語、独語、仏語、日本語、イタリア語、チェコ語、クロアチア語、英語の8ヶ国語で歌を披露された。「歌は言葉を持つ唯一の楽器」とおっしゃるだけあって、言葉は理解できないものの、歌に込められた思いがひしひしと伝わってくる歌声だった。

圧巻はアンコールで歌われた「朧月夜」だ。歌を聴く内に何故か母のことを思い出し、泣きそうになった。その話を同志社混声合唱団でソプラノを歌っておられる先輩に話したら、「私は泣いちゃったわよ」とのこと。素晴らしいコンサートだった。
昨日は賑やかな一日になり、いろんな方とお話する機会があった。その中には創業者も居られれば二代目もおられ、又、私のようなサラリーマンも居られたから、会話の中身や進め方を思い出し、ついつい比較してしまった。

【手段をじっくり考える創業者】

明確な目的をお持ちで、それにプラスになりそうな人の紹介や意見の具申は大歓迎だし、実現のための提案や問題点の指摘にも謙虚に耳を傾けられる。その後、じっくり考えて最適な手段を選ばれるのだろうが、この謙虚に見えて実は回りを振り回す厚かましさが創業者にはあるように思う。

【思案の続く二代目】

創業者から引継ぐ会社や事業への責任感が強く、創業者を支えて来た先輩社員にも気を遣われる。ただ、世の中の変化に敏感で、自らも変化する必要性を感じて一人悶々とされていることが多い。そういう二代目の背中を押すことになる助言には勇気を得られるようだが、それでも尚、決断には慎重で思案が続く。

【言い訳が上手くなるサラリーマン】

これは私のことです(笑) 会社のルール、組織上の問題点、上司や関係部署の都合、等々、商談を有利に進められそうな言い訳をふんだんに使う。創業者も二代目も経営者なら絶対に使えない言い訳だから、これはサラリーマンの特権だろう。最後は互いの立場を考慮して合意点を探すが、そういう折衝を通して最初から本音で話せる相手も出てくるから面白い。

偉そうに書いたが、誰からも信頼されるようになるには、知識や経験やアイディアより仕事に取り組むひたむきさが一番必要のように思う。私が信頼するかどうかも、結局はひたむきに仕事されているかどうかだから。