毎月、さまざまな展示会があり、繰り返し来るようになった。展示会に来ると、その業界や市場の活力や将来性を肌で感じることができる。出展者や来場者が多ければ、それだけ多くの人を養っているということだ。これは手っ取り早く得られる確かな情報だろう。


もう一つ、展示会期間中に行われる「講演」を聞くと、その市場や業界で話題になっている商品やサービス、企業を知ることができて便利だ。今週はE-コマースやクラウド、AIに関する講演をいくつか聞いたが、広告事業を始めることになったという楽天のお話が大変興味深かった。

楽天には楽天カード、楽天Edy、楽天ポイントカード、楽天ペイなど消費者の購買に関する情報を獲得できる手段がいくつもあるとのこと。その購買データに基づく広告なら、消費者にとっては邪魔にならず、タイミングが良ければ次の購買に結び付くものになるだろう。

楽天は「消費者の個別化」という表現を使っていたが、これからは個人々々が狙われる時代になる。実際、今、私に起こっている現象を言うと、たまたまインターネットで調べたシュークリームの写真と宣伝がパソコンを開く度に出てくる。騙されまいぞ、と心していたのだが、昨夜、立ち寄ったコンビニでシュークリームを買ってしまった(笑) 感心していないで反省しよう。
十連休の最大の効用は「引退後の生活を疑似体験できた」ことかなと思う。連休中にやりたいことをリストアップし、それを実行に移したから、退屈したり怠慢になることはなかったが、もし、明日からの仕事がないとすると、きっと時間をもて余したに違いない。それを実感できる十連休になった。

三つの合唱団に入れてもらい、バイオリンを教わり、いくつかの勉強会に参加させてもらっているから、自分を忙しい身だと思ってきたが、現役ビジネスマンだからそう感じるだけで、引退したら途端に時間が余り、何より好奇心を満たすネタの不足に悩むように思う。仕事はそれほど刺激に富み、興味深いものなのだ。


さて、どうしたものかと思うが、何か自分のペースで研究できるものを探すのはどうだろう。上皇は永年ハゼを研究されてきたらしいし、天皇は水に関する問題を研究されているとか。そういう興味の対象が見付かれば、自由にできる時間が待ち遠しくなるだろう。真面目に探してみよう。
連休中に必ずやるぞと決めていた窓ガラスと網戸の水洗い、そしてベランダの掃除。二日間に分けて無事完遂した。きれいになったベランダに佇み、自分へのご褒美に葉巻を取り出した。


昨年11月のバイオリン発表会を終えたら吸おうと思っていたが、思ったようには上手く弾けなかったので「お預け」にした葉巻だ。しかし、昨日と今日の大掃除は思った通りの出来だから、晴れて火を付けた次第。


英語の表現に "Close but no cigar" というのがあると知った。直訳すると「近い、しかし、葉巻は無しだ」となるが、「惜しい、もうちょっとだ」という意味なんだそうだ。アメリカのカーニバルの力比べで賞品に葉巻が出たことに由来するとか。なるほど、バイオリン発表会の後は吸い辛かった訳だ。

さて、次に葉巻を吸うのはいつで、どんな時だろう。